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1/22
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2/22トヨタとスバルの協業によって生まれた「bZ4X」。BEV専用アーキテクチャー「e-TNGA」を新開発し、低重心化とボディーの高剛性化を追求している。
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3/22ボディーサイズは全長×全幅×全高=4690×1860×1650mm。トヨタ車では「RAV4」や「ハリアー」と同等のサイズだが、2850mmのホイールベースは既存の2車よりもだいぶ長い(RAV4とハリアーは2690mm)。
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4/22リアコンビランプとバックドア、バンパーがタイヤに向かって伸びるデザインとすることで低重心感を表現している。
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5/22バンパーの開口部を上下に薄いデザインとすることで、トヨタのBEVとしての独自性を表現している。
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6/22リアのトヨタエンブレムは内部がブラックで埋められている。ブルーがあしらわれたハイブリッド車などとは異なる表現にチャレンジしている。
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7/22スバル版である「ソルテラ」(写真左)とフロントマスクを比べてみる。「bZ4X」のほうがよりシンプルな印象だ。
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8/22ボンネット内部の中心には電力変換と電力分配、充電機能を統合した「エレクトリシティーサプライユニット」を搭載している。
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9/22駆動用バッテリーの容量は71.4kWh。出力7kWまでの普通充電と出力150kWまでの急速充電に対応している。
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10/22タイヤはFWD車が18インチ、4WD車は上位グレードが20インチ(写真)で下位グレードが18インチを履く。
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11/22一充電あたりの航続可能距離はFWD車が530km前後、4WD車が460km前後と公表されている。
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12/22インストゥルメントパネルの上面が低く抑えられているためキャビンは開放感にあふれる。助手席の前方部分などにはファブリックが貼られている。
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13/22フル液晶タイプのメーターはフードレスとなっており、プジョーの「iコックピット」と同様にハンドルの上から見る。遠視点化によって視線移動を最小限に抑えている。
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14/22シフトセレクターはダイヤル式。シルバーのリングを押し込んで操作する。
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15/22「レクサスNX」などと同じ最新のインフォテインメントシステムを搭載。高さを抑えたインパネに合わせて画面がだいぶ横長になっている。
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16/22駆動用バッテリーは床下に敷き詰められるほか、車体骨格の一部としても活用。低重心化と高剛性化を実現している。
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17/22センターコンソールはブリッジ形状となっており、その下は大きな収納スペースとして活用される。コンソールボックスやドアポケットなども大型化されているため、助手席前方のグローブボックスが省かれている。
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18/22速暖性に優れるふく射ヒーターをトヨタ自動車として初採用したほか、エアコンには乗員の周囲のみを省電力で暖めるモードを設定。空調使用による航続可能距離の低下を抑えている。
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19/22ロングホイールベースの恩恵で後席の足元空間は広い。ただし、座面高が低く、一定以上の身長の人だとひざが浮いて後傾気味に座ることになる。そのためドアアームレストも斜めに取り付けられている。
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20/22荷室にはゴルフバッグを横向きに4つ積載可能。後席背もたれは60:40分割で前に倒せる。
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21/22トヨタbZ4Xプロトタイプ
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22/22トヨタbZ4Xプロトタイプ

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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