『CAR GRAPHIC』2022年11月号発売 「フェラーリ・プロサングエ」の素顔に迫る

2022.09.30 From Our Staff CAR GRAPHIC 編集部

『CG』11月号の巻頭は、ついに発表されたフェラーリの新型車「プロサングエ」です。マラネッロで実車を取材したリポートをお届けします。これに続くのは、50周年を迎えたBMWの“M”の大特集。アイコニックな「M1」やE30の「M3」、そして最新Mモデルまで、9台のインプレッションをお楽しみください。(CG編集部)

近年のフェラーリで最も注目され、うわさされたモデル、4ドアクロスオーバーの「プロサングエ」。独占撮影での写真にも注目ください。(photo:ロベルト・カレール)
近年のフェラーリで最も注目され、うわさされたモデル、4ドアクロスオーバーの「プロサングエ」。独占撮影での写真にも注目ください。(photo:ロベルト・カレール)拡大
単純な四角のようで、実はとても凝ったカタチの「ルノー8ゴルディーニ」。当時はワンメイクレースなども開催されました。(photo:小林俊樹)
単純な四角のようで、実はとても凝ったカタチの「ルノー8ゴルディーニ」。当時はワンメイクレースなども開催されました。(photo:小林俊樹)拡大
歴史的には、不幸も重なりあまり目立たなかった「M1」(写真右)。しかしよく見ると、Mのアイコンらしい魅力が時代を超えて迫ってきます。(photo:北畠主税)
歴史的には、不幸も重なりあまり目立たなかった「M1」(写真右)。しかしよく見ると、Mのアイコンらしい魅力が時代を超えて迫ってきます。(photo:北畠主税)拡大
20年前に描かれたマセラティ用のSUV「クーバン」。未来を予見したかのようなコンセプトはさすが巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ、といえるでしょう。(photo:CGライブラリー)
20年前に描かれたマセラティ用のSUV「クーバン」。未来を予見したかのようなコンセプトはさすが巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ、といえるでしょう。(photo:CGライブラリー)拡大
ビッグ・シトロエンの復活か、とダブルシェヴロン・ファンから期待されている「C5 X」。その実力を1800km走らせて確かめました。(photo:市 健治)
ビッグ・シトロエンの復活か、とダブルシェヴロン・ファンから期待されている「C5 X」。その実力を1800km走らせて確かめました。(photo:市 健治)拡大

プロサングエという革命と、M50年の継承

11月号の巻頭リポートは、4ドア・4人乗り・観音開きのクロスオーバー風スタイルで世間を驚かせたフェラーリのニューモデル、プロサングエです。

プロサングエとは純血種、すなわちサラブレッドを意味するイタリア語です。そんな意味深な名前を与えられただけあって、これまでなかった全く新しいパッケージでありながら、フェラーリは独自の方法論と新しい技術で「間違いなく同じ血統」といえるクルマに仕上げてきました。

その象徴が、F140IA型の65度V型12気筒エンジン。6.5リッターから最高出力725PSと最大トルク716N・mを発生するこのV12は、キャビンにめりこむようにフロントミドシップに搭載されています。さらに、この大柄な車体(サイズ:全長×全幅×全高=4973×2028×1589mm、乾燥重量:2033kg)を「フェラーリらしく」走らせるための技術がいくつも投入されています。アクティブサスペンションなどはその最たるものでしょうし、新しくなったPTU(パワー・トランスファー・ユニット)にも注目です。詳しい解説はぜひ誌面でご覧ください。フェラーリCEO、ベネデット・ヴィーニャ氏への独占インタビューもお見逃しなく。

プロサングエに続くのは、CGの60周年企画として続けている「Back to 1962」です。今月は「ルノー8」に注目し、そのモータースポーツ用モディファイ版である「8ゴルディーニ」に試乗しました。ティン・トイのような四角いファミリーサルーンが、アメデ・ゴルディーニの魔法によっていきいきとしたスポーツカーに変身した8ゴルディーニ。その魅力は2022年の路上でも色あせていません。

11月号ではさらに、BMW Mの50周年も特集しています。1972年に、のちにMとなるBMWモータースポーツが設立されてから実に半世紀。その歴史と魅力を振り返ります。トップバッターはMを強烈に印象づけたM1です。BMW自慢のストレートシックスをミドシップに搭載し、ジョルジェット・ジウジアーロによる1970年代らしいウエッジシェイプデザインをまとったスーパースポーツ。そのシャシー設計には、あのダラーラが携わっているというのも魅力です。ほかにも、古き良き時代のDTM公認スペシャルである、E30型の「M3スポーツエヴォリューション」が登場しますし、もちろん最新の「M8」や「M4」、「M240i」などもあわせて取材しています。Mの歴史がわかるコラムも必読です。

このほかにも、試乗記のコーナーには「シトロエンC5 X」をはじめとする注目モデルが並びますし、「マセラティ・クーバン」について語る、巨匠ジョルジェット・ジウジアーロの連載も必見です。そんなCG11月号は定価1500円です。デジタル版は、Amazon/Kobo/BookLive!/ブックパス/SonyReaderStore/Fujisanで購読できます。お近くの書店や、オンライン書店でお買い求めください。

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『CAR GRAPHIC』2022年11月号
発行所:株式会社カーグラフィック
定価:1500円
A4判変型・184ページ

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