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1/20「トヨタGR GT」(写真右)と、同車をベースにしたレーシングカー「GR GT3」(同左)。……いや、GR GT3のロードバージョンがGR GTというべきか?
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2/202025年12月5日の発表会より、写真向かって右から「トヨタGR GT3」「GR GT」「レクサスLFAコンセプト」。
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3/20「公道を走るレーシングカー」を標榜(ひょうぼう)する「トヨタGR GT」。かつての「トヨタ2000GT」「レクサスLFA」の流れに連なるフラッグシップスポーツとされるが、優雅な意匠だった先達とは異なり、かなり武骨ないでたちとなっている。
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4/20インストゥルメントパネルまわりの広報画像。スパルタンな外装と比べると、内装は乗用車然とした上質な仕立てだ。
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5/202022年の「東京オートサロン」より、「トヨタGR GT3コンセプト」。
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6/20清水「『GR GT』にはムダをそぎ落とした、ものすごく普通のカッコよさがあると思うんだ!」
ほった(そうかなぁ。個人的には『マーコスGTザイロン』とタメを張ると思うんだけど) -
7/20「トヨタGR GT」の主要コンポーネントの搭載レイアウトと、乗員の搭乗レイアウト。
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8/20「GR GT」の総アルミ製のボディー骨格(上)と、エンジンとドライブトレイン、足まわり(下)。一台のクルマのために、これらすべてを専用に仕立てられるあたり、さすがはトヨタだ。
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9/202009年登場の「メルセデス・ベンツSLS AMG」(上)と、2014年登場の「メルセデスAMG GT」(下)。ともに長いノーズが特徴のFRスポーツで、GT3のレースカーがさまざまなレースで活躍している。
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10/20レーシングカーの「GR GT3」。
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11/202025年の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に登場した、「トヨタGTコンセプト」(写真右手前)と「GTレーシング コンセプト」(同左奥)。
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12/20「メルセデスAMG GT」では、リアまわりの左右が丸く、大きく削られ、下部も内側に丸く収められている。サイドの下端も同様に、内側に折り込まれている。
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13/20いっぽう「トヨタGR GT」はご覧のとおり。左右も下部もほとんど絞りや削り込みはなく、四角張った造形をしている。
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14/20赤い線はボディーサイドのキャラクターラインと、そこから想起されるリアまわりのボディーの流れ。緑の線は、実際のリアまわりのボディーの流れだ。後者は大きく下方に落ち込んでおり、リアエンドもかなり低い位置となっている。
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15/20上段は「GR GT」の空力の、中・下段は走行風を用いた冷却のイメージ図。リアまわりでのショルダーの落ち込みは、やはりダウンフォースをかせぐのが狙いか?
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16/20ほった「ベッタベタに低いのはいいんですけど、ボディーの厚みが後ろまで変わらないし、抑揚の変化もないので、なんかまな板みたいに感じるんですよね」
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17/20低く突き出たクサビ形のフロントまわり。左右のヘッドランプをつなぐのは、「GRヤリス」にもみられる意匠だ。
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18/20こちらは、2025年のルマンで世界初公開された、液体水素で走るテストカー「GR LH2レーシングコンセプト」(上)と、2026年の世界耐久選手権に投入される「TR010ハイブリッド」(下)。「GR GT3」も含め、今後はこの“バッテン顔”が、トヨタ製レーシングカーのアイコンとなるのかもしれない。
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19/20「トヨタGR GT」と「レクサスLFAコンセプト」の発表会より、トヨタ自動車の豊田章男会長。同社のモータースポーツへの献身は、自動車文化醸成のための慈善事業か? はたまた……。
ほった「個人的には会長のワガママのほうが、いちカーオタクとしてむしろ好感が持てるんですが」 -
20/20清水「それにしても、日本のメーカーからここまでモータースポーツ オリエンテッドなクルマが出てくるとはねぇ」
ほった「あとはレースで、本当に勝ってくれれば! できればニュルで、本国ドイツ勢をけちょんけちょんにするところとか、見てみたいですけどねぇ」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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