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2/16“ビートル”の愛称で親しまれた「フォルクスワーゲン・タイプ1」。戦前に開発されたモデルだが、乗用車として本格的にデリバリーされたのは第2次大戦が終わってからだった。
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3/16今日、フォルクスワーゲンが本拠地を構えるヴォルフスブルクは、戦前に「KdF」の量産を行うべく作られた計画都市だった。
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4/16ナチスは国民車普及のために国民から積立金を募ったが、実際に生産されたのは軍用車だった。写真は四輪駆動の水陸両用車「シュビムワーゲン」。
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5/16ドイツの国民車はナチスによってではなく、英国進駐軍の手によって、広く世に送り出された。
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6/16「タイプ1」の開発を担ったフェルディナント・ポルシェ(1875-1951)。レーシングカーから大衆車、果ては戦車まで、さまざまな車両を世に送り出した。
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7/161935年から1936年にかけて製造された初期の試作車の1台である「VW3」。
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8/161937年に製作された「VW30」。
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9/161938にはほぼ完成形となった「VW38」が登場しているが、翌1939年には第2次世界大戦がぼっ発。大衆車構想が実現することはなかった。
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10/16良質な小型大衆車として世界各国に輸出された「フォルクスワーゲン・タイプ1」。ブラジルやメキシコなどでは、現地生産も行われた。
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11/161972年には「タイプ1」の累計生産台数が「T型フォード」の1500万7033台を突破。同車は、自動車史上前例のない量販モデルとなった。
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12/16パワープラントがリアにまとめて搭載されていた「タイプ1」のシャシーは、派生モデルの開発に適していた。写真はワンボックスカーの「タイプ2」。
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13/16「タイプ1」のシャシーにカロッツェリア・ギアが手がけたクーペボディーを架装した「カルマンギア」。1955年にデビューしている。
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14/16革新的なコンパクトカーとして1974年に誕生した「フォルクスワーゲン・ゴルフ」。FFの駆動レイアウトとハッチバックのボディー形状による合理的なパッケージが特徴で、世界中のメーカーからフォロワーが生まれた。
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15/16最後の1台となった2152万9464台目の“ビートル”は、2003年7月30日に工場をラインオフした。
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16/161998年にデビューした「ニュービートル」は、2011年に2代目となる「ザ・ビートル」にモデルチェンジ。そのザ・ビートルも、2019年の生産終了がアナウンスされており、後継モデルの有無に注目が集まっている。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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