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2/22“バタバタ”と呼ばれたエンジン付き自転車(1946年10月)。写真の個体では、燃料タンクは車体中央に装着されている。
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3/22“バタバタ”に装備されたエンジンは、旧陸軍6号無線機発電用小型エンジンを改良したものだった。
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4/22「スーパーカブ」にまたがる本田宗一郎(1906-1991)。写真は1971年に鈴鹿製作所で行われた、二輪累計生産1000万台達成セレモニーでのもの。
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5/22本田宗一郎設計のA型エンジンを搭載したエンジン付き自転車(1947年3月)。
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6/22「ドリームD型」(1949年8月)
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7/22財務面や営業面でホンダを支えた藤澤武夫(1910-1988)。
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8/22「スーパーカブ」は今日でも生産が続けられており、2017年10月には累計生産台数が1億台を突破している。写真は最初期モデルの「スーパーカブC100」(1958年8月)。
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9/22ホンダはマン島TTレースにおいて、参戦初年度の1959年にメーカーチーム賞を獲得。1961年には125ccクラス、250ccクラスともに1~5位を独占する完全勝利を収めた。写真は250ccクラスで4位に入った日本人ライダーの高橋国光。
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10/22ホンダ初の四輪市販モデルである「T360」(1963年8月)。軽トラックでありながら、非常に高性能な4気筒DOHCエンジンを搭載していた。
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11/22「S360」の市販モデルは軽規格の枠を超え、531ccのエンジンを搭載した「S500」(1963年10月)としてデビューした。
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12/22「S500」に搭載された4気筒DOHCエンジン。44psの最高出力を8000rpmで発生した。
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13/221965年のメキシコグランプリにて、チェッカードフラッグを受けるリッチー・ギンサーの「ホンダRA272」。ホンダにとって、F1デビューから11戦目での初優勝だった。
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14/22ファミリー向け軽乗用車の「N360」(1967年3月)。二輪で培ったエンジンの高い性能と、広い車内空間により、日本の軽乗用車の水準を大きく引き上げる存在となった。
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15/22大ヒットとなった「N360」にはさまざまな派生モデルが登場した。写真はライトバンタイプの「LN360」。
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16/22本格的な乗用車メーカーとなるべく、ホンダが肝いりで投入した小型乗用車の「1300」(1969年4月)だが、販売的には芳しい結果を残せなかった。
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17/22「1300クーペ 7 GL」(1970年2月)。動力性能では高いパフォーマンスを示した「ホンダ1300」だが、振動や騒音の大きさがネックとなっていた。
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18/22水冷エンジンの優位性を主張し、本田宗一郎と対立した久米是志(左)と河島喜好(右)。ともに、後に本田技研工業の社長を務めることとなった。
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19/22「1300」の後継モデル「145」に搭載された1433ccの水冷4気筒OHCエンジン。一足早くデビューしていた「シビック」のエンジンをベースに、排気量をアップしたものだ。1300での失敗を踏まえ、ホンダも空冷エンジンを随時水冷エンジンに置き換えていった。
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20/22CVCCエンジンを搭載した「シビックCVCC DX」(1973年12月)。写真は量産第1号車である。
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21/22CVCCエンジンは、吸気バルブとインジェクターの備わる副燃焼室で発生した火種を着火に用いることで、それまでのエンジンでは不可能だったリーンバーンを実現していた。
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22/22ホンダの歴史を紹介する博物館「ホンダコレクションホール」のエントランスを飾るオブジェには、本田宗一郎の直筆による「夢」の文字が刻まれている。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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