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1/26欧州での世界初公開からおよそ4カ月……。ようやく日本でも発表された「マツダCX-80」。発売は2024年秋の予定だ。(写真:向後一宏)
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2/26上から順に「CX-60」「CX-70」「CX-80」「CX-90」。CX-80の登場により、当初計画されていたラージ商品群は、すべてのモデルが出そろうこととなった。
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3/26マツダのデザインテーマ「魂動-Soul of Motion」を体現するコンセプトカーとして、2010年9月に発表された「靭(SHINARI)」。このクルマの登場が、マツダのデザイン改革のはじまりだった。
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4/262012年10月に受注開始、同年11月に発売された3代目「アテンザ」。前年発表のコンセプトカー「雄(TAKERI)」をベースとした、ダイナミックなデザインが特徴だった。
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5/262016年のロサンゼルスオートショーより、コンセプトカー「RXビジョン」と前田育男氏。
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6/262014年9月に受注が開始された4代目「デミオ」。2019年の一部改良に伴い、日本でも車名が海外名の「マツダ2」に改められた。
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7/262014年のロサンゼルスオートショーで発表され、翌年2月に日本で発売された「CX-3」。こちらも車齢はすでに満9年を数える。
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8/26今見ても斬新なスタイリングの「マツダ3」。「ワールドカー・オブ・ザ・イヤー」の部門賞で、その年にデビューしたクルマのなかで最も美しいクルマを選出する「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。
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9/262015年に登場した4代目「ロードスター」。あまりにデザインの評価が高いことから、2023年10月の大幅改良(発売は2024年1月)では、「いかにデザインを変えないか」という、通常とは逆の問題で苦労したとか。
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10/26これまたプロポーションがナイスなコンパクトSUV「CX-30」。マツダは欧州のプレミアムどころと並んで、プロポーションで勝負しているメーカーなのだ。
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11/262022年3月に世界初公開、同年6月に日本で受注が開始された「CX-60」。マツダのラージ商品群の第1弾モデルだ。
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12/26上から順に「CX-60」と「CX-5」「CX-8」のサイドビュー。他の2車種が前端にいくほどボンネットが低められていくのに対し、「CX-60」はフードのシルエットは比較的水平基調で、鼻先が高い位置にある。
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13/26「CX-5」のフロントまわりは、前端にいくにつれ低く抑えられていくボンネットのRで、“タメ”を表現。ボンネットからフロントフェンダーの上を通り、ドアパネルへと回り込むキャラクターラインも躍動的だ。
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14/26こちらは「CX-60」のノーズ。「CX-5」ほどのタメ感はなく、ヘッドランプの位置も高め。またキャラクターラインで躍動感を表現するような手法も取り入れられていない。
ほった「躍動感より車格感とか、高級感を意識したんでしょうか」 -
15/26ほった「確かに、この顔でグイグイくる感じは、過去のマツダ車にはないものですね」
清水「『CX-60』はそこがイイと思うんだけどなぁ」 -
16/26清水「今どき、これほど潔くフロントが絶壁なクルマはないよ!」
ほった「私も絶壁顔は嫌いじゃないんですが、『CX-60』はキャビンから後ろのフォルムを思うと、もう少し低くてもいい気がするんですよねぇ」 -
17/262代目「プリンス・スカイライン」に1965年から設定された「GT」。鼻先を200mm延ばし、無理やり2リッター直6エンジンを積んだ高性能モデルだった。
ほった「『L型積んだ~』ってことは3代目以降のモデルなんでしょうが、スカGといえばこれだろ! と思うので、2代目の写真を使わせていただきました」 -
18/26「CX-5」の人気は「CX-60」の発売以降も健在。2023年は60を僅差で抑えて“日本で一番売れたマツダ車”に。2024年上半期も「マツダ2」に次ぐ2位の位置につけている。
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19/263列6人・7人乗りのキャパシティーを確保する、長いキャビンを備えた「CX-8」。このキャビンはデザインの面でも奏功しており、フロントで生まれた勢いがそのままリアへと流れていく、伸びやかな意匠を実現していた。
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20/26新しい3列シートSUVの「CX-80」。マツダのデザイン主査で、同車のチーフデザイナーを務める玉谷 聡氏は「既存のマツダ車にはない“豊かさ”を見せることにチャレンジした」という。(写真:向後一宏)
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21/26「CX-80」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4990×1890×1710mm(ルーフレールありの場合、なしの場合は全高=1705mm)。ホイールベースは3120mm。「CX-8」と比べると全長は+65mm、全幅は+45mm、全高は-25mm、ホイールベースは+190mmとなっている。前後・左右方向にサイズアップした格好だが、それ以上にホイールベースの伸長が著しい。(写真:向後一宏)
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22/26北米で販売される「CX-90」のボディーサイズは全長×全幅×全高=5100×1994×1745mm。ホイールベースは「CX-80」と同等だが、全長はこちらのほうが110mm大きい。
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23/26「CX80」のフロントビュー。日本の道路事情を考慮して全幅は1.9m未満に抑えられているが、それでも「CX-8」より拡幅したいっぽうで全高は下げられているので、真正面から見たらスタンスはむしろよくなっている。(写真:向後一宏)
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24/26清水「ボクはストレッチリムジン的なカッコよさがあると思うんだけどなぁ」
ほった「実際、カッコよかったですよ。ただパッケージングとの折り合いとかの苦労もしのばれて、なんか今までのマツダっぽくないというか、そのへんのアプローチはむしろ『……なんかスバルっぽいぞ?』って思っちゃいました」 -
25/26マツダの現行SUV/クロスオーバーの国内ラインナップ。
ほった「これに加えて、日本未導入のモデルもあるわけでしょう。マツダも、ラインナップそのものは多いんですけどね」
清水「マーケットに応じて『CX-80』『CX-90』とつくり分けているだけでも、大したものだよ」 -
26/26渕野「クルマそのもののデザインは質感が高くていいんですけどね……」
ほった「マツダのデザイン原理主義は変節しちゃったのか、それともそんなことはないのか。気になるところですねぇ」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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