大矢 アキオ の記事一覧(1088件)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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2023.7.6 エッセイ 大矢 アキオ
第815回:イタリア式マイナンバー&自動車ナンバーの恐るべき「ひもづけ」
目下、日本では「マイナンバーカード」に絡んだ議論が盛んだが、イタリアでは1973年に導入されている。ただし、導入から50年を経たからといって問題がないわけではなく、かの地で暮らす大矢アキオも苦労を強いられている。他山の石とすべくあちらの様子を見てみよう。
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2023.6.29 エッセイ 大矢 アキオ
第814回:新型「トヨタ・アルファード」をイタリア・フランス・スイス人はどう見たか?
発売されるや話題沸騰の新型「トヨタ・アルファード/ヴェルファイア」。日本に住むわれわれは、ミニバンのこうしたギラギラとしたデザインを見慣れてしまっているが、果たして欧州に住む人々はどう見たのだろうか。大矢アキオがリポートする。
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2023.6.22 エッセイ 大矢 アキオ
第813回:クルマ視点で見たベルルスコーニ元首相の時代
イタリアの政治家としては日本でも比較的有名なシルヴィオ・ベルルスコーニ元首相が亡くなった。自由奔放なふるまいが記憶に残っている人も多いだろうが、彼の時代はイタリアにとって今のところ最後の自動車の黄金期だった。その功績を振り返ってみよう。
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2023.6.15 エッセイ 大矢 アキオ
第812回:天に旅立った大矢アキオの“同志” 希代の名博物館長マリエッラ・メンゴッツィ氏の思い出
2023年5月31日にトリノ自動車博物館のマリエッラ・メンゴッツィ館長が亡くなった。大矢アキオにとっては、ただの取材先ではなく、人々に自動車史を楽しく分かりやすく伝えようという考えを同じくする“同志”だった。彼女との思い出を振り返る。
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2023.6.8 エッセイ 大矢 アキオ
第811回:ルノーの代車アプリでEV版「トゥインゴ」を借りてみた
車検に伴う修理・点検の代車で、大矢アキオのもとに「ルノー・トゥインゴ」の電気自動車バージョン「Z.E.エレクトリック」がやってきた。駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は22kWhで、一充電走行距離は190km。果たしてどんな走りが味わえるのか。
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2023.6.1 エッセイ 大矢 アキオ
第810回:「ひわいな改造車」の向こうにあるもの
日本では若者の軽はずみな行動がたびたび“炎上”を招いている。大矢アキオの住むイタリアをはじめとした欧州でも、学生による粗野な振る舞いが見られるが、社会がそれをある程度許容する風土が存在する。学生街の新入生歓迎祭をのぞいてみよう。
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2023.5.25 エッセイ 大矢 アキオ
第809回:あの日本ブランド、変わり果てた姿で発見される
大矢アキオが住むイタリアでは、ディスカウントストアなどの特売品コーナーに、東芝やシャープといった、かつて一時代を築いたブランドの商品がよく並んでいる。いったんブランド価値が陳腐化したら、あとは早い。日本の自動車ブランドは大丈夫か? という話。
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2023.5.18 エッセイ 大矢 アキオ
第808回:伝説の原付自転車の「電動化」でダンディズムを取り戻せ!
