エッセイ
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2006.9.13 エッセイ 田沼 哲
第1回:「佳人薄命」マツダ・ルーチェ・