『CAR GRAPHIC』2022年10月号発売 時空を超える2台の跳ね馬を試す

2022.09.01 From Our Staff CAR GRAPHIC 編集部
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『CG』10月号では、巻頭試乗にフェラーリのIcona(イーコナ)シリーズ最新作「デイトナSP3」と、ついに国内試乗がかなった「296GTB」の2台が登場します。また、それに続く特集ではCG伝統の「ジャイアントテスト」を久々に実施。6台のSUVに一気乗りして、性能と個性を詳(つまびら)かにしました。(CG編集部)

映画『フォードvsフェラーリ』の舞台でもある1960年代の、スポーツプロトタイプレーサーからインスパイアされた「デイトナSP3」にはルマンが似合います。(photo:Ferrari)
映画『フォードvsフェラーリ』の舞台でもある1960年代の、スポーツプロトタイプレーサーからインスパイアされた「デイトナSP3」にはルマンが似合います。(photo:Ferrari)拡大
1960年代のロマンチックな曲線を現代によみがえらせるデザインは、「296GTB」でも成功しています。しかも、ただレトロなだけではなく、ちゃんとした現代のデザインです。(photo:小林俊樹)
1960年代のロマンチックな曲線を現代によみがえらせるデザインは、「296GTB」でも成功しています。しかも、ただレトロなだけではなく、ちゃんとした現代のデザインです。(photo:小林俊樹)拡大
ジャイアントテストには、新型「レクサスNX」を中心に個性あふれる6台が集まりました。SUVなんてみんな同じ、などということはなく、それぞれに唯一無二の魅力があります。(photo:北畠主税)
ジャイアントテストには、新型「レクサスNX」を中心に個性あふれる6台が集まりました。SUVなんてみんな同じ、などということはなく、それぞれに唯一無二の魅力があります。(photo:北畠主税)拡大
「これまでのロータスの最後」か、それとも「これからのロータスの最初」か。注目が集まる「エミーラ」の試乗記は、ロータスの本拠地である英国からギャビン・グリーンがお届けします。(photo:ロータス・カーズ)
「これまでのロータスの最後」か、それとも「これからのロータスの最初」か。注目が集まる「エミーラ」の試乗記は、ロータスの本拠地である英国からギャビン・グリーンがお届けします。(photo:ロータス・カーズ)拡大
ヨーロッパにおける電動化シフトでは、マイルドハイブリッドが多数派。しかしルノーは独自のフルハイブリッドを開発しました。「キャプチャー」でその実力を試します。(photo:菊池貴之)
ヨーロッパにおける電動化シフトでは、マイルドハイブリッドが多数派。しかしルノーは独自のフルハイブリッドを開発しました。「キャプチャー」でその実力を試します。(photo:菊池貴之)拡大

華やかな試乗記からガチンコ比較テストまで

10月号の巻頭では2台のフェラーリに試乗しました。デイトナSP3と296GTB。どちらも1960年代の歴史的名車にインスパイアされたスーパースポーツ。ロマンとパフォーマンスを併せ持つ跳ね馬です。

デイトナSP3は、限定生産のイーコナシリーズ第1作「モンツァSP1/SP2」に続くモデルで、2021年11月にフィレンツェで発表されました。このシリーズにはモデルごとにテーマがあり、モンツァSP1/SP2のそれは「1950年代のバルケッタ」でした。では今回のテーマは? 一目瞭然、「1960年代のスポーツプロトタイプ」です。「ラ フェラーリ アペルタ」のカーボンモノコックを改良したシャシーに、「812コンペティツィオーネ」のV型12気筒エンジンをさらにチューンしてミドシップに搭載しています。ラ フェラーリと異なるのは、ノンハイブリッド、すなわち純内燃機関を採用している点。自然吸気のV12だけが後輪を駆動します。このデイトナSP3をCG代表の加藤哲也が、テーマとなったスポーツプロトタイプたちが1960年代に激戦を繰り広げたルマンでテストしました。

デイトナSP3に続くのは、もう1台の“60年代インスパイア”スーパーカー、296GTBです。「250LM」をデザインテーマにしたこのクルマは、120度のV型6気筒ツインターボエンジンにアキシャルフラックスモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドカー。しかしV6と侮ることなかれ、システム最高出力は830PSに達します。CGではすでに、スペインでの国際試乗会の模様を報じていますが、今回は待望の国内試乗。いつもの道で試しました。

フェラーリの巻頭試乗記に続く特集は、久しぶりの開催となったカーグラフィックの伝統企画、ジャイアントテストです。ライバルとなるモデルを一堂に集めて、同じ条件で一気に試乗して項目ごとに比較するこのテストは、加速性能も燃費もパッケージングもダイレクトに比べるという「ガチンコ勝負」な企画です。28回目の開催となった今回のテーマは、新型「レクサスNX」を中心としたミドルサイズのSUV。NX以外の参加車は、「アルファ・ロメオ・ステルヴィオ」「アウディQ5スポーツバック」「ランドローバー・ディスカバリー スポーツ」「ボルボXC60」「キャデラックXT4」。合わせて6台です。どんな項目で、どのモデルが好成績をおさめたのか。そして総合1位は? ぜひ誌面でお確かめください。

試乗記にも注目モデルが登場します。内燃機関を搭載する最後のロータスといわれる「エミーラ」のV6モデルや、フランス生まれの斬新なフルハイブリッドシステム「E-TECHハイブリッド」を搭載した「ルノー・キャプチャー」、メルセデス・ベンツの電動SUVとして期待される「EQB」など見逃せない新型車ばかりです。

そのほかにも、いまイタリアで一番“熱い”クラシックカーイベント「ヴェルナスカ・シルヴァーフラッグ」のリポートも必見ですし、スポーツカー・プロファイルの「フォード・カプリ」も読み応えあり。そんなCG10月号は定価1500円です。デジタル版は、Amazon/Kobo/BookLive!/ブックパス/SonyReaderStore/Fujisanで購読できます。お近くの書店や、オンライン書店でお買い求めください。

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『CAR GRAPHIC』2022年10月号
発行所:株式会社カーグラフィック
定価:1500円
A4判変型・184ページ

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