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2/192020年に誕生し、2022年6月に日本に導入された「テスラ・モデルY」。今回試乗したのは2025年1月に発表されたマイナーチェンジモデルで、新意匠のフロントマスクや、拡散反射技術を用いたボディーパネルテールライトなどが外観上の特徴だ。
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3/19インストゥルメントパネルまわりからは、機械式のスイッチやコントローラーを徹底的に排除。スタートスイッチもなく、クルマに乗り込んでシートベルトをし、ブレーキを踏んだらもう出発の準備はすべてOK。シフトも自動でDレンジが選ばれており、アクセルに踏み替えたらするすると走りだす、といった具合だ。
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4/19各種インターフェイスが統合されたセンターディスプレイ。今回の改良により、エアコンにスイング機能が、ナビゲーションに天気予報の機能が追加された。
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5/19なんとシフトセレクターもタッチスクリーンに統合。スワイプ操作で前進/後退を切り替える。
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6/19今回の改良ではサスペンションに再調整を加えており、悪路などでの振動吸収性能を51%アップ。ロードノイズや風切り音の低減による、静粛性の向上もトピックだ。
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7/19オプションの、ツートンの内装色が用いられた試乗車のインテリア。今回の改良により、フロントシートにはベンチレーション機能が追加された。(ヒーターは全後席ともに従来型から標準で装備)
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8/19リアシートは形状が見直され、座面長が1.5cm、ヘッドレストの幅が1.7cm大きくなった。背もたれが電動調整式となったのもトピックで、センターディスプレイからワンタッチでフルフラットにすることも可能だ。
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9/19各種機能を直感的に操作できる、後席用タッチスクリーンも追加された。
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10/19車内に圧倒的な開放感をもたらすルーフガラス。シルバーメッキコーティングを追加することで、遮熱効率が26%高められた。
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11/19改良型の「モデルY」では、新設のフロントバンパーカメラを含む複数のカメラで自車周辺を監視。周辺環境や他の交通参加者を詳細なアイコンで表示するほか、必要に応じてカメラ映像も自動で表示する。
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12/19ラゲッジスペースの容量は5人乗車時で最大822リッター、後席をたたんだ状態で最大2022リッターとなっている。
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13/19116リッターというクラストップレベルの容量を持つフロントトランク。今回の改良で仕切り板が追加されたほか、新たに独立した排水口が設置された。
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14/19圧倒的な受電能力の高さも「モデルY」の特徴。充電キャパシティーは実に最大250kWで、テスラの超急速充電器「スーパーチャージャー」を使えば、15分間で最大275km走行分の電気を回復できるという。また専用のアダプターを使えば、CHAdeMO規格の充電器も使用可能。今、最もストレスフリーに乗れるBEVといえるだろう。
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15/19テスラ・モデルYロングレンジAWD
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藤野 太一
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