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2/18欧州の自動車メーカーは第2次世界大戦で大損害を被った。フランスのルノーは、戦中ドイツへの協力を余儀なくされ、連合軍にビアンクール工場を爆撃されている。
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3/18欧州では、ドイツでいち早く乗用車の生産が再開された。イギリス軍のアイヴァン・ハースト少佐が焼け残っていた自動車生産設備を見つけ、「フォルクスワーゲン・タイプ1」の生産を再開させた。
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4/181920年代に入るとヨーロッパでも大衆車と呼べるようなクルマが登場するようになるが、大々的な普及には至っていなかった。写真は1922年に登場した「プジョー・クアドリレット」。
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5/181936年に登場した初代「フィアット500」。イタリアにモータリゼーションをもたらした名車で、“トポリーノ(ハツカネズミ)”の愛称で親しまれた。
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6/18「シトロエン2CV」のプロトタイプ。戦争によってフランスがドイツに占領されると、こうした車両の多くは廃棄され、開発の情報は隠蔽(いんぺい)された。
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7/18ルノーが戦中から開発を進めていた小型セダン「4CV」。フランス車として初めて累計生産台数100万台を突破するヒット作となった。
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8/181947年のパリサロンでデビューした「プジョー203」。写真のセダンに加え、カブリオレやファミリアーレなど、さまざまなボディータイプがラインナップされた。
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9/18シンプルさを追求した小型大衆車「シトロエン2CV」。41年にわたり、約387万台が生産された。写真は1959年型の「AZ」。
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10/181955年型「AZ」のインテリア。写真の通り、必要最小限の装備だけが備えられていた。
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11/181958年のパリサロンにて、当時のヴァンサン・オリオール大統領(中央)に「2CV」を紹介する、シトロエンのピエール・ブーランジェ社長(右)。
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12/18戦後型フィアットの第1号車となった「1400」。開発を主導したのはダンテ・ジアコーザで、フィアット初のモノコックボディーが用いられていた。
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13/181955年に登場した「フィアット600」。RRの駆動方式を用いた小型車で、1960年にはより排気量の大きなエンジンを搭載した「600D」に進化。1969年まで生産された。
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14/18長年にわたりフィアットの技術部長を務め続けたダンテ・ジアコーザ(1905-1996)。初代「500」に始まり、「1400」「600」、2代目「500」「124」「127」と、数多くの名車を世に送り出した。
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15/18「ヌオーヴァ500」こと2代目「フィアット500」。主にスクーターを移動の足としていたイタリア庶民の間で、広く受け入れられていった。
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16/182代目「フィアット500」の透視図。先に登場した「600」同様のRRレイアウトで、コンパクトな直列2気筒エンジンを搭載していた。
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17/182代目「フィアット500」には、スポーツ走行を愛好する向きも注目。アバルトからは、エンジンを強化したチューニングカーが登場した。
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18/181972年に登場した改良モデル「500R」。2代目「フィアット500」の生産は、後継モデル「126」が登場してからも続けられ、1977年までフィアットのエントリーモデルとしての役割を務め続けた。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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