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1/92023年11月に発表された「レクサスLBX」に夜の首都高で試乗した。LBXはレクサスブランドで最もコンパクトなSUV。「高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えた次世代LEXUSモデル」とうたわれている。
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2/9「ユニファイドスピンドル」と呼ばれるフロントフェイスが目を引く。デザインについては、「ボディーサイズにとらわれない存在感と上質さを備えながらも、日常でカジュアルに使いたくなるコンパクトクロスオーバーを目指した」と紹介される。
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3/91998年に発表されたトヨタの小さな高級車「プログレ」。同時期に販売されていた「コロナ プレミオ」より小さくて値段は約2倍というプログレのポジショニングは、現在の「レクサスLBX」とよく似ている。
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4/9「プログレ」のインテリア。当時まだ珍品扱いだったACC(レーダーアダプティブクルーズコントロール)がオプション設定されていて、私は衝撃を受けた。ダッシュボード中央上部に配置されたオプションのカーナビは、チルトスイッチによってモニターを格納できた。
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5/9「レクサスLBX」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4190×1825×1545mmで、ホイールベースは2580mm。ベースとなった「ヤリス クロス」よりもホイールベースは20mm長い。写真のボディーカラーは16万5000円の有償色となる「ソニックカッパー」。
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6/9メーターパネルには12.3インチの大型液晶ディスプレイを採用している。写真はACCの作動状況を表示させた様子。ヘッドアップディスプレイが装着された今回の試乗車両は、ステアリングホイール右側のタッチトレーサーオペレーションを介してACCを操作する。音声対話サービスを使用して、設定車速と車間設定を変更することもできる。
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7/9インストゥルメントパネルは水平基調のシンプルなデザインだが、ソフトパッドや手縫い風のステッチを用いて高級感が演出されている。メーターパネルには12.3インチの大型液晶ディスプレイを採用。“Relax”グレードではセミアニリンの本革シートが標準装備となる。
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8/9「レクサスLBX」(4WD車)の荷室容量は253リッター。床下には小物の整理に便利な2リッターの収納スペースも用意されている。リアゲートは、挟み込み防止機能付きの電動開閉式。後席の背もたれには60:40の分割可倒機構も備わっている。
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9/9「レクサスLBX」はシャシーがパワーに勝っていて、まるで古き良きメルセデスのような走りが味わえた。ハイブリッドパワートレインもレスポンスがよくて気持ちよく走れる。その一方で、抑揚に満ちた高級車然としたフォルムは、ご隠居カーマニアには少し派手。カーマニアじゃなければ、もちろん全然OKなのだが。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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