-
1/222024年12月、シエナ県ポッジボンシで屋外スケートリンクの一角に展示されていた「ルノー5 E-Tech」。
-
2/22同市で。「フォード・エクスプローラーE」。2024年に発売された電動クロスオーバーSUVである。
-
3/22「エクスプローラーE」は、フォルクスワーゲンの「MEBプラットフォーム」を使用している。生産拠点は、欧州フォードの歴史的工場であるドイツ・ケルン工場である。
-
4/222024年10月の「エクスプローラー」発売直後、フィレンツェ郊外カンピ・ビゼンツィオのショッピングモール内に展示されていた車両。
-
5/2214.5インチディスプレイを備えたダッシュボード。
-
ルノー の中古車webCG中古車検索
-
6/22満充電からの航続距離(WLTP複合モード)は286PS仕様で602km。価格は204PS仕様の4万3000ユーロ(約705万円)から。
-
7/22写真左は「オペル・モッカe」、右は「シトロエンC3」。両車ともステランティスの「CMP(コモンモジュラープラットフォーム)」が使われている。ポッジボンシにて。
-
8/224代目となる「シトロエンC3」は2023年10月、まずはEV版の「ë-C3」がリリースされたあと、ガソリン版が追加されて現在に至る。
-
9/22「シトロエンC3」の内燃機関版は、1.2リッター(100PS)+6段MTのみ。
-
10/22「オペル・モッカ」は2020年に登場した2代目。
-
11/22「モッカ」はEVの「モッカe」(写真)のほか、ガソリンエンジンのマイルドハイブリッド版と純ガソリンエンジン版が販売されている。
-
12/22もう1台、「CMP」の採用車を発見。2023年春に発売された「ランチア・イプシロン」である。
-
13/22「イプシロン」は、かつて「オペル・コルサ」の生産拠点として設立されたスペイン工場でつくられている。
-
14/22ラインナップはEV版と1.2リッターマイルドハイブリッド版の2本立て。広場でツリーをはさんで右奥にあったのは……。
-
15/22冒頭写真の「ルノー5 E-Tech」だった。
-
16/22「ルノー5 E-Tech」は、サッカー1部リーグでも有名なフィレンツェ県エンポリのクリスマス市にも展示されていた。ドアが開放されていたこともあり、展示車のなかでもとりわけ大きな注目を浴びていた。
-
17/22「フォード・プーマ」。2019年登場のクロスオーバーで、ルーマニアの工場で生産されている。イタリアでフォードを新車登録台数トップ8に押し上げた原動力だ。ポッジボンシで。
-
18/22「フォード・エクスプローラー」が展示されていたフィレンツェ郊外のショッピングモールに、1カ月後の2024年11月末に再訪。展示車がプーマに変わっていた。
-
19/22同上。年末にかけて、やはり売れ筋モデルを選んだのであろう。
-
20/22「日産キャシュカイe-POWER」。窓には「あなたの新型キャシュカイが2万6900ユーロ(約442万円)から」と記されている。エンポリで。
-
21/22日産キャシュカイe-POWER
-
22/22イタリアの「DRオートモビルズ」が2024年に販売開始した「スポルトエクイップ6GT」。ベースは中国・奇瑞のサブブランド「ジェッツアー(捷途)」のSUV「ダーシン」である。全長は4590mm。1.5リッターターボ仕様と1.6リッター仕様がある。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
ルノー の中古車webCG中古車検索
マッキナ あらモーダ!の新着記事
-
第926回:フィアット初の電動三輪多目的車 その客を大切にせよ 2025.9.4 ステランティスが新しい電動三輪車「フィアット・トリス」を発表。イタリアでデザインされ、モロッコで生産される新しいモビリティーが狙う、マーケットと顧客とは? イタリア在住の大矢アキオが、地中海の向こう側にある成長市場の重要性を語る。
-
第925回:やめよう! 「免許持ってないのかよ」ハラスメント 2025.8.28 イタリアでも進んでいるという、若者のクルマ&運転免許離れ。免許を持っていない彼らに対し、私たちはどう接するべきなのか? かの地に住むコラムニストの大矢アキオ氏が、「免許持ってないのかよ」とあざ笑う大人の悪習に物申す。
-
第924回:農園の初代「パンダ」に感じた、フィアットの進むべき道 2025.8.21 イタリア在住の大矢アキオが、シエナのワイナリーで元気に働く初代「フィアット・パンダ4×4」を発見。シンプルな構造とメンテナンスのしやすさから、今もかくしゃくと動き続けるその姿に、“自動車のあるべき姿”を思った。
-
第923回:エルコレ・スパーダ逝去 伝説のデザイナーの足跡を回顧する 2025.8.14 ザガートやI.DE.Aなどを渡り歩き、あまたの名車を輩出したデザイナーのエルコレ・スパーダ氏が逝去した。氏の作品を振り返るとともに、天才がセンスのおもむくままに筆を走らせられ、イタリアの量産車デザインが最後の輝きを放っていた時代に思いをはせた。
-
第922回:増殖したブランド・消えたブランド 2025年「太陽の道」の風景 2025.8.7 勢いの衰えぬ“パンディーナ”に、頭打ちの電気自動車。鮮明となりつつある、中国勢の勝ち組と負け組……。イタリア在住の大矢アキオが、アウトストラーダを往来するクルマを観察。そこから見えてきた、かの地の自動車事情をリポートする。
新着記事
-
NEW
スポーツカーの駆動方式はFRがベスト? FFや4WDではダメなのか?
2025.9.9あの多田哲哉のクルマQ&Aスポーツカーの話となると「やっぱりFR車に限る」と語るクルマ好きは多い。なぜそう考えられるのか? FFや4WDでは満足が得られないのか? 「86」や「GRスープラ」の生みの親である多田哲哉さんに聞いた。 -
NEW
ホンダ・レブル250 SエディションE-Clutch(6MT)【レビュー】
2025.9.9試乗記クラッチ操作はバイクにお任せ! ホンダ自慢の「E-Clutch」を搭載した「レブル250」に試乗。和製クルーザーの不動の人気モデルは、先進の自動クラッチシステムを得て、どんなマシンに進化したのか? まさに「鬼に金棒」な一台の走りを報告する。 -
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか?