大矢 アキオ の記事一覧(1088件)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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2024.8.16 エッセイ 大矢 アキオ
第872回:実はカーデザイナー志望ではなかった 86歳を迎えたジウジアーロの足跡と未来
今年で86歳を迎えたカーデザイン界の巨匠、ジウジアーロ。フレスコ画や教会の装飾を手がける家に生まれた彼は、いかにしてカーデザインの世界に入ったのか? 彼にとって工業デザインと芸術とは? 「年を取るのも悪くない」と語る氏の足跡をたどる。
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2024.8.8 エッセイ 大矢 アキオ
第871回:日系自動車メーカーがすべて国有化される日
日系メーカーがついに統合・国有化! その先に待ち受ける未来とは……? 日産・ホンダ・三菱の3社提携の報に触れ、大矢アキオの妄想がさく裂! 混迷の度を深める日本の自動車メーカーの未来を、“あの国”の盛衰になぞらえて物語る。
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2024.8.1 エッセイ 大矢 アキオ
第870回:輸入車乗りはマゾヒストだった
面倒で不便なのに、愛さずにはいられない!? 自動車マニアは、なぜ輸入車に心引かれるのか? 自身も輸入車にほだされていたというコラムニストの大矢アキオが、私たちが異国情緒を求める理由と、遠くイタリアの日本車事情を語る。
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2024.7.25 エッセイ 大矢 アキオ
第869回:アウトビアンキ&イノチェンティ復活か? イタリア政府の思惑と地元の反応を探る
懐かしのイタリアンブランドが、中国メーカーのもとで復活!? アウトビアンキとイノチェンティの商標獲得に動きだした、イタリア政府の狙いとは? 地元のファンは、こうした動きをどう受け止めているのか? コラムニストの大矢アキオが現地よりリポートする。
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2024.7.18 エッセイ 大矢 アキオ
第868回:「フィアット・グランデパンダ」ついに発表! イタリア人はどう受け止めた?
フィアットの世界戦略を担う新型コンパクトカー「グランデパンダ」がいよいよ登場! その斬新な姿は、本国イタリアでどのように受け止められているのか? クルマの概要とともに、現地在住のコラムニスト、大矢アキオがリポートする。
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2024.7.11 エッセイ 大矢 アキオ
第867回:これもイタリアあるある? “イタリア版ETC”のサービス変更に物申す
“イタリア版ETC”の運営会社から、突然利用サービス廃止のお知らせが!? カスタマーを混乱させる、寝耳に水&朝三暮四のサービス改定はなぜ起きるのか? その背後にある欧州の事情とは? イタリアならではの騒動を、現地在住の大矢アキオが解説する。
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2024.7.4 エッセイ 大矢 アキオ
第866回:イタリア版「陸の船乗り」御用達ショップ発見!
長距離を走るトラックドライバーにとって、自分のトラックは家そのもの! 快適に過ごせるよう備品をそろえ、内外装を個性的に飾るのは日本もイタリアも変わらない。イタリア在住の大矢アキオが、かの地ならではのカスタム(?)文化とドライバー事情を紹介する。
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2024.6.27 エッセイ 大矢 アキオ
第865回:ボルサリーノのヘルメットも! 紳士モード見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ」見聞録
だて男になりたい男性読者必見! 世界屈指の紳士モード見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ」を、現地在住の大矢アキオがリポート。本場イタリアのメンズファッションの展示会から、2025年春夏のトレンドと、四輪・二輪にまつわる品々を紹介する。
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2024.6.20 エッセイ 大矢 アキオ
第864回:【Movie】「アルファ・ロメオ・ジュニア」が走る姿を見た!
