第89回:「ホンダ・プレリュード」を再考する(後編) ―全部ハズしたら全部ハマった! “ズレ”が生んだ新しい価値観―
2025.10.29 カーデザイン曼荼羅 拡大 |
24年ぶりの復活もあって、いま大いに注目を集めている新型「ホンダ・プレリュード」。すごくスポーティーなわけでも、ストレートにカッコいいわけでもないこのクルマが、これほど話題を呼んでいるのはなぜか? カーデザインの識者と考える。
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縮小する“普通のクーペ”市場
webCGほった(以下、ほった):さて、今回は発売を境に世間の評価が変わったんじゃないか? という新型プレリュードのお話をしているわけですが。プロトタイプのころと今とで違う点といえば、インテリアをがっつり見られるようになったことも挙げられますけど。
渕野健太郎(以下、渕野):基本のレイアウトは「シビック」とそんな変わらないと思いますけど、外側を変えて、センターコンソールをしっかりつくり込んだような印象です。そんなに新しいことはしてないんですけどね。
ほった:このクルマだと、押しボタン式のシフトセレクターが結構しっくりきますね。
渕野:このクルマの場合はね。
ほった:内装の色が、ほとんどブルーと白の組み合わせなんですよね。ボディーカラーが白の場合だけ、ブルーと黒の組み合わせも選べる。アメリカでもこの組み合わせだけなのかな? あっちの人ってブラウンが好きなイメージなんだけど。
清水草一(以下、清水):そうなの?
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