大矢 アキオ の記事一覧(1088件)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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2022.10.6 エッセイ 大矢 アキオ
第777回:果たしてその正体は!? 屋根にぬいぐるみを積んだトラックを捕獲
車内にぬいぐるみを積むのは日本独自の文化というわけではなく、欧州にも愛好家は存在している。ただし、大矢アキオが散歩の途中で見かけたキャビン上部にぬいぐるみをくくり付けたトラックには、何か事情がありそうだ。苦労の末に捕まえて話を聞いてみた。
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2022.9.29 エッセイ 大矢 アキオ
第776回:トヨタ一強に喝!? わが街シエナのレア車タクシードライバーに聞く
イタリアでタクシー用車両の主流となっているのはトヨタのハイブリッド車だが、どの世界にも主流を好まない人は存在するものだ。大矢アキオの住むシエナの街で、ちょっと変わった車両で営業するドライバーに話を聞いてみた。
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2022.9.22 エッセイ 大矢 アキオ
第775回:1970年代原付バイクの代名詞「ラッタッタ」の起源を探る
かつて「ホンダ・ロードパル」のCMで使われ、原付バイクの代名詞としても親しまれた「ラッタッタ」。あることがきっかけで語源が気になった大矢アキオは独自の調査を開始。イタリア南部の街で、ついに手がかりをつかんだのだった。
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2022.9.15 エッセイ 大矢 アキオ
第774回:「ルノー・クリオ」に乗る83歳 イタリア人高齢ドライバーの日常
スーパーマーケットで旧知の女性に出会った大矢アキオ。すでに83歳になるというその女性はかつて「フィアット・パンダ」にしか乗らないと宣言していたのだが、駐車場にパンダの姿は見当たらない。彼女に一体何があったのだろうか。
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2022.9.8 エッセイ 大矢 アキオ
第773回:イタリアのある自動車ディーラーの戦後史を発掘! 店の名前に息づく赤い魂
イタリアのスズキディーラーで初代「ジムニー」を発見した大矢アキオ。スズキ談議に花が咲いたところで店内を見回すと、スズキ車以外の古い写真がたくさん飾られていることに気がついた。詳しく聞いてみると、話は意外な方向に転がっていくのだった。
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2022.9.1 エッセイ 大矢 アキオ
第772回:イタリアのメディアも続々報道 やっぱり何かに似ている新型「トヨタ・シエンタ」
トヨタ自動車が2022年8月23日に新型「シエンタ」を公開した。大矢アキオの住むイタリアでは自動車メディアだけでなく、一般メディアも盛んに報じているが、新型を歓迎するどころか、やゆするような内容の見出しばかりが躍っている状況なのだ。果たしてその理由とは?
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2022.8.25 エッセイ 大矢 アキオ
第771回:レンタカー料金暴騰! 「フィアット・パンダ」でも1日◯万円の衝撃
レンタカー好きを自認するイタリア在住の大矢アキオが、3年ぶりに訪れた通常のバカンスシーズンに合わせてレンタカーを借りようとすると、料金の大幅な値上がりに気づいた。料金高騰の理由と、イタリア国内におけるレンタカーの最新事情をリポート。
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2022.8.18 エッセイ 大矢 アキオ
第770回:埋もれていた2台の“白いクラウン”が教えてくれたこと
イタリア在住の大矢アキオが古道具店で「トヨペット・クラウン」のミニカーを見つけた。状態はともかく、その品質はさすが「MADE IN JAPAN」を感じさせるのだが、同時代の欧州製玩具と比べると割安感が否めない。その理由を考えてみた。
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2022.8.11 エッセイ 大矢 アキオ
第769回:失敗ばかりの時代にあらず! エスプレッソの国で生きていた「ユーノス・プレッソ」を発見!
大矢アキオが発見した「マツダMX-3(日本名:ユーノス・プレッソ/オートザムAZ-3)」は、日本に住むわれわれの感覚では販売の5チャンネル化など、マツダの暗黒時代を象徴するともいえる一台だ。イタリア人のオーナー氏は一体どこに引きつけられたのだろうか。
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2022.8.4 エッセイ 大矢 アキオ
第768回:世界のどこでもフリーパス!? ステランティス車は世界最強の「Suica」だ!
