-
1/23「レクサスLFAコンセプト」(写真手前)と、「トヨタGR GT」(同奥左)および「GR GT3」(同奥右)。
-
2/23スポーツタイプの新型電気自動車を示唆するコンセプトモデル「レクサスLFAコンセプト」。2025年12月5日に、「トヨタGR GT/GR GT3」とともにお披露目(?)された。
-
3/23“新しいもの感”が演出されている「LFAコンセプト」だが、クルマそのものは2025年8月のモントレーカーウイークで発表され、同年のジャパンモビリティショーにも出展された「レクサス・スポーツコンセプト」と同一。名札が変わっただけだ。
-
4/23運転席と助手席とで、明確に空間がつくり分けられたインテリア。横長の異形ステアリングホイールなど、挑戦的な意匠が随所に見られる。
-
5/23「GR GT」と「LFAコンセプト」のサイドビューの比較(前者は真横の画像がなかったので、透視図でご容赦を)。同寸だというホイールベースをそろえてみると、フロントウィンドウの位置が大きくズレているのがわかる。ドアの切り欠きもGR GTのほうが後ろ寄りで、乗員の搭乗位置も後ろ寄りに見える。
-
トヨタ の中古車webCG中古車検索
-
6/23写真向かって左より、「トヨタGR GT」「GR GT3」「レクサスLFAコンセプト」。異形のスタイリングであるGR GTと比べると、LFAコンセプトはわかりやすく優雅でスポーティーな意匠をしている。
-
7/23電気自動車であることや、ロングノーズ&ショートデッキにファストバックのスタイルなどを鑑みると、「LFAコンセプト」は2022年発表のコンセプトモデル「エレクトリファイドスポーツ」の発展型といえる。
-
8/232010年に登場した「レクサスLFA」。世界限定500台で販売されたスーパースポーツで、カーボンモノコックのボディーにヤマハと共同開発した4.8リッターV10エンジンが搭載された。
-
9/232017年登場の「レクサスLC」。同ブランドの最上級セダン「LS」と同じプラットフォームを用いた、ラグジュアリークーペ/コンバーチブルだ。
-
10/23「LFAコンセプト」のボディーの造形は非常に明瞭。ボディーサイドの強いプレスラインが、フロント側の立体と、リア側およびルーフ側の立体との嵌合(かんごう)部になっている。
-
11/23なだらかなファストバックスタイルに、ふくよかな左右のフェンダー、ダックテールなどの処理なしに収束するリアエンドの意匠などもあってか、リアまわりは、どこか「ポルシェ911」に通じる雰囲気も感じさせる。
-
12/23バランスがよく洗練されたデザインの「レクサスLFAコンセプト」だが、強烈な異物感を放つ「トヨタGR GT」と並べられると、ちょっと地味な印象も。
-
13/23「ジャパンモビリティショー2025」にて、レクサスブースに展示された「レクサス・スポーツコンセプト(=LFAコンセプト)」。狭いショー会場での壇上での展示では、プロポーションなどは確認しづらいものだが……。
-
14/23実は「レクサス・スポーツコンセプト」は、「Tokyo Future Tour 2035」のソニーのブースにも展示されていた。クルマのペダルやステアリングホイールを操作し、リアルな運転感覚でドライビングシミュレーター『グランツーリスモ7』を楽しめるという技術「VR Cockpit」の展示に供されたのだ。
-
15/23優雅で洗練されているいっぽうで、従来的な「レクサスらしさ」の表現は控えめ。近年のレクサス車に共通する“スピンドルグリル/ボディー”のイメージは薄く、ディテールを見ても、ヘッドランプのL字の灯体などが「言われてみれば……」と感じさせる程度だ。
-
16/23「東京オートサロン2026」より、カメラのシャッターを浴びまくる「トヨタGR GT」。同車にとって、これが初の一般公開の舞台だった。
-
17/23同じく東京オートサロンより、レーシングバージョンの「GR GT3」。webCGほった的には、「どうせ数を見込むクルマではないのだし、むしろロードバージョンも『このGT3にナンバーを付けただけ!』ってぐらいの代物でもよかったのに」と思うのだが……。
-
18/23「レクサスLFAコンセプト」ももちろん注目度の高いクルマだが、果たしてこちらも東京オートサロンに出展したとして、「トヨタGR GT/GR GT3」ほどには熱視線を浴びたであろうか?
-
19/23上から順に、「日産スカイラインGT-R」(1989年)に「日産GT-R」(2007年)、初代「ホンダNSX」(1990年)。
清水「果たして『トヨタGR GT』や新型『レクサスLFA』は、GT-RやNSXみたいな伝説になれるのだろうか……?」 -
20/23渕野「個人的には、『トヨタGR GT』にはどうにもとっぴな印象があるんですが……」
ほった「いや、もともと特殊なモデルなんだし、これくらいインパクトがあって、これくらいとっぴじゃないと。中途半端に乗用車っぽい色気をにおわせると、本気度を疑われちゃいますよ」
-
21/23清水「後編は『LFAコンセプト』の話をするつもりだったけど、結局『GR GT』に持ってかれちゃったねぇ」
ほった「世間の注目度も、圧倒的にLFA<GR GTですしね」 -
22/232025年の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、走る姿を披露する「トヨタGTレーシング コンセプト」。
-
23/23読者諸氏の皆さんは、「トヨタGR GT」と「レクサスLFAコンセプト」(の市販版)、買うとしたらどちらにしますか?

