あの多田哲哉のクルマQ&A

多田 哲哉
1957年生まれの自動車エンジニア。大学卒業後、コンピューターシステム開発のベンチャー企業を立ち上げた後、トヨタ自動車に入社(1987年)。ABSやWRカーのシャシー制御システム開発を経て、「bB」「パッソ」「ラクティス」の初代モデルなどを開発した。2011年には製品企画本部ZRチーフエンジニアに就任。富士重工業(現スバル)との共同開発でFRスポーツカー「86」を、BMWとの共同開発で「GRスープラ」を世に送り出した。トヨタ社内で最高ランクの運転資格を持つなど、ドライビングの腕前でも知られる。2021年1月に退職。
-
2025.10.7 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
EV専用のプラットフォームは内燃機関車のものとどう違う?
多くの電気自動車にはエンジン搭載車とは異なるプラットフォームが用いられているが、設計上の最大の違いはどこにあるのか? トヨタでさまざまな車両の開発を取りまとめてきた多田哲哉さんに聞いた。
-
2025.9.30 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
カタログ燃費と実燃費に差が出てしまうのはなぜか?
カタログに記載されているクルマの燃費と、実際に公道を運転した際の燃費とでは、前者のほうが“いい値”になることが多い。このような差は、どうして生じてしまうのか? 元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんに聞いた。
-
2025.9.23 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
“いいシート”はどう選べばいい?
運転している間、座り続けることになるシートは、ドライバーの快適性や操縦性を左右する重要な装備のひとつ。では“いいシート”を選ぶにはどうしたらいいのか? 自身がその開発に苦労したという、元トヨタの多田哲哉さんに聞いた。
-
2025.9.16 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
内燃機関を持たないEVに必要な「冷やす技術」とは何か?
エンジンが搭載されていない電気自動車でも、冷却のメカニズムが必要なのはなぜか? どんなところをどのような仕組みで冷やすのか、元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんに聞いた。
-
2025.9.9 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
スポーツカーの駆動方式はFRがベスト? FFや4WDではダメなのか?
スポーツカーの話となると「やっぱりFR車に限る」と語るクルマ好きは多い。なぜそう考えられるのか? FFや4WDでは満足が得られないのか? 「86」や「GRスープラ」の生みの親である多田哲哉さんに聞いた。
-
2025.9.2 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
エンジニアとして「日産GT-R」生産終了に何を思う?
2025年8月26日、18年にわたって販売されたハイパフォーマンスカー「日産GT-R」の生産が終了した。同じ時代にトヨタの車両開発者だった多田哲哉さんは、このクルマとその幕引きに何を感じたのか、話を聞いた。
-
2025.8.26 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
重量級のEVでも「走りが良い」といえるのはなぜ?
車重が重いとされる電気自動車について、時に「走りが良い」と評されるのはどうしてなのか? 「重いクルマは運動性能が低い」のが常識ではなかったか。矛盾とも思える点について、元トヨタのエンジニア、多田哲哉さんに聞いた。
-
2025.8.19 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「ボディー剛性」はどこの強さで、何にどう作用する?
自動車の世界でよく耳にする「ボディー剛性」とは何か? 車体における、どこのどういう強さを示しているのか? その強度がもたらす走りへの影響も含め、元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんが解説する。
-
2025.8.12 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
なぜ「売れたクルマの後継モデル」は商業的に失敗するのか?
市場で大ヒットしたクルマの“次の代”は、事実として、商業的に失敗することが多い。それはなぜなのか? これまでトヨタでさまざまな車両開発を取りまとめてきた多田哲哉さんに理由を聞いた。
-
2025.8.5 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
エンジンのフィーリングは何で決まるのか?
モーターとの対比などで、「エンジンには個性やキャラクター、味わいがある」と言われることがある。そんなエンジンのフィーリングを決める要素とは何だろうか? 元トヨタのエンジニア、多田哲哉さんに聞いてみた。
-
2025.7.29 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
DCTとトルコンAT、技術者が優位と思うのはどっち?
自動変速機のトルコンATに代わるものとしてDCTが登場してから、ずいぶんたった。では両者のうち、どちらがより優れているといえるのか? トヨタでさまざまなクルマの開発を取りまとめてきた多田哲哉さんに聞いてみた。
-
2025.7.22 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
“トランプ関税”は日本の自動車業界にどれだけのダメージをもたらすか?
「日本がアメリカに輸出する自動車および自動車部品に25%の関税を課す」という“トランプ関税”。実際に課税されるようになると、日本の自動車業界はどれほどのダメージを受けるのか? 元トヨタの多田哲哉さんはこう考える。
-
2025.7.15 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「電動ターボ」と従来型の過給機は、何がどう違うのか?
近年見聞きする「電動ターボ」は、従来型のターボやスーパーチャージャーとはどう違うのか? その特性について、元トヨタの車両開発者である多田哲哉さんに聞いた。
-
2025.7.8 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
なぜEV開発で中国メーカーは急成長できたのか?
EVの世界では中国企業が急成長を遂げ、欧・米・日の自動車メーカーにとって大変な脅威となっている。彼らはなぜ、短期間でこれほど飛躍できたのか? その決定的な要因について、元トヨタの多田哲哉さんが語る。
-
2025.7.1 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「カーボンニュートラル燃料」はエンジン車を救えるのか?
電動化しなくても、カーボンニュートラル燃料を使うことで将来的にエンジン車を存続させられるという説がある。それは本当だろうか? トヨタで長年車両開発にたずさわってきた多田哲哉さんの考えを聞いた。
-
2025.6.24 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
プラットフォームが新しくなったら、何がどう変わる?
クルマのモデルチェンジに際してプラットフォームが一新されると、具体的にどんなところが変わるのか? トヨタでさまざまな車両の開発を取りまとめてきた多田哲哉さんに聞いてみた。
-
2025.6.17 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
電動化時代に“走るよろこび”をどう実現するのか?
クルマの電動化が進んで車両の基本構造が大きく変化しても、従来どおりの“走るよろこび”は得られるものだろうか? トヨタで長年車両開発にたずさわってきた多田哲哉さんの考えを聞いた。
-
2025.6.10 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
「ドライブモード切り替え」のからくりとは? 裏でどんな制御を行っているのか
今や多くのクルマで“走行モード”が選べるようになっているが、これらの制御は、具体的にどのように行われているのか? トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんに、その内容を聞いた。
-
2025.6.3 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
目立ちはしないが“運転の要”、ペダルの開発はどうなっている?
運転・操縦という点では極めて重要な「クルマのペダル」。その開発は、どのように行われているのか? トヨタでさまざまなクルマの開発をとりまとめた多田哲哉さんに実情を聞いた。
-
2025.5.27 あの多田哲哉のクルマQ&A 多田 哲哉
自動車の世界でAI技術はどう生かされているのか?
自動車にもAI(人工知能)の技術が搭載されているといわれるが、それはどのように役立っているのだろうか? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに、AI技術の進化の見通しなども含めて語ってもらった。