道なき道を乗り越えて「どこにでも行けるクルマ」というのは、ある意味で最強のクルマといえるだろう。「トヨタ・ランドクルーザー」などが目指す世界だが、大矢アキオは「ステランティス車こそが最強」と考えている。果たしてその心とは?
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2022.7.28 エッセイ 大矢 アキオ
第767回:あなたは誰? イタリアに謎のガソリンスタンドが続々出現
ある日、大矢アキオがに立ち寄ったガソリンスタンドでは、看板や給油機、スタッフのユニフォームなどに本来あるはずのブランド名やブランドロゴが隠されていた。ただし、イタリアではこれが特に珍しい光景というわけではない。そのあたりの事情を解説しよう。
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2022.7.21 エッセイ 大矢 アキオ
第766回:【Movie】血管にベスパが流れる人ばかり!? 本場イタリアのミーティングをのぞいてみる
ベスパの本場イタリアには「ベスパクラブ・ディタリア」と呼ばれる愛好会があり、おびただしい数のイベントを催している。大矢アキオの住むシエナの街にも支部があり、2022年7月10日に年次ミーティングが開催された。現地の様子を動画でリポートする。
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2022.7.14 エッセイ 大矢 アキオ
第765回:これでいいのだ! 「目からウロコ」だったアイデア装備
日本車のアクセサリーのような至れり尽くせり感はないが、欧州車の便利装備もなかなか頑張っている。実用性という面ではともかく、その手があったかと思わされるものが多い。欧州的発想で開発されたアイデア商品を大矢アキオが紹介する。
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2022.7.7 エッセイ 大矢 アキオ
第764回:「メルセデス・ベンツVクラス」が大増殖中! イタリアで何が起きている?
2022年のイタリアでは「メルセデス・ベンツVクラス」を見かける機会が一気に増えた。半導体不足等の影響でブランド全体が低調なのに対し、Vクラスは実際の販売台数も増えているのだから、この勢いは本物だ。イタリアで一体何が起きているのか?
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2022.6.30 エッセイ 大矢 アキオ
第763回:【Movie】「1100」を愛してこそ真のフィアットファンである
フィアットを代表する車種といえば今も昔も「500」だが、日陰者である4ドアセダンを愛好する人々もイタリアには存在する。そんなフィアット製ベルリーナ「1100」が11台集まったミーティングの様子を大矢アキオが動画でリポートする。
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2022.6.23 エッセイ 大矢 アキオ
第762回:【Movie】メンズモード見本市で“センターをとってしまった”あのクルマ
イタリアで紳士モード見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ」が開催された。第102回となる今回は、新型コロナウイルスによる規制を受けない久しぶりのノーマルな開催だ。「マセラティMC20チェロ」も登場した会場の様子を大矢アキオが動画でリポートする。
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2022.6.16 エッセイ 大矢 アキオ
第761回:VW系の新ブランド“クプラ”にみる「草食時代のマーケティング」
ミラノで開催されたデザインイベントにVW系の新ブランド、クプラがブースを構えていた。展示車両はわずか1台のみだったのだが、そこには立派な人だかりができており、かなりの盛況だ。新時代の新ブランドによるマーケティング手法を大矢アキオがリポートする。
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2022.6.9 エッセイ 大矢 アキオ
第760回:イタリアでサービスエリアの食堂が歴史遺産に昇格!?
イタリアのサービスエリア(SA)に、妙に気合の入ったレストランが誕生した。外観に3本の鉄製アーチを備えたこの施設は、SAが開設された1958年当時の雰囲気を色濃く残したままリニューアルしたものだ。大矢アキオが早速行ってみた。
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2022.6.2 エッセイ 大矢 アキオ
第759回:21世紀版「ミツルハナガタ2000」が自動車界の夢を広げる
イタリアで開かれた「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で、大矢アキオは若き自動車デザインダイレクターと出会った。話を聞くにつれて彼が『巨人の星』の花形 満に、そして彼の手がけたプロダクトが「ミツルハナガタ2000」に思えてきた。果たしてその理由とは?
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2022.5.26 エッセイ 大矢 アキオ
第758回:【Movie】イタリアでの販売がスタート 「アルファ・ロメオ・トナーレ」の内覧会に密着取材
イタリアで「アルファ・ロメオ・トナーレ」の販売が始まった。売れ筋のCセグメントSUVということもあり、シエナのディーラーは盛大な内覧会を開催。シエナの住人・大矢アキオがその様子を動画でリポートする。