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1/15マルチェロ・ガンディーニがデザインを手がけた「ランボルギーニ・カウンタック」。
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2/151973年に登場した「ランチア・ストラトス」。世界ラリー選手権での勝利を目的に開発された、ミドシップのコンパクトスポーツだ。
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3/151966年登場の「ランボルギーニ・ミウラ」(上)と、1974年登場の「カウンタック」。両者のデビュー時期の差は8年だが、まるで違う時代のクルマのようである。
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4/151968年のパリショーに出展された「アルファ・ロメオ・カラボ」。直線的なウエッジシェイプのスタイリングに、分割式のサイドウィンドウ、異形タイプのリアホイールアーチ、そして(写真ではわからないけど)シザーズドアと、後に「ランボルギーニ・カウンタック」に用いられるエッセンスが各所に見られる。
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5/15マルチェロ・ガンディーニ(1938-2024)
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6/15シザーズドアを開け放った状態の「ランボルギーニ・カウンタック25アニバーサリー」(手前)と「カウンタック5000S」(奥)。
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7/152022年の米ペブルビーチ・コンクール・デレガンスより「アウトビアンキA112ランナバウト」。そのデザインは「ランチア・ストラトス」のもととなり、また「FF車のパワートレインをリアに積んでミドシップスポーツカーをつくる」というコンセプトは、「フィアットX1/9」に受け継がれた。
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8/151973年に登場した「ディーノ308GT4」。「246GT」のシャシーを用いた2+2のミドシップスポーツカーで、後に2リッター版の「208GT4」も登場。ディーノブランドの廃止に伴い「フェラーリ208GT4/308GT4」となった。
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9/151982年に登場した、ミドルクラスの5ドアセダン「シトロエンBX」。ガンディーニの手になるデザインは、それまでのシトロエンとは一線を画す未来的で直線基調のものだった。
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10/15ガンディーニはイタリアの名門、マセラティのクルマも多数手がけていた。写真は1974年登場の2代目「クアトロポルテ」。当時提携していたシトロエンの、「SM」のコンポーネントを用いた大型高級セダンで、やはり初代クアトロポルテとは一線を画す、直線的でモダンな衣装をまとっていた。
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11/15ガンディーニはベルトーネから独立した後にも、4代目「マセラティ・クアトロポルテ」のデザインを手がけている。
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12/151989年12月に登場した「シャマル」は、マセラティにとって久々となる2シーターのスポーツカーだった。エンジンは強力な3.2リッターV8ツインターボ。ガンディーニの手になるデザインは、「ビトゥルボ」系のイメージを受け継ぎつつ、どう猛さやアグレッシブさを感じさせるものだった。
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13/15「ランボルギーニ・ミウラ」の50周年イベントより、ミウラの開発に携わったエンジニアのパオロ・スタンツァーニ(写真向かって左)とジャンパオロ・ダラーラ(同右から2番目)、デザイナーのマルチェロ・ガンディーニ(同右)。左から2番目にいるのは、ランボルギーニの研究・開発部門担当取締役のマウリツィオ・レッジャーニCTOだ。
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14/15カーデザイナーとなって最初に手がけたのが「ミウラ」という、驚きの経歴を持つガンディーニ。カーデザイン歴20年の渕野氏もにわかには信じられないほどの、本物の天才だったようだ。
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15/15あまたの傑作を世に送り出し、後のカーデザインに革命をもたらしたマルチェロ・ガンディーニ。多大な功績を残した偉人の逝去に、哀悼の意を表します。

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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