林 愛子 の記事一覧(68件)

林 愛子
技術ジャーナリスト 東京理科大学理学部卒、事業構想大学院大学修了(事業構想修士)。先進サイエンス領域を中心に取材・原稿執筆を行っており、2006年の日経BP社『ECO JAPAN』の立ち上げ以降、環境問題やエコカーの分野にも活躍の幅を広げている。株式会社サイエンスデザイン代表。
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2022.4.13 デイリーコラム 林 愛子
空を駆け巡るクルマに未来はあるか 2025年の大阪万博に見るモビリティーの夢と現実
2022年3月22日に「空飛ぶクルマ」を手がけるSkyDriveとスズキが事業提携を発表した。もともとSkyDriveは2025年の大阪万博で空飛ぶクルマを飛ばすと公言しているが、今回の発表には「事業化」「商用運航」の言葉が盛り込まれた。その道筋と可能性について考察する。
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2022.3.18 デイリーコラム 林 愛子
目指すは新しい価値の創造 ホンダとソニーのトップが語ったEV事業提携の意義
ホンダとソニーが電動モビリティーの事業における提携を発表。「スーパーカブ」と「ウォークマン」で新しい価値を創造した両社は、自動車の分野でも再び新風を巻き起こすことができるのか。記者会見の内容から、両社の目指す新しいEV事業の方向性を探った。
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2022.3.2 デイリーコラム 林 愛子
止まらない輸入車の値上げ 「原材料費の高騰」とは具体的に何が高騰しているのか
「原材料費の高騰」を理由とする輸入車の価格改定が相次いでいる。改定といってもそのほとんどが値上げなわけだが、具体的にどんなものが高騰していて、どんなメカニズムを経て製品の値上げにつながっているのだろうか。
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2022.2.4 デイリーコラム 林 愛子
社会課題をモビリティーで解決 学生と考える“2040年のEV”のあるべき姿
18歳以上の学生を対象に、未来のEVのあるべき姿を問う「国際学生EVデザインコンテスト」。社会課題の解決に寄与する、社会の仕組みを変革するモビリティーとはどのようなものなのか? 「2040年の世界」におけるEVのあるべき姿を考えた。
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2022.1.31 デイリーコラム 林 愛子
ジドーシャで再生可能エネルギーの活用を推進! EVと電力網をつなぐVGI普及の条件
日産が福島県で実証実験をスタート! 電気自動車を用いて再生可能エネルギーの効率的な活用を実現するという「VGI」とはなんなのか? 実用化にはどんなハードルがあるのか? 脱炭素社会における、ジドーシャの在り方、使われ方を考えた。
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2021.10.29 デイリーコラム 林 愛子
売上高も純利益も過去最高 コロナ禍でも半導体不足でもテスラが絶好調だったワケ
テスラが2021年7~9月期において、過去最高の売上高と純利益を記録! 自動車に限らず、コロナ禍や半導体不足などで世界の産業が揺らぐなか、彼らはどうして成長を維持できたのか? 他のメーカーに対するテスラの特異性を探った。
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2021.10.15 デイリーコラム 林 愛子
EV普及への課題を解決! 未来のモビリティー社会を構築する“ブロックチェーン”の重要度
減少する財源の補填(ほてん)に、EVの保守管理や評価基準の策定と、新しいモビリティー社会の構築には環境面でも問題が山積している。それらの解決策として期待されているのが、この分野におけるブロックチェーンの活用だ。国際的に研究が進むデジタル技術を解説する。
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2021.10.8 デイリーコラム 林 愛子
カーナビがGoogleマップに!? ホンダ×Googleで自動車のインフォマティクスはどう変わる?
ホンダが2022年度から主要車種にAndroidプラットフォームを搭載すると発表した。巨大IT企業群“GAFA”のなかでもとりわけ強い力を持つGoogleと、インフォマティクスに格別の思いを持って取り組んできたホンダ。両社の提携でクルマはどう進化していくのだろうか。
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2021.9.22 デイリーコラム 林 愛子
日本のEV用充電インフラは本当に遅れているのか?
電気自動車の話題になると「インフラの整備が……」という議論になることが多いが、日本の充電インフラは本当に欧米各国などよりも整備が遅れているのだろうか。わが国は世界でいち早く「三菱iMiEV」や「日産リーフ」といった量産EVを送り出しているのだが。
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2021.8.11 デイリーコラム 林 愛子
自動車ブランドがEV専業化を続々と宣言! 青写真通りに進むと10年後はどうなっている?
