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1/22今回のテーマは、日本を代表する自動車メーカー、トヨタのカーデザインについてである。写真は国内最量販車種のひとつ(2つ?)の「ヤリス」(写真向かって左奥)と「ヤリス クロス」(同右手前)。
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2/22国内向けの乗用モデルだけでも50を超えるラインナップを擁するトヨタ&レクサス。海外向けのモデルも含めると、その数は数えきれないほどだ。写真は北米向けのフルサイズピックアップトラック「トヨタ・タンドラ」。
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3/22「天才タマゴ」という印象的なキャッチフレーズとともに、1990年に登場した初代「エスティマ」。言葉どおりのタマゴ型ボディーは、今見ても新鮮だ。
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4/221989年に登場した初代「セルシオ」。海外では姉妹車の「レクサスLS」が大ヒットを記録し、欧米メーカーの高級車づくりに多大な影響を与えた。
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5/22日本の量販モデルとして初めてガルウイングドアを採用した、コンパクトクーペの「セラ」。ルーフに大きく回り込んだガラスエリアが開放的でスタイリッシュだが、webCGでも原稿を執筆する元オーナーいわく、カンカン照りの日の車内は地獄だったとか……。
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6/221989年に登場した5代目「セリカ」。先代は“流面形”と呼ばれるシャープなフォルムで人気を博したが……。
清水「ほった君、このクルマの記憶とか印象とかってある?」
ほった「デザインではちょっと(笑)。でもWRCでバリバリに活躍してたので、そちらの意味ではすごく印象的なクルマでしたよ」 -
7/22初代「エスティマ」は、トヨタが北米をはじめグローバルに通用するミニバンを求めて開発したモデルだ。海外では「プレビア」と呼ばれた。
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8/22当時の日本では珍しい3ナンバーサイズのミニバンだったが、販売面ではそれがネックになることも。後に5ナンバーの廉価モデル「エスティマエミーナ/ルシーダ」も販売された。
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9/22初代「エスティマ」のインストゥルメントパネルまわり。エクステリアに負けず劣らず未来的なデザインで、当時を知る人いわく、本当にタマゴの中に入って運転しているような感覚が味わえたとか。
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10/22サイドビューを見ると、フロント/リアの灯火類まわりが逆スラントしているのがわかる。これによってフォルムをまとめ、裾の広がった締まりのないイメージとなるのを避けていたのだ。
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11/22ボンネットの下にエンジンはなし! アンダーフロアミドシップレイアウトをうたう初代「エスティマ」は、2.4リッター直4エンジンを75°も傾けて、床下に搭載していたのだ。
清水「でもそれって、キャブオーバーバンみたいなもんなんじゃ……」
ほった「それは、言ってはいけない約束です」 -
12/221993年に登場した6代目「セリカ」。5代目もフロントオーバーハングの長いクルマだったが、6代目では迫力満点の丸目4灯マスクとなり、ボンネットもボリュームアップしたことから、以前にも増して“頭でっかち”に感じられるようになってしまった。
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13/221999年登場の初代「ヴィッツ」。広い車内とギリシア人デザイナー、ソティリス・コボス氏による日本車離れしたデザインが特徴で、日欧でカー・オブ・ザ・イヤーをダブル受賞した。
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14/22初代「ヴィッツ」のコンポーネントを使って開発されたハイトワゴンの「ファンカーゴ」。積載性の高さに加え、楽し気な雰囲気も大きな魅力だった。
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15/22(今風に言うと)都市型コンパクトSUVの先駆けとして登場した初代「RAV4」(1994年)。
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16/22トヨタの「WiLL(ウィル)」シリーズは、異業種間コラボによるブランド創出プロジェクトによって誕生したコンパクトカーだ。既存のモデルにはない斬新なデザインをしていたが……。写真向かって右が「WiLL Vi」、同左が「WiLLサイファ」。(写真:郡大二郎)
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17/22「WiLL」プロジェクトでは都合3台のコンパクトカーが開発・販売された。写真はスポーティーなスタイルが特徴の「WiLL VS」。
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18/222009年から2023年まで、14年にわたりトヨタ自動車の社長を務めた豊田章男氏。トヨタにとって久々の創業家社長であり、「もっといいクルマをつくろうよ」を合言葉に強いリーダーシップを発揮した。
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19/222012年登場の14代目「クラウン」では、「アスリート」に写真の“稲妻グリル”を採用。期間限定で、ボディーがピンク色の特別仕様車「ReBORN PINK(リボーン ピンク)」も販売された。
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20/22今をときめく「TNGA」の第1弾モデルとして、2015年に登場した4代目「プリウス」。40km/リッターを超えるカタログ燃費と、アグレッシブすぎるデザインが話題を呼んだ。
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21/22シャープなつり目と台形のロワグリルが特徴の「キーンルック」。2012年登場の「トヨタ86」や2代目「オーリス」(写真)あたりから使われ始め、今日でも「カローラ」シリーズなどにそのモチーフが受け継がれている。
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22/22スーパーカー世代の心を熱くした、ミドシップ12気筒の「フェラーリ・テスタロッサ」。
ほった「……で、テスラロッサに定規をあてた先輩方に失望した若きエンジニアは、その後どうしたんです?」
清水「こんな会社にいたら一生フェラーリは買えない! って思ってトヨタを辞めて、フェラーリ屋さんになったよ」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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