林 愛子 の記事一覧(68件)

林 愛子
技術ジャーナリスト 東京理科大学理学部卒、事業構想大学院大学修了(事業構想修士)。先進サイエンス領域を中心に取材・原稿執筆を行っており、2006年の日経BP社『ECO JAPAN』の立ち上げ以降、環境問題やエコカーの分野にも活躍の幅を広げている。株式会社サイエンスデザイン代表。
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2021.2.17 デイリーコラム 林 愛子
電気自動車はなぜ安くならないのか?
電気自動車(EV)が高価な理由は、高価なリチウムイオンバッテリーを大量に搭載しているからだ。しかし、初代「日産リーフ」のデビューからはや10年以上。当時よりも技術革新が進んでいるはずなのに、いまだEVが高価にならざるを得ないのはなぜなのだろうか。
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2021.2.1 デイリーコラム 林 愛子
ソニーやアップルの自動車事業参入は本当か? ソフトとハードの力学から読み解く
ソニーやアップルが自動車事業に参入するという情報は、どこまで本当なのか? 失敗と成功を繰り返してきた両社の歴史と、既存の自動車メーカーにはない「ソフト(体験価値)を大切にする」という事業の姿勢から、技術ジャーナリストがウワサの真偽を探る。
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2020.12.14 デイリーコラム 林 愛子
ついに日本も脱エンジン!? 自動車の電動化へ向けた議論の問題点とEV社会のあるべき姿
世界中で加速する脱エンジン車の流れに、ついに日本でも「2030年代半ばには、すべての新車を電動化する」との発表がなされた。過熱する自動車電動化の議論にみる“落とし穴”とは? EV社会が実現したあかつきには、自動車はどんな姿になっているのか?
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2020.10.30 エッセイ 林 愛子
第633回:ポスト・コロナ時代を技術の力で切り開け! 先進技術の総合展示会「CEATEC 2020」取材記(後編)
コロナ禍の影響により、初めて完全オンラインで行われたIT・エレクトロニクスの総合見本市「CEATEC(シーテック)」(主催:CEATEC 実施協議会)。各出展者が発表したさまざまな情報・技術の中から、モビリティーの未来に関するものを紹介する。
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2020.10.21 エッセイ 林 愛子
第631回:ポスト・コロナ時代を技術の力で切り開け! 先進技術の総合展示会「CEATEC 2020」取材記(前編)
“ポスト・コロナ”の時代に向けた、さまざまな技術を提案。オンラインイベントとして開催されている最先端技術の展示会「CEATEC(シーテック)2020」より、自動車の進化に関連するさまざまなアイデアを紹介。自動車の未来を探る。
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2020.7.13 デイリーコラム 林 愛子
トヨタ・マツダ・デンソーのEV共同開発会社が業務を終了 2年9カ月の協業がもたらした成果を考える
トヨタとマツダ、デンソーの3社が設立した、EVの共同技術開発会社「EV C.A. Spirit」が業務の終了を発表した。2年間の“期間限定”で立ち上げられたこの会社では、どのような研究が行われていたのか? 技術ジャーナリストが読み解く。
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2020.6.3 デイリーコラム 林 愛子
あなたの愛車もEVに!? エンジン車をベースとしたコンバージョンEVの最新事情
コンバージョンEVは既存のエンジン車をベースに改造したEVである。とはいえ費用や安全性などを考えると、手軽に楽しめるものではないのが実情だ。コンバージョンEV製作のガイドラインをつくっている一般社団法人電気自動車普及協会に最新事情を聞いてみた。
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2020.5.20 デイリーコラム 林 愛子
新たな基準値は25.4km/リッター 4月に施行された2030年度燃費基準とは?
2030年度を達成目標とした乗用車の新たな燃費基準が、2020年4月1日に施行された。燃費の算定において「Well-to-Wheel」=「井戸から車輪まで」という考え方が、世界に先駆けて取り入れられているのが特徴だ。その内容を詳しく解説する。
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2020.5.4 デイリーコラム 林 愛子
クルマの電動化は待ったなし! これから10年で技術はどこまで進化する?