ボルボやジャガー、ホンダなど、自動車ブランドのEV専業化宣言が相次いでいる。各ブランドが思い描いた通りに事が運ぶと、10年後には一体どんな未来がやってくるのだろうか。
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2021.7.30 デイリーコラム 林 愛子
エンジン車の排除に「国境炭素税」の検討 もはや誰にも止められないEUの環境規制強化
カーボンニュートラルの実現に向けて大きく舵を切った欧州が、再びその施策を加速させようとしている。2035年以降のエンジン車廃止と「国境炭素税」の設定を表明したのだ。EUの環境政策が、世界の、日本の自動車産業にもたらす影響を考える。
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2021.7.9 デイリーコラム 林 愛子
キーワードは“LCA”と“ESG” 自動車メーカーが全方位で環境対策に乗り出すワケ
自社の取り組みだけでなく、取引先にもCO2削減を要求。自動車メーカーが、ここにきて急速に環境対策を推し進めている理由とは? 新しい評価基準の登場や、日本政府の動き、世界的な投資の動向など、さまざまな視点から自動車産業を取り巻く環境を解説する。
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2021.6.18 デイリーコラム 林 愛子
水素に地図に街づくりまで トヨタが出資する「ウーブン・プラネット・グループ」とはどんな企業なのか?
2021年1月に発足したトヨタが出資する「ウーブン・プラネット・グループ」は、内部で実証都市のウーブン・シティや自動地図生成プロジェクトを展開しているが、全体の事業内容がよく分からないのが現状だ。果たしてトヨタに何をもたらす企業なのだろうか。
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2021.6.2 デイリーコラム 林 愛子
エネルギー問題解決は植物に学べ!? 人工光合成が世界を変える
二酸化炭素を吸収して酸素を放出する植物の光合成はよく知られているが、それに似た反応を人の手によって再現する「人工光合成」の研究が進められている。人類が植物から学んだこの化学反応は、われわれの未来にどんな効果をもたらしてくれるのだろうか。
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2021.5.19 デイリーコラム 林 愛子
燃料電池車と水素エンジン車はどこがどう違うのか?
2021年5月21日に開幕する「スーパー耐久シリーズ2021」の第3戦に、水素エンジンを搭載した「トヨタ・カローラ スポーツ」が参戦する。トヨタはすでに水素を使った燃料電池車を製品化しているが、水素エンジンはこれとどう違うのか。それぞれの持つメリットを考える。
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2021.5.3 デイリーコラム 林 愛子
佐川の反撃? 中国車の進出? 「佐川急便が中国製EVを導入!」の報道に見る違和感
報道やSNSなどで話題を呼んでいる、佐川急便の「中国生産のEV導入」という発表。ときに「中国車の進出」「脱炭素で後れをとる佐川の反撃」という視点で語られるこの施策だが、ことの本質は本当にそこなのだろうか? 技術ジャーナリストが本当の意義を探った。
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2021.4.30 デイリーコラム 林 愛子
東京モーターショー開催中止! その“これまで”と“これから”を考える
新型コロナウイルスの影響で、開催中止が決まった東京モーターショー。しかしコロナ禍がなくとも、ショーの開催意義はしばしば論じられている。モーターショーが直面する問題とは何なのか? いまあらためて考える。
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2021.4.19 エッセイ 林 愛子
第645回:ダイナミックマップがモビリティーを変える!? 現実空間と仮想空間をつなぐ高精度情報
道路のかたちを高精度な3次元データにまとめたダイナミックマップ。現在、この「機械が読む地図」がモビリティー業界で注目を集めている。自動運転の実用化にもつながるとされる、キーテクノロジーの可能性を探った。
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2021.3.26 デイリーコラム 林 愛子
フォルクスワーゲンが2030年までの技術ロードマップを発表 ドイツの巨人が歩む電動化の道のり
独フォルクスワーゲンが充電ネットワークの整備や車載バッテリーの内製化の推進など、2030年までのテクノロジーロードマップを明らかにした。ドイツの巨人は今後、一体どんな道のりで電動化を推し進めていくのだろうか。
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2021.3.22 デイリーコラム 林 愛子
投資額は3ケタ兆円!? 過熱する「カーボンニュートラル」競争と日本の自動車産業がとるべき道
過熱する報道も手伝って、宣伝合戦の様相を呈しつつあるカーボンニュートラル競争。さまざまな国・地域が、膨大な額の投資計画や過度な環境規制を公表しているが、そのなかにあって日本の自動車産業がとるべき道とは? CO2削減へ向けた合理的な施策を考えた。