大矢 アキオ の記事一覧(1088件)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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2023.11.16 エッセイ 大矢 アキオ
第834回:過剰表現に終止符を! 教皇車のデザイナーが提案する「EV時代の高級車」
イタリアで開催される二輪車の祭典「EICMA」で発表された、電気自動車のコンセプトモデル「アーキタイプ」。これまでに見たことのないスタイリングをまとうこのモデルは、未来へ向けてどんなクルマの在り方を提案しているのか? デザイナーに話を聞いた。
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2023.11.9 エッセイ 大矢 アキオ
第833回:創業97年のカロッツェリアに輝く、若い感性
デザインの責任者は38歳の俊英! イタリアの名門カロッツェリア「トゥーリング・スーペルレッジェーラ」が発表したニューモデルを紹介しつつ、若いデザイナーの起用にも表れる、イタリアの自動車産業が伝統的に持ち合わせる、ある“度胸”を解説する。
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2023.11.2 エッセイ 大矢 アキオ
第832回:空飛ぶクルマよりも「あの復活」 イタリアでジャパンモビリティショーはこう報道されていた
日本最大の自動車の祭典が、ジャパンモビリティショーとなって4年ぶりに復活! その様子は海外でどのように報じられているのだろうか? イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが、かの地におけるジャパンモビリティショーの話題をリポートする。
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2023.10.26 エッセイ 大矢 アキオ
第831回:“Made in China”を堂々と公言! 時代の変化を感じさせる都市型モビリティー
最近、イタリアで見かけるようになった、グッドデザインな2人乗りのシティーコミューター。その正体は、欧州デザイン×中国生産の電動モビリティーだった! “Made in China”を堂々と掲げたモデルの登場にみる時代の変化を、イタリア在住のリポーターが語る。
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2023.10.19 エッセイ 大矢 アキオ
第830回:簡単なのに聞き取れない! あの自動車ブランド名の“イタリア語発音”
オンダにペジョーにフォーフォにオスタン! 誰もが知る有名な自動車ブランドなのに、どこのことだかわからない!? イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが、ブランドの“イタリア語読み”に振り回される日々と、ひそかに進むグローバル化の哀愁を語る。
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2023.10.12 エッセイ 大矢 アキオ
第829回:フォルクスワーゲンよお前もか! プロでなくてもProの時代
かつては商用車などに使われていた「Pro(プロ)」という名称が、今では上級モデルをさすものに! 車名やグレード名に使われている言葉は、どのような変遷を遂げ、これからどんな風に変わっていくのだろうか? イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが語る。
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2023.10.5 エッセイ 大矢 アキオ
第828回:【Movie】あの絶版車がひそかな人気に! 大矢アキオ、捨て身の路上調査員「ローマ編」
イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオがローマを行き交うクルマを路上調査! スマートやトヨタが人気を博している理由は? それらと並んで紹介すべき、意外な人気モデルとは? “永遠の都”の自動車事情を、動画とともに紹介する。
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2023.9.28 エッセイ 大矢 アキオ
第827回:イタリア撤退から幾年…… あのブランドのクルマは今!
来る者あれば去る者あり。新興メーカーの進出が目立つ近年のイタリアだが、過去を振り返れば、あまたのブランドが夢破れ、去っていった。そうした旗の下にあったモデルは、今どうなっているのだろうか? イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオがリポートする。
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2023.9.22 エッセイ 大矢 アキオ
第826回:“ギブミー・チョコレート”の時代再び? イタリアで「充電するEV」を定点観測
充電ステーションを観察すれば、EVの今が分かる! イタリア在住の大矢アキオが、実地と統計データの両方から、現地の“本当の”EV事情をリポート。EVはどこまで普及しているのか? 中国車の脅威は本当か? ニュースだけでは伝わってこない実情を報告する。
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2023.9.14 画像・写真 大矢 アキオ
大矢アキオの「ミュンヘンIAAモビリティー」探訪記 未来への予習と復習できます
