-
1/16
-
2/16トヨタは1957年10月に米国カリフォルニア州に米国トヨタ販売を設立。1958年にアメリカ市場への本格輸出を開始した。
-
3/161967年のモーターショーにおける日産の展示ブースの様子。日本車は燃費の良さや価格の安さ、品質の高さで、アメリカでも徐々に支持を得ていった。
-
4/16アメリカにおける第2次大戦後の自動車産業の復興は早く、1948年には早くもゼネラルモーターズから“戦後型”のモデルが登場。好景気の後押しもあって、1950年代後半には最盛期を迎えた。写真は1959年型「キャデラック・エルドラド コンバーチブル」。
-
5/161970年代にはアメリカの自動車メーカーも“サブコンパクト”と呼ばれる小型車をラインナップしていたが、日本からの輸入車には太刀打ちできなかった。写真は1970年から1977年にかけて生産された「シボレー・ヴェガ」。
-
6/161977年に完成したトヨタの下山工場。内需・外需の拡大に伴い、日本の各メーカーは生産体制を強化。1980年の国内生産台数は、乗用車、商用車合わせ1104万台に達した。
-
7/16無理な拡大戦略と商品ラインナップの陳腐化により、クライスラーは1970年代後半から深刻な経営不振に陥り、1980年には政府が出資する事態に陥った。写真は1975年型「クライスラー・コルドバ」。
-
8/16世界で初めてマスキー法の規定をクリアするクリーンな排気を実現した「ホンダ・シビック」。オイルショックの影響もあって大ヒットを記録した。
-
9/16こちらも経済性の高さから人気を博した「トヨタ・カローラ」(3代目)。
-
10/16オハイオ州メアリズビルでの四輪車生産の決定を伝える、ホンダの新聞広告(1981年)。
-
11/16ホンダはメアリズビル二輪工場の隣接地に四輪工場を新設し、1982年11月より「アコード」の現地生産を開始した。
-
12/161981年当時のクライスラーの工場の様子。日本の自動車メーカーとアメリカの自動車メーカーでは、生産現場の風土が大きく異なり、それも日本のメーカーがアメリカ現地生産に二の足を踏む要因のひとつとなっていた。
-
13/161983年に日産が初めてアメリカで現地生産を始めた「ダットサン・ピックアップ」。トヨタと日産は、まず小型トラックから現地生産を開始した。
-
14/16テネシー州に位置する日産スマーナ工場。1983年の「ダットサン・ピックアップ」に続き、1985年には乗用車「セントラ」の生産がスタートしている。
-
15/16トヨタはゼネラルモーターズと合弁会社NUMMIを立ち上げ、アメリカでの現地生産を行うことを決めた。写真は日本の高岡工場にて実習を受けるNUMMIの研修生(1984年)。
-
16/161985年に完成したNUMMIの本社。同社は2010年に事業を終了するまで、25年間で800万台のクルマを生産した。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
自動車ヒストリーの新着記事
-
第105回:資本主義のうねりを生んだ「T型フォード」
20世紀の社会を変えた大量生産と大量消費 2021.7.21 世界初の大量生産車となり、累計で1500万台以上が販売された「T型フォード」。このクルマとヘンリー・フォードが世にもたらしたのは、モータリゼーションだけではなかった。自動車を軸にした社会の変革と、資本主義の萌芽(ほうが)を振り返る。 -
第104回:世界を制覇した“普通のクルマ”
トヨタを支える「カローラ」の開発思想 2021.7.7 日本の大衆車から世界のベストセラーへと成長を遂げた「トヨタ・カローラ」。ライバルとの販売争いを制し、累計販売台数4000万台という記録を打ち立てたその強さの秘密とは? トヨタの飛躍を支え続けた、“小さな巨人”の歴史を振り返る。 -
第103回:アメリカ車の黄金期
繁栄が増進させた大衆の欲望 2021.6.23 巨大なボディーにきらびやかなメッキパーツ、そそり立つテールフィンが、見るものの心を奪った1950年代のアメリカ車。デトロイトの黄金期はいかにして訪れ、そして去っていったのか。自動車が、大国アメリカの豊かさを象徴した時代を振り返る。 -
第102回:「シトロエンDS」の衝撃
先進技術と前衛的デザインが示した自動車の未来 2021.6.9 自動車史に名を残す傑作として名高い「シトロエンDS」。量販モデルでありながら、革新的な技術と前衛的なデザインが取り入れられたこのクルマは、どのような経緯で誕生したのか? 技術主導のメーカーが生んだ、希有(けう)な名車の歴史を振り返る。 -
第101回:スーパーカーの熱狂
子供たちが夢中になった“未来のクルマ” 2021.5.26 エキゾチックなスタイリングと浮世離れしたスペックにより、クルマ好きを熱狂させたスーパーカー。日本を席巻した一大ブームは、いかにして襲来し、去っていったのか。「カウンタック」をはじめとした、ブームの中核を担ったモデルとともに当時を振り返る。
新着記事
-
NEW
クロスドメイン統合制御で車両挙動が激変 Astemoの最新技術を実車で試す
2025.10.29デイリーコラム日本の3大サプライヤーのひとつであるAstemoの最先端技術を体験。駆動から制動、操舵までを一手に引き受けるAstemoの強みは、これらをソフトウエアで統合制御できることだ。実車に装着してテストコースを走った印象をお届けする。 -
NEW
第89回:「ホンダ・プレリュード」を再考する(後編) ―全部ハズしたら全部ハマった! “ズレ”が生んだ新しい価値観―
2025.10.29カーデザイン曼荼羅24年ぶりの復活もあって、いま大いに注目を集めている新型「ホンダ・プレリュード」。すごくスポーティーなわけでも、ストレートにカッコいいわけでもないこのクルマが、これほど話題を呼んでいるのはなぜか? カーデザインの識者と考える。 -
NEW
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】
2025.10.29試乗記メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。 -
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】
2025.10.28試乗記マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。 -
ATのシフトポジションはなぜ“P-R-N-D”の並びなのか?
2025.10.28あの多田哲哉のクルマQ&A古典的なシフトレバーを持つAT車のシフトセレクターは、ポジションの配列が“P-R-N-D”の順になっている。そこにはどんな必然性があるのか、トヨタで長年車両開発に携わってきた多田哲哉さんに聞いた。 -
メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス(4WD/9AT)【試乗記】
2025.10.27試乗記この妖しいグリーンに包まれた「メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス」をご覧いただきたい。実は最新のSクラスではカラーラインナップが一気に拡大。内装でも外装でも赤や青、黄色などが選べるようになっているのだ。浮世離れした世界の居心地を味わってみた。
注目の記事
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集 -
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集 -
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合
-
トヨタが新型クロスカントリーモデル「ランドクルーザー“FJ”」を世界初公開 2026年に発売を予定 2025.10.21 自動車ニュース -
BYDが新型の軽EVを世界初公開 小型EVバス「J6」がベースのニューモデルも出展【ジャパンモビリティショー2025】 2025.10.22 自動車ニュース -
自動車大国のドイツがNO! ゆらぐEUのエンジン車規制とBEV普及の行方 2025.10.24 デイリーコラム -
全世界で台数29台の限定車「ランボルギーニ・フェノメノ」が日本上陸 2025.10.24 自動車ニュース -
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.10.21 試乗記
