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1/12日産の次世代を象徴するという「デジタルVモーショングリル」を採用し、フロントフェイスがリニューアルされた「日産ノート」に試乗。2024年1月に発売された。
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2/12新しい「デジタルVモーショングリル」では、ヘッドランプ下の装飾パネルが光るものだと思っていた。しかし、そこにはメッキパーツが埋め込まれているだけで、LEDがデジタルっぽく光るような仕掛けではなかった。ちょっとがっかり。
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3/121.2リッターの直3自然吸気エンジンと電気モーターを組み合わせた日産自慢の電動パワートレイン「e-POWER」。今回試乗した「ノートX FOUR」は4WD車で、最高出力116PSのフロントモーターと同68PSのリアモーターを搭載する。
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4/12写真の主なボディーパネルがターコイズ(トルコ石)、ピラーとルーフ部分がダークメタルグレーのコンビカラーとなる特別塗装色は7万1500円のオプション。
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5/12いつもの首都高で雨の中、「ノートX FOUR」に試乗。相変わらず乗り心地はいいし、パワーもちょうどよくて癒やされる。しかもこのサイズ感。いや~、ノートって本当にいいなぁ。
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6/12助手席前のダッシュボードインサートに水引をモチーフとしたデザインを採用するなどしてインテリアをリフレッシュ。7インチのメーターパネルと9インチのディスプレイが並ぶインストゥルメントパネルが目を引く。
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7/12縦基調のランダムストライプ表皮が採用された新デザインのシートも、最新型「ノート」における特徴のひとつ。内装色はエアリーグレー(写真)とブラックの2種類から選択できる。
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8/12リアバンパーに、インテリアと同じく水引をモチーフとしたアシンメトリーな模様を配置。リアバンパーに埋め込まれるリフレクターが横型から縦型に変更されたのも一部改良モデルの特徴だ。
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9/12ボディーサイズは全長×全幅×全高=4045×1695×1520mm、ホイールベースは2580mmで、数値に変更はない。扱いやすいサイズ感は改良モデルであっても健在である。
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10/12センターコンソールに配置されたスイッチを操作して「SPORT/ECO/NORMAL」のなかからドライビングモードを任意に選択できる。SPORTモードは加速と回生ブレーキが強力になる。
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11/12新デザインのホイールカバーは「幾何学模様をあしらい、立体感と和モダンなイメージを演出した」と紹介される。タイヤは185/60R16サイズの「ブリヂストン・エコピアEP25」が装着されていた。
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12/12「ノート」は走りもデザインもすばらしいが、個人的にはより高級感のある「ノート オーラ」を推す。両モデルの販売比率は55:45とノートが少し多い程度で、意外にも拮抗(きっこう)している。ノート オーラの改良モデルがどんな顔になるのか、こちらも気になる。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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