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1/22前編に続き、2026年上半期をにぎわせた新型車のデザインを大総括! ベストデザインに選ばれるのは、どの一台だ!?
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2/222025年10月に発表、2026年1月に発売された3代目「日産リーフ」。ボディー形状は、先代までのハッチバックスタイルから、クロスオーバーというかクーペSUV風のスタイルに刷新された。
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3/22デザインコンセプトは「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」。日本独自の美意識をデジタルな時代感覚にマッチさせたものとのことで、例えばAピラーからルーフへと続くウィンドウラインのアクセントは、日本刀に着想を得たものだという。
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4/22つるりとしたルーフラインが特徴的な3代目「リーフ」だが、その弊害で、後席の頭上スペースはカツカツだ。
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5/223代目「リーフ」(上)と「アリア」(下)のルーフ後端の比較。通常はアリアのように、ルーフスポイラーに偽装(?)して車内空間を稼ぐのだが、リーフではデザイン性を優先したかたちだ。
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6/22渕野「『リーフ』のようなクルマなら、シルバー系の色だと車体の質感が分かりやすいと思うのですが……」
ほった「そういえば、現行リーフにシルバー系の色ってありませんね」
清水「近い色として、『ダークメタルグレー』があるぐらいだね」 -
7/222026年5月に発売されたばかりの「トヨタ・ランドクルーザー“FJ”」。本格的なオフロード性能を備えたクロスカントリーモデルだ。
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8/22「ランドクルーザー“FJ”」と同じくタイで生産され、「IMV」系のプラットフォームを用いる「ハイラックス チャンプ」。そこはかとなく、ランクルFJに似てる?
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9/22「ランドクルーザー“FJ”」(上)とそのデザインスケッチ(下)。ボディーに対するフロントタイヤの位置や、フロントオーバーハングの長さの違いに注目。
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10/22比較用に、似たようなボディーサイズの「ディフェンダー90」のサイドビュー。
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11/22渕野「ボディーの角を大きく削っているから、斜めから見るとオーバーハングが長いクルマには見えないんですけどね」
ほった「まぁ、それはそうなんですけどね」 -
12/22「トヨタ・ランドクルーザー“FJ”」の三面図。ロングホイールベースでショートオーバーハング、ワイドスタンスこそカッコいいという既存のカーデザインとは、趣を異にする造形となっている。
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13/22シャシーはラダーフレームで、足まわりは前がハイマウントのダブルウイッシュボーン、後ろがリジッドアクスル。駆動方式はパートタイム4WDで、ローレンジやリアデフロックも装備……とくれば、悪路走破性は本物のはずだ。
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14/22ほった「いいですか皆さん。『ランドクルーザー』って車名は、簡単に名乗っちゃいけないんです。横綱と一緒で、抜群の力量と高い品格が必要でですね、かつては『FJクルーザー』がランクルと名乗れなかった悲劇も……」
清水「いるよねぇ。こういう厄介なオタク」
渕野「それってカーデザインと関係なくないですか?」 -
15/222025年12月に発売された新型「トヨタRAV4」。2026年2月には、151kmのEV走行距離を誇るプラグインハイブリッド車(PHAV)や、そのPHEVをベースにしたスポーティーな「GRスポーツ」もリリースされた。
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16/22モデルによって3種類のフロントマスクを使いわける「RAV4」。スタンダードな仕様の顔は、今はやりのグラデーショングリルに、最新のトヨタ車に共通する“ハンマーヘッド”のヘッドランプの組み合わせだ(写真左)。
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17/222019年に登場した5代目「RAV4」。世の都市型SUVが軒並み乗用車ライクなデザインとなっていくなかで、あえてタフでワイルドなイメージを追求。大成功を収めた。
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18/22米国では2022年9月に発売された6代目「ホンダCR-V」。現行CR-Vは、当初は日本で販売する予定はなかったが、2025年12月に導入が発表された。かつては「トヨタRAV4」のライバルだったが、今では(特に日本では)より上級な、アッパークラスのSUVとしてユーザーに訴求している。……ただ、マーケットの反応はいまひとつのようだ。
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19/22市街地をさっそうと駆ける3代目「日産リーフ」(米国仕様)。グラフィックやディテールをこねくり回すのではなく、全体の造形自体が非常に個性的なので、遠くから見ても実に映(は)えるのだ。
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20/22webCGほったが推した「ホンダ・スーパーONE」。デザインの完成度もそうだが、「このクルマを手に入れたら、なにか面白いことがありそうだ!」と思わせるパワーに、思わず一票としてしまった。
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21/22清水「俺はやっぱり『トヨタ・ランドクルーザー“FJ”』だな!」
ほった「ワタシも、もしこいつが“ランクル”のブランドじゃなかったら、もっとすんなり受け入れられたのかもしれません……」 -
22/22そんなわけで、「カーデザイン曼荼羅」の3人が選ぶ2026年上半期のベストデザインは、新型「日産リーフ」でした。読者の皆さんは、どの新型車が心に刺さりましたか?

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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