イタリア在住のコラムニスト、大矢アキオが、ドイツのモーターショー「IAAモビリティー」を取材。欧州随一の自動車大国では、今どのようなトレンドが見られるのか。独・仏の自動車メーカーの動向や、BEVを武器に拡販をもくろむ中国勢の勢いを、写真でリポートする。
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2023.9.14 エッセイ 大矢 アキオ
第825回:「ミュンヘンIAAモビリティー」探訪 ドイツで見た再びの“在中国、為中国”
ドイツで開催されたモーターショー「IAAモビリティー2023」を現地取材。各社の展示を通して感じた、欧州随一の自動車大国の現状とは? EV戦略の軌道修正に親中路線のさらなる強化と、したたかなドイツ自動車メーカーの次世代戦略をリポートする。
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2023.9.7 エッセイ 大矢 アキオ
第824回:大矢アキオの夏休み博物館見学 「ミッレミリア博物館」で往年のレースをしのぶ
イタリア在住の大矢アキオが、ブレシアの「ミッレミリア博物館」を訪問。筆者の“ミッレミリア観”を変えたというその魅力とは? 危険と隣り合わせだった公道レースの様子と、それを命がけで取材したジャーナリストの姿を伝える、同館の展示をリポートする。
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2023.8.31 エッセイ 大矢 アキオ
第823回:“廃墟ツアー”でわかる自動車ディーラーの衰退と新たな傾向
イタリア在住のリポーター、大矢アキオが、自動車ディーラーの廃墟を探訪。かつてにぎわいを見せた販売店の“夢の跡”は、私たちに何を語りかけてくるのか? 市場縮小とスクラップ&ビルドが進む、イタリアの自動車販売の今昔に思いをはせた。
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2023.8.24 エッセイ 大矢 アキオ
第822回:大矢アキオの夏休み家庭訪問 フェルッチョ・ランボルギーニは生きていた
コラムニストの大矢アキオが、フェルッチョ・ランボルギーニの生家を初訪問。イタリアが世界に誇るスーパーカーブランドの創始者は、どのような場所で育ち、日々を過ごしていたのか。当時の面影を残すフェラーラ県チェント町で、フェルッチョが生きた時代をしのんだ。
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2023.8.17 エッセイ 大矢 アキオ
第821回:安心・安全な交通への寄与に期待大! フロントブレーキライトは今こそ普及のチャンス?
かのデザイン界の巨匠、ジウジアーロ氏も考えたという、自動車のフロントブレーキライト。安心・安全な道路交通に寄与しそうなこの装備は、なぜ今も実現していないのか? 筆者が「自動運転車が登場しつつある今こそ、普及のチャンス」と考えるわけとは?
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2023.8.10 エッセイ 大矢 アキオ
第820回:行楽の季節に感じる諸行無常 「イタリア人が買えないクルマ」でイタリアに来る人たち
欧州屈指の観光国イタリアに、行楽シーズンが到来! この時期には各国から観光客がクルマでやってくるのだが、最近はそのクルマの様相に変化が見られるという。東欧から高級車で遊びに来る人々の姿に、現地リポーターの大矢アキオが感じた“諸行無常”とは?
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2023.8.3 エッセイ 大矢 アキオ
第819回:教習所に来たれ若者! 「フィアット500e」と「テスラ・モデル3」で先客万来なるか
イタリア・シエナのさる自動車教習所が、なぜか教習車に電気自動車を導入! その背景には、「若者のクルマ離れ」という深刻な問題が横たわっていた。若者に興味を持ってもらい、免許を取ってもらおうという教習所の取り組みを、大矢アキオが現地からリポート!
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2023.7.27 エッセイ 大矢 アキオ
第818回:自動車の街からデザイン都市へ これがデトロイトファッションだ!
かつてはアメリカを代表する自動車産業都市だったデトロイト。当時の面影こそないものの、デトロイトは所属するミシガン州とともに「デザイン都市」としての復活をもくろんでいるのだ。ファッション見本市でそのにおいをかぎ取った大矢アキオが語る。
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2023.7.20 エッセイ 大矢 アキオ
第817回:「ワゴン」の下位互換にあらず!? ヨーロッパに「バン」の時代が到来中
今ほど違いがはっきりしていなかったこともあり、かつては「ワゴン」と「バン」を一緒くたにしている人が多かった。大矢アキオもそうした扱いに憤慨したことのある一人だが、それはともかく欧州ではにわかに「バン」が盛り上がりを見せている。今の時代になぜ?
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2023.7.13 エッセイ 大矢 アキオ
第816回:珍品「マレリの家庭用ラジオ」が教えてくれること
イタリア在住の大矢アキオがリサイクルショップで4つのラジオを見つけた。どれも今では「ヴィンテージ」と呼ぶべき製品だが、どれも違った個性を備えているのが面白い。それぞれをつぶさに観察し、当時の時代背景を考えてみた。