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1/20渕野氏と清水氏が「国産コンパクトSUVでナンバーワン!」と高く評価する「ホンダ・ヴェゼル」。
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2/20「ヴェゼル」のボディーサイズは仕様によって異なり、全長が4340~4385mm、全幅が1790mm、全高が1545~1590mmとなっている。プラットフォームから判断するとBセグメントに区分けしたくなるヴェゼルだが、サイズ的にはBセグとCセグの中間といった感じだ。
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3/20サイドビューを見ると、ガラスの切り欠きやホイールアーチに沿って施される丸いプレスラインなど、各部の意匠はいたって自然。ヘッドランプとテールランプをつなぐショルダーラインの線も素直だ。高い箇所にラインやドアパネルのピークを通すことで、SUVらしい“高さ感”も演出している。
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4/20渕野「パッケージもスゴいんですよね。後席を含め、車内空間がちゃんと広くて」
ほった「その辺は、超高効率コンパクト『フィット』ゆずりのプラットフォームのなせる業でしょうねぇ」 -
5/20渕野氏が「東京都内ではちょうどいいサイズ」と評価する「スバル・クロストレック」だが、実はだだっ広い米国でも2024年、2025年と2年連続でスバル車の販売ナンバーワンに輝いている。このクラスのSUV/クロスオーバーは、実は世界共通で最適解なのかも。
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6/20国内販売台数を見ると、意外なのが「レクサスLBX」の順位。プレミアムブランドの高額商品ながら、量販車種の間に割って入る奮闘をみせている。
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7/20「スズキ・ジムニー」も国内市場で意外と奮闘している。2025年における「シエラ」と「ノマド」の販売台数は、前年比160%の4万1366台。登録車では21位につけている。軽自動車を含めると、同年の販売台数は聞いて驚け9万1728台!! ……日本て、そんなに悪路が多かったっけ?
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8/20あまりの人気に生産が追いつかず、長らく受注を停止していた5ドアの「ジムニー ノマド」。2026年1月30日にようやく受注が再開され、ついでに新色「グラナイトグレーメタリック」(写真)が追加された。
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9/20運転席と助手席の間にそそり立つトランスファーレバー。ラダーフレーム、リジッドアクスル、副変速機といえば「ジムニー」シリーズの三種の神器だが……今のユーザーのほとんどにとっては、正直、関係のない話だろう。
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10/20「ジムニー」シリーズがあくまでデザインで売れているのだとしたら、先代に存在した「L」や「J2」(写真)といったFRモデルを出したら売れるかも? いや、ブランドを毀損(きそん)しておしまいだろう。げにユーザーの心理とは難しい……。
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11/20「フィアットやシトロエンに似ている!」と言われては、褒められたりたたかれたりしている「トヨタ・シエンタ」。トヨタがSUV風のお化粧モデルを出さないのは、そんなことをしなくとも十分に売れているからかもしれない。
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12/20小型車のなかでは、ワゴンやミニバン、ハッチバックなどをベースに、SUV風に仕立てたモデルも存在感を強めている。ホンダも「クロスター」のサブネームでそうした仕様をラインナップしているが、人気はいまひとつのようだ。
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13/20インテリアにチェック柄の生地を大胆に使い、荷室を停車時にくつろげる空間として提案した「N-BOXジョイ」。アイデアとそれを具現する実行力は見事だが、肝心のユーザー受けは……?
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14/20分かりやすくSUVっぽさを主張するライバルに対し、「ホンダN-BOXジョイ」(写真下)は商用車っぽい飾り気のなさで勝負。
ほった「個人的には好きなんだけど、こういう真ん中を外したがるところも、ホンダが“なんちゃって系”でうまくいかない理由なのかも」 -
15/20アンチからは“見え”で選ばれていると言われがちなSUV/クロスオーバーだが、実際には適度な車高による乗降性のよさ、アイポイントの高さからくる見晴らしのよさなど、人間工学やパッケージの観点でも、優れている部分は多いのだ。画像は「ホンダ・ヴェゼル」のパッケージの図説。
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16/20清水氏の心を魅了してやまない「スズキ・クロスビー」の大幅改良モデル。
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17/20ドアパネルでギューっとボディーを絞り込み、リアフェンダーをドカンと張り出させた「レクサスLBX」。当初はもっと常識的な形状だったが、豊田章男社長(当時)に「これだったら、いらないよ」と言われたことから、この大胆にハジケた造形となったという。
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18/20よくも悪くも、完成度の高いデザインの車種が多い日本のコンパクトSUVに対し、海外のメーカーは、前々からキャラクターの立ったデザインを重視してきた感がある。特にフィアットやシトロエン、ジープなど、ステランティスのブランドはその傾向が強い。
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19/202021年の「IAAモビリティー」で発表された、フォルクスワーゲンの「ID. LIFEコンセプト」。
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20/20清水「デザインの面白さも大事だけど、コンパクトSUVには全幅1800m未満のボディーサイズを守ってほしいね!」
ほった「確かに。いくら人気だからといって、本分を忘れるのはNGですからね」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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