かつてイタリアで売れに売れた原付自転車「チャオ」を電動化してしまった人物がいる。単なる改造ではなく、もはや作品というべきレベルの仕上がりであり、国内の特許まで取得してしまったほどなのだ。その中心人物に大矢アキオが話を聞いた。
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2023.5.11 エッセイ 大矢 アキオ
第807回:87歳スバル店店主、念願の新ショールームと「勇気ある決断」
大矢アキオが事あるごとに訪ねてきたイタリアのスバル販売店「アウトサローネ・モンテカルロ」が生まれ変わった。店はもちろんのこと、87歳を迎えた名物店主も人生の新しいフェーズを迎えたという。早速訪ねてみた。
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2023.5.8 自動車ニュース 大矢 アキオ
ジウジアーロ×F1ドライバーの家系が5台の新作コンセプトカーを一挙公開
「GFGデザイン」と「ラフィット・アウトモービリ」が米国マイアミで新作コンセプトカーを発表した。2台のオフローダーと2台のスパイダー、そして公道走行可能な耐久マシンの計5モデルの中身を詳しくみてみよう。
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2023.5.4 エッセイ 大矢 アキオ
第806回:フェルッチョ・ランボルギーニの伝記映画は「おとぎばなし」と「リアル」の微妙な交錯である
イタリアではランボルギーニの創始者フェルッチョ・ランボルギーニの伝記映画の配信が始まっている。かつて氏の伝記を訳したことがある大矢アキオにとっては見逃せない作品だ。早速内容をチェックしてみよう。
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2023.4.27 エッセイ 大矢 アキオ
第805回:没後10周年を迎えた小林彰太郎氏の「霊言」に大矢アキオが挑戦
2023年は『カーグラフィック』初代編集長、小林彰太郎氏の没後10年のメモリアルにあたる。かつて最後の部下として薫陶を受けた大矢アキオは、話題の「ChatGPT」と格闘しながら、天国における氏の近況を調査した。
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2023.4.20 エッセイ 大矢 アキオ
第804回:最新イタリア映画でも活躍 劇用車コーディネーター親子の仕事ぶり
映画やテレビを見ていると、いつの間にかストーリーよりも画面に登場するクルマばかりが気になってしまうのが自動車好きの性分だ。大矢アキオの友人に、この劇用車の手配をなりわいにしているイタリア人がいる。仕事における楽しみや苦労を聞いてみた。
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2023.4.13 エッセイ 大矢 アキオ
第803回:「UFO」まで放出!? 進む自動車ブランドの秘蔵車コレクション売却
自動車ブランドが歴史的車両コレクションを放出する事例が相次いでいる。ルノーやシトロエン&プジョー、BMWなどがオークションハウスと組んで進めているが、こうした事態はなぜ起きるのか。事情をよく知る人物に大矢アキオが聞いてみた。
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2023.4.6 エッセイ 大矢 アキオ
第802回:銀ギツネの夢をかなえる! 日本仕様のスバルをあえて欧州で売る男
あるヒストリックカーショーで大矢アキオはSTI系のハイパフォーマンスな古いスバル車ばかりを並べたブースを見つけた。驚くのはそれらが右ハンドルばかりだったことで、しかも日本から輸入したというではないか。店主に話を聞いてみた。
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2023.3.30 エッセイ 大矢 アキオ
第801回:WBCは盛り上がらなくても「ダチア」は大ヒットの理由
正規導入されていないので仕方のない面もあるが、日本と欧州とで知名度に大きな差がある自動車ブランドの筆頭がダチアだ。大矢アキオはこのブランドを古くからウオッチし続けてきたという自負がある。欧州で大ブレークした理由を大いに語る。
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2023.3.23 エッセイ 大矢 アキオ
第800回:【Movie】707台の「マツダMX-5」が大行進 ギネス記録更新なるか!?
日本だけでなくヨーロッパでも人気を集めている「マツダ・ロードスター」。かの地では「MX-5」と呼称されているが、それはともかく、2022年には「同時に何台のMX-5」がパレードできるかのギネス記録更新にチャレンジした。その様子を動画でリポートする。
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2023.3.16 エッセイ 大矢 アキオ
第799回:シトロエンの欧州販売&シェアが急落! その背景と未来への提言
ヨーロッパにおけるシトロエンの販売台数が急落している。もちろん部品供給などの問題でほかにも販売台数を落としたブランドは多いが、それらと比べてもシトロエンの不振は深刻だ。その理由を大矢アキオが考察する。
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2023.3.9 エッセイ 大矢 アキオ
第798回:俺たちの「ミト」! イタリアの若者が熱くなる理由
イタリアでは2018年にカタログから姿を消した「アルファ・ロメオ・ミト」だが、それから5年を経た現在でも若者を引きつけてやまないのはなぜだろうか。たまたま出会ったオーナーズクラブの若者たちに、大矢アキオが理由を聞いてみた。
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2023.3.2 エッセイ 大矢 アキオ
第797回:ガソリンスタンドを見ればイタリア社会が分かる!
日本にとっても対岸の火事ではないが、イタリアでも燃料価格の高騰が続いている。2023年2月にはそれを少しでも抑制すべく新たなルールが設けられたものの、「きっと長続きしないだろう」と大矢アキオは考えている。果たしてその理由とは?