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1/214代目となる新型「日産エルグランド」。webCGのジャパンモビリティショー関連の記事では、ダントツのアクセス数を稼ぎ出す注目車だったが……。
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2/21新型「エルグランド」と日産自動車のイヴァン・エスピノーサ社長。今回日産は、漫画の中に飛び込んだような世界観でブースをデザイン。注目を集めた。
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3/21新型「リーフ」に2027年日本導入予定の「パトロール」、海外で販売される「マイクラ」「N7」と、さまざまな車両が展示された日産ブースだが、コンセプトモデルは1台もなかった。
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4/21上から順に、初代(1997年)、2代目(2002年)、3代目(2010年)、4代目(2026年予定)の歴代「エルグランド」。高級ミニバンの元祖ともいうべき存在だが、今ではすっかりトヨタの「アルファード/ヴェルファイア」にお株を奪われてしまった……。
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5/21今回も美しいコンセプトモデルをお披露目したマツダだが、読者の反応はイマイチ。「どうせ販売しないんでしょ?」というあきらめが、まん延しているのかも。
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日産 エルグランド の中古車webCG中古車検索
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6/212023年のジャパンモビリティショーに出展された、ミニバンのコンセプトモデル「ハイパーツアラー」。
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7/21新型「エルグランド」。「ハイパーツアラー」ほど“末広がり”なフォルムではないが、そのデザイン要素をよく抽出している。
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8/21ミドルサイズの「セレナ」(上)と新型「エルグランド」(下)の比較。ボディーの厚みやガラスエリアの広さは違うが……。
清水「確かに似てるね」
ほった「セレナもすでに、発散系のデザインをしていたんですねぇ」 -
9/21今日の高級ミニバン市場で、圧倒的な人気を誇る「トヨタ・アルファード」。かなりの高級車であるにもかかわらず、兄弟車「ヴェルファイア」と合わせた月間の販売台数は1万台に迫る。
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10/21こちらは「トヨタ・アルファード」(上)と新型「日産エルグランド」(下)の比較。動きのあるボディーパネルが特徴的な前者に対し、後者は比較的シンプルな面形状となっている。
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11/21新型「エルグランド」のリアクオータービュー。末広がりのバンパー形状とルーフスポイラーにより、リアまわりのシルエットは“く”の字に見える。
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12/21リアまわりのほうがわかりやすいが、フロントまわりもしっかり末広がりの、発散系デザインとなっている。
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13/21ドット柄のグリル(?)デザインが目を引くフロントまわり。新型「エルグランド」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4995×1895×1975mmと、従来型から大きく拡大。ライバルを上回るこの巨体は、ミニバンユーザーにどう受け止められるのだろう?
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14/21ボディーサイドの面形状がシンプルな新型「日産エルグランド」。ただ、そもそも空間効率の追求に加え、後ろへ開くスライドドアの採用が運命づけられている箱型ミニバンでは、スライドレールの装着などを考えても、リア側のボディー形状を大きく“動かす”ことはできないのだ。
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15/21「待て待て。じゃあ『トヨタ・アルファード』はどうしてたのよ?」というと、デコボコが大きかったのは主に前側。中央から後ろ側は、スライドドア、ボディーパネルともに意外と偏平で、“Z”字型のベルトラインや、それと一体となってリアへと伸びる凹型のプレスなどで表情をつけていた。
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16/21リアへ向かうにつれて彫り込みが増すウエストまわりが特徴的だった「ハイパーツアラー」だが、箱型ミニバンであることを思うと……。同車のデザイナーは、どこまでこの造形を、市販車に反映できると思っていたのだろう?
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17/21新型「エルグランド」の商品企画担当いわく、パワートレインのラインナップはシリーズハイブリッドの「e-POWER」と2モーター方式の電動4WD「e-4ORCE」の組み合わせのみとのこと。安価な純ガソリン車やFF車の設定は、現状では考えていないという。
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18/21プライベートラウンジのような空間を目指したというインテリア。ワイドなセンターコンソールが、いかにも「大きなクルマを運転している」という気持ちにさせる。
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19/21豪華なリアシートを備え、助手席にもオットマンを装備するなど、おもてなしもバッチリな新型「エルグランド」。しかしそのターゲットは、「子育てが終わって第2の人生を始めようとする50代の男性」とのこと。車形はミニバンだが、日産はこのクルマをファミリーカーとしては考えていないようだ。
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20/21想定されるターゲット層や走りへのこだわりなどを考えると、新型「エルグランド」は、かつての「シーマ」「フーガ」のような高級セダンの後継なのかもしれない。
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21/21車体形状は背の高い箱型ミニバンに回帰しつつも、既存のモデルにはないアプローチで再起を図ろうとしている新型「エルグランド」。正式発表は2026年夏ごろの予定だ。

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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