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
トヨタ の中古車webCG中古車検索
カーデザイン曼荼羅の新着記事
-
第132回:軽EVのデザインを考える(前編) ―「スズキeスカイ」にみる“大衆車メーカー”スズキのスゴみ― 2026.10.14 希代の凡作か? 実はすべてが計算のうちか? スズキ初の軽乗用電気自動車「eスカイ」の造形を、カーデザインの識者と考察。つかみどころのないイメージの背景にある、“大衆車メーカー”スズキの慧眼(けいがん)に思いをはせた。
-
第131回:新型三菱パジェロ(後編) ―レトロブームには頼らない? 最新のデザイントレンドを追求した三菱の思惑― 2026.10.7 正式発表を間近に控え、ますますファンの間で話題が盛り上がっている新型「三菱パジェロ」。歴史的な旗艦の復活だというのに、三菱があえてレトロブームに乗らなかった理由とは? カーデザインの識者とともに、新型パジェロに見る最新のデザイントレンドを探る。
-
第130回:新型三菱パジェロ(前編) ―泥や雪より都会が似合う!? 高級&上質に進化した“関越キング”に思う― 2026.9.30 いよいよ登場した新型「三菱パジェロ」。復活を遂げたクロスカントリーSUVの雄だが、そのデザインは海や山やスキー場より、むしろ都会が似合うものに仕上がっていた!? 三菱が世に問う渾身の力作、その造形をカーデザインの識者とともに考察した。
-
第129回:日本のカーデザインに足りないもの・欠けているもの(後編) ―プロポーションの進化と「駄作」の消失に見る、日本車の現在地― 2026.9.23 今や欧州と立場が逆転? 世界的に見ても高い水準にあるという日本のカーデザインだが、そこには本当に足りないものはないのか? 今後、さらなる発展を望むうえで必要なものとはなにか? カーデザインの識者と、日本の自動車デザインの“今”を考えた。
-
第128回:日本のカーデザインに足りないもの・欠けているもの(前編) ―厳しい制約が鍛えた独創の美と創造性― 2026.9.16 日本の地に自動車産業が芽生えて幾星霜。今やすっかり自動車大国となったわが国だが、ことカーデザインの質については、世界的に見てどれほどのレベルにあるのだろうか? 日本車の“美”がさらに進化していくうえで必要なものを、カーデザインの識者と考えた。
新着記事
-
NEW
トヨタ・ランドクルーザー“300”GRスポーツ(4WD/10AT)【試乗記】
2026.10.19試乗記トヨタの「ランドクルーザー“300”」にハイブリッドパワートレイン搭載モデルが登場。環境負荷低減のために牙を抜かれた……どころか、電気の力を味方に、さらに力強さを増しているから面白い。愛知県のオフロードコースで乗った印象をリポートする。 -
NEW
フェラーリが「日本上陸60周年」 記念祭から“ブランドの今とこれから”を読む
2026.10.19デイリーコラム「日本上陸60周年」を祝うファン感謝イベントを開催したフェラーリ。自動車界に燦然と輝くハイブランドは、いま何を目指しどこに行こうとしているのか? 経営トップの談話を交えながら推察してみよう。 -
日産キックスX e-4ORCE(前編)
2026.10.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「日産キックス」に試乗。デザインが新しいのはもちろんのこと、まさに下ろしたての最新のパワートレインを搭載。日産の大きな期待を背負ったコンパクトSUVである。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
三菱eKクロスEV P(FWD)【試乗記】
2026.10.17試乗記三菱の軽乗用電気自動車(EV)「eKクロスEV」が、一部改良でデザインを刷新! 2022年発売の古参の一台は、台頭するライバルをどう迎え撃つのか? 最新モデルと比べても、キラリと光る魅力はあるのか? 軽EVのパイオニアが擁する一台の実力を確かめた。 -
写真で解説する「フィアット・グランデパンダ」
2026.10.16画像・写真ステランティスが「フィアットブランドの大きな柱のひとつとなる重要なモデル」と位置づける「グランデパンダ」が日本上陸。その具体的な見どころを、写真とともに解説する。 -
フィアット・グランデパンダ ハイブリッド ラプリマ(FF/6AT)【試乗記】
2026.10.16試乗記欧州を代表するコンパクトカーの一台である「フィアット・パンダ」が第4世代に進化。新たに「グランデパンダ」を名乗り、日本にやってきた。ずばり新型の見どころは車両の随所にちりばめられた初代モデルへのオマージュである。上位グレード「ラプリマ」の仕上がりをリポートする。
注目の記事
-
キャデラックのラグジュアリーBEVを、月々定額で。賢いクルマとの付き合い方を、お金のプロが語る。 特集 -
まさに小股の切れ上がったコンパクトハッチバック。最新の「ルノー・ルーテシア」を試す。 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングGR GT





