なにかと話題のアルファ・ロメオの新型コンパクトSUV「ジュニア」が、自動車ファンに走る姿を披露! ラリーイベント「ミッレミリア」で伊シエナの街を駆けたジュニアと新型「ランチア・イプシロン」の印象を、イタリア在住のコラムニストが語る。
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2024.6.13 エッセイ 大矢 アキオ
第863回:名作「フィアット・バルケッタ」も支えたカロッツェリアの社主逝く
イタリア自動車文化の“生き証人”であり、かつてカロッツェリア・マッジョーラを率いたブルーノ・マッジョーラ氏が逝去した。イタリア在住の大矢アキオが、マッジョーラの手になる少量生産モデルの数々を振り返り、氏の訃報に哀悼の意を表す。
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2024.6.6 エッセイ 大矢 アキオ
第862回:世界的テノール歌手が選ぶ「ベスト・エンジンサウンド賞」
今年も開催された、歴史ある自動車コンクール「コンコルソ・ヴィラ・デステ」。そこで世界的テノール歌手であり、「ベスト・エンジンサウンド賞」の選考を担うヨナス・カウフマン氏と話をする機会を得た。氏とクルマとの貴重な逸話を、大矢アキオがリポートする。
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2024.5.30 エッセイ 大矢 アキオ
第861回:イタリアが新たな“ダメ出し” 「アルファ・ロメオ・ミラノ」の次はフィアットが標的に
国内生産を奨励するイタリア政府と、そうも言ってられないステランティスの駆け引きに、消費者たるイタリア人の本音は……。“メイド・イン・イタリー”を巡る騒動を、現地在住の大矢アキオがリポート。これは、日本のモノづくりも対岸の火事ではないかも?
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2024.5.23 エッセイ 大矢 アキオ
第860回:「わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ」 テールランプ観賞の楽しみ
デザインの国・イタリア在住の大矢アキオが“テールランプ観賞”の楽しみ方を伝授! 審美眼が導き出した「テールランプのいいクルマ/残念なクルマ」を発表するとともに、ミラノ・デザインウイークで見た、テールランプの進化の最前線を語る。
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2024.5.16 エッセイ 大矢 アキオ
第859回:使いすぎはダメよ ユーロNCAPがタッチスクリーンの乱用に警鐘
欧州の自動車アセスメントで、タッチスクリーンの乱用が減点対象に? 操作インターフェイスのトレンドともなっているタッチスクリーンがここにきて問題視されるようになった理由とは? イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが語る。
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2024.5.9 エッセイ 大矢 アキオ
第858回:苦手な教師たちとも「クルマ」でつながった
小学校の先生のクルマは、2サイクルの「スズキ・フロンテ」! コラムニストの大矢アキオが、自動車を介した教師たちとの交流を回顧。記憶を彩るさまざまなクルマの姿と、自身の将来を決めたというあまたの思い出を振り返る。
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2024.5.4 画像・写真 大矢 アキオ
大矢アキオの「ミラノ・デザインウイーク2024」探訪記 偶然の発見にも秀逸なアイデア
イタリア・ミラノで年に一度のデザインの祭典「ミラノ・デザインウイーク」が開催された。イタルデザインやトヨタ/レクサス、ポルシェ、そして中国系の新興メーカーと、自動車業界からもさまざまな企業が出展した会場の様子を、写真でリポートする。
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2024.5.2 エッセイ 大矢 アキオ
第857回:「巨象を恐れさせるネズミ」が暗示するもの 「ミラノ・デザインウイーク2024」に見た自動車ブランド
イタリア・ミラノで毎年恒例のデザインの祭典「ミラノ・デザインウイーク」が開催された。今年はどんな自動車メーカーが、どのような展示を行ったのだろうか? イタリア在住のコラムニストが、その様子をリポートする。
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2024.4.25 エッセイ 大矢 アキオ
第856回:「アルファ・ロメオ・ミラノ」から「ジュニア」に改名 本国イタリア人が気にしない理由
アルファ・ロメオの新型車「ミラノ」が、発表からわずか5日で「ジュニア」に改名! 珍事の背景にあるイタリアの政治事情とは? この改名を“おひざ元”のイタリア人はどう考えているのか? イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが解説する。
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2024.4.18 エッセイ 大矢 アキオ
第855回:追悼パオロ・ピニンファリーナ その偉業と気さくな人柄をしのぶ
ピニンファリーナの再生に尽力したパオロ・ピニンファリーナ会長が死去。イタリアを代表するデザイン&エンジニアリング会社を復活に導いたパオロ氏は、どのような人物だったのか。イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが、その人柄をしのぶ。
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2024.4.11 エッセイ 大矢 アキオ
第854回:「黒いテール」流行の兆し その功罪
ヨーロッパで“背中が黒い”デザインのクルマが増殖中。こうしたクルマが増えた背景には何があるのか? 果たしてそれは歓迎すべきトレンドなのか? 芸術にも精通したイタリア在住のコラムニストが、安易なカーデザインに警鐘を鳴らす。