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1/18「ノイエクラッセ」シリーズの第2弾となる新型「BMW i3」。みんな大好きなスポーツセダン「3シリーズ」相当の、DセグメントのBEVである(言い方が難しい)。
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2/18エクステリアデザインの基本は、守旧派のクルマ好きにもなじみのあるオーソドックスな3ボックスセダンのスタイル。同じ「i3」でも、前衛のカタマリだった初代とはまったく異なる。
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3/18ボディーサイズは全長×全幅×全高=4760×1865×1480mmで、ホイールベースは2897mm。現行型「3シリーズ」と比べると、全方位的にひとまわりサイズアップしている。
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4/18インテリアはこのような感じ。縦スポークのステアリングホイールにひし形のセンターディスプレイ、ダッシュボードの奥に位置するパノラミックビューディスプレイなど、各所に「ビジョン ノイエクラッセ」に通じる意匠や設計が見て取れる。
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5/18立派なボンネットは付いているけれど、その下にエンジンはなし。エンジン付きの「3シリーズ」は、既存のプラットフォームをベースに別立てで用意されるようだ。
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6/18現行に至る7世代の「3シリーズ」。上から順に、E21(1975年)、E30(1982年)、E36(1990年)、E46(1998年)、E90(2005年)、F30(2012年)、G20(2019年)。
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7/18BMWミュージアムに展示される「ビジョン ノイエクラッセ」。2023年の「IAAモビリティー」で発表されたコンセプトモデルだ。
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8/18「ビジョン ノイエクラッセ」(上)と新型「i3」(下)のサイドビュー。ルーフラインのピークの位置や、Cピラーまわりの処理、リアエンドのシルエットなどに注目。
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9/18逆スラントだったリアまわりは、垂直な背面からバンパーが突き出た、要は“普通のクルマ”のシルエットになった。
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10/18ドアパネルの陰影に注目。「ビジョン ノイエクラッセ」ではパネルの低い位置にピークが通っていて、ショルダーの張り出しはなかったのだが……。
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11/18新型「i3」ではショルダーラインが明確に張り出し、そこにピークが通っている。
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12/182023年の「IAAモビリティー」にて、「ビジョン ノイエクラッセ」の特徴を説明するBMWデザイン本部長のエイドリアン・ファン・ホーイドンク氏。
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13/18これもショーカーと市販車とで大きく異なる、フロントのシルエット。「ビジョン ノイエクラッセ」は顔全体が逆スラントしていたが、新型「i3」ではヘッドランプまわりが申し訳程度にそうなっているだけだ。
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14/18ミツオカが、「ホンダ・シビック」をベースに独自のデザインを架装した「M55」。ベース車のフロントに収まる構造物をクリアする必要があったため、フロントマスクが異様に突き出たモデルとなっている。
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15/18ほった「いくらカッコいとはいえ、わざわざ手間をかけて、空力面でも安全面でも不利なデザインをつくるなんて、非合理ですからね」
清水「残念!」 -
16/18Kiaが2024年にリリースしたSUVタイプのBEV「EV3」。ドアパネルを見ると、ショルダーよりずっと低い位置をピークが通っている。
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17/18ほった「メディアサイトに掲載されているデザインスケッチを見ると、ショルダーラインにピークがなかったり、ボカした描き方をされていたりするんですよね」
渕野「どのぐらいのタイミングで、どんな理由で今のデザインとすることが決まったのか、ちょっと気になりますね」 -
18/18新型「i3」のデザインプロセスを表したというスケッチ。
ほった「これの真ん中のやつなんかは、ちょうど『ビジョン ノイエクラッセ』とi3のハーフみたいな感じですね。全体のシルエットはノイエ~だけど、顔やドア断面はi3、みたいな」
清水「いやこれは、市販車のデザインが決まってから、それっぽいスケッチを描いたんじゃないの?(笑)」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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