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1/182026年もいよいよ折り返し! ということで、今回はこの上半期に話題を集めた新型車のデザインをおさらいする。まずは「マツダCX-5」(写真右)と「ホンダ・スーパーONE」(同左)から。
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2/18過日の試乗会より、陽光のもとで見た新型「マツダCX-5」。日本での販売は好調なようで、2026年5月21日の発売より1カ月で、月販目標の5倍にあたる1万台超の受注を得たという。(写真:向後一宏)
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3/18発表時には、口さがない人から「現行型のマイナーチェンジ版では?」などと言われたりもした新型「CX-5」。実際、全体のイメージは受け継がれているが、ボリューム的にはひと回り大きなクルマとなり、また各部のディテールが、「CX-60」などといった最新世代のマツダ車に通じる意匠に変更された。
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4/18マツダの開発関係者いわく、フロントウィンドウやAピラーの付け根については、やや冗長になってしまい、違和感を払しょくし切れなかったと言うが……。
清水「どの辺が?」
渕野「一見しただけでは、分からないレベルですよね」 -
5/18フロントドアパネルに唐突に現れる、キックアップしたプレスライン。(Aピラーの前やドアパネルの切り欠きではなく)ここから前がフロントセクションであるかのように見せる効果があり、それによってサイドビューの間延び感を抑制しているという。
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6/18デザインにおける新型「マツダCX-5」の特徴やこだわりについて語る、開発責任者の山口浩一郎氏。(写真:向後一宏)
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7/18新型(写真右)と旧型(同左)の「CX-5」。こうしてみると、ボリュームの違いが非常に分かりやすい。キャビンはもちろん、フロントまわりの厚みもかなり違う。
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8/18サイドビューで見ると、新型のほうが全長およびホイールベースが115mm、全高が30mm大きく、また後席の居住性を高めるべくキャビンの後ろ寄りにボリュームが持たされている。旧型より立ち気味なリアガラスなども特徴的だ。
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9/18内側へと大きくえぐられたテールゲート。ここまで背面が逆スラントしているデザインも珍しい。
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10/18デザインに対する評価が高かった先代「CX-5」(写真右)の魅力は受け継ぎつつ、より機能性を高め、万人受けするSUVとしたのが新型なのだ。その観点で見れば、このデザインは非常にまっとうと言える。
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11/182026年5月21日に発表、その翌日に販売が開始された「ホンダ・スーパーONE」。日本以外にも右ハンドルのマーケットに輸出されるとのこと。昨今は日本のレトロカーがブームになっているし、海外での反応も非常に気になるところだ。
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12/18読者諸氏ならご存じのことと思うが、まずはハイトワゴン型の軽自動車「N-ONE」(上)があり、それをベースにした軽EV「N-ONE e:」が生まれ、それをベースにバンパーやフェンダーをふくらませたコンパクトEV「スーパーONE」が生まれたという流れだ。
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13/18大きく張り出したフェンダーとバンパーは、軽自動車がベースだからこそ。最初からコンパクトカーとして設計していたら、車内空間の広さなどが優先され、こんなに大胆なスタイルにはできなかっただろう。
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14/18清水氏とwebCGほったが「(デザインは)傑作!」と言ってはばからない「ホンダe」。航続距離を割り切った都市型EVだったが、割高な価格設定もあって短命に終わった。今では開発終了によってコネクテッド機能が止まった中古車が、U-Select(ホンダの中古車販売店)の軒先に並んでいるのだとか。ああ諸行無常……。
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15/18発表会の会場に展示されていた、「ホンダ・シティ ターボII」(1983年)と「スーパーONE」。ホンダは往年の“ブルドッグ”をスーパーONEの精神的なオリジンとしているようだが……。
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16/18ホンダが配布する「スーパーONE」のイメージ写真はご覧のとおり。“ブルドッグ”の再来というにはスマートで、今日のトレンドに合わせてソフィスティケートされているのが分かる。
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17/18一応解説しておくと、「街の遊撃手」とは2代目「いすゞ・ジェミニ」のキャッチコピー。パリの街なかを踊るように走るCM(もちろんCGではない!)で、世間の度肝を抜いた。
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18/18「オーバーフェンダーで走る楽しさをアピールするクルマなんて古い!」という清水氏に対し、「『スーパーONE』の狙いは古くさいホットハッチではない。もう少し都会的でカジュアルなところを突いているのでは?」というのが渕野氏とwebCGほったの意見。皆さまはどちらに共感するだろう?

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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