欧州各国が2030~2040年代をメドにハイブリッド車やプラグインハイブリッド車も含めたエンジン搭載車の販売禁止を打ち出している。その始まりが本当に2030年だとすれば、あとたったの10年。クルマの電動化はどれだけ進むのだろうか。
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2020.4.22 デイリーコラム 林 愛子
早期終息を願う気持ちは世界共通! コロナ禍に対する自動車業界の取り組み
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス問題。早期終息を願う気持ちは世界共通であり、もちろん自動車業界だって同じだ。「Stay Home」を訴えるメッセージの発信や医療物資の生産など、各社の取り組みを紹介する。
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2020.4.8 デイリーコラム 林 愛子
最適ルートはAIだけが知っている!? カーナビのルート案内最前線
立ち寄り先が10カ所ある場合、その巡回パターンは全362万8800通りにものぼる。その中から瞬時に最適なルートを見つけ出してくれるのがAIだ。カーナビのルート案内の最前線を解説する。
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2020.2.26 デイリーコラム 林 愛子
マイカーがあれば大丈夫!? 地方都市におけるMaaSの必要性を考える
数年前から注目を集めているMaaS(マース/Mobility as a Service)だが、マイカー天国ともいえる地方都市で必要になるときはやってくるのだろうか。MaaS普及に関する最新の取り組みを紹介する。
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2020.2.19 デイリーコラム 林 愛子
完全自動運転を実現に導く!? カーナビの地図技術最前線
2020年中に国内でレベル3の自動運転がお目見えするといわれているが、それはあくまで自動車専用道路に限った技術だ。しかし、日立製作所の技術を使えば、一般道での自動運転が実現する可能性があるという。自動運転の核心をなす、最新の地図づくりの取り組みを紹介する。
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2020.1.27 デイリーコラム 林 愛子
電気自動車を再発明する革命児!? 2020年にトヨタがお披露目する“全固体電池”の正体
トヨタ自動車が2020年の東京オリンピック/パラリンピックのタイミングでお披露目すると公言している全固体電池。次世代のバッテリーと呼ばれるようになって久しいが、既存の電池と比べてどのような点で優れているのだろうか。
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2019.10.24 自動車ニュース 林 愛子
【FUTURE EXPOの歩き方】見知らぬ美少年とのシェアドライブを疑似体験
AIが進化し、カーシェアリングが今よりずっと生活の中に浸透した未来では、どのような体験が私たちを待ち受けているのだろうか? トヨタ最新のコンセプトカー「LQ」のVRコーナーで、そんな未来のドライブを疑似体験してみた。
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2019.10.24 自動車ニュース 林 愛子
OPEN ROAD:試乗しながら考える小型モビリティーの可能性
有明エリアと青海エリアをつなぐ全長約1.5kmの「OPEN ROAD」では、公道では試せない、さまざまなパーソナルモビリティーに乗ることができる。個性豊かなモデルの試乗を通し、技術ジャーナリストの林 愛子がモビリティーの未来に思いをはせた。
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2019.10.24 自動車ニュース 林 愛子
【FUTURE EXPOの歩き方】自動運転に欠かせない要素技術に注目
いまや自動車メーカーだけでなく、さまざまな企業が実用化へ向け挑戦を続けている“自動運転”。FUTURE EXPOには、そんな未来のシステムに欠かせない要素技術も数多く展示されていた。その好例となる2つの展示を紹介しよう。
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2019.10.24 自動車ニュース 林 愛子
【FUTURE EXPOの歩き方】“燃料電池”と“宇宙”を通して未来を味わう
今回の東京モーターショーで併催される、未来の技術やサービスをテーマとした体験型展示イベント「FUTURE EXPO」。技術ジャーナリストの林 愛子がまず注目したのは、壮大な未来を感じさせる、宇宙や次世代エネルギーにまつわる展示だった
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2019.10.21 デイリーコラム 林 愛子
“2050年・80%電動化時代”の救世主となるか?
走りながら充電する新技術がモビリティーを変える普及がいまひとつ進まない電気自動車の救世主となるか? 東京大学と、ブリヂストンや日本精工などの企業が共同で開発を進めている「走行中ワイヤレス給電インホイールモーター」が秘めた可能性と、未来のモビリティーにもたらすであろう変革について考えた。
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2019.9.23 デイリーコラム 林 愛子
メーカーの垣根を越えた協業が加速
EV専用アーキテクチャーが自動車業界を変える日欧の自動車メーカーが積極的に取り組んでいる、EV専用アーキテクチャーの開発と共用は、EVの普及を促す起爆剤なのか、それともクルマをコモディティー化する禁じ手か。メーカーの垣根を越えた協業の思惑と、それがもたらす自動車の未来について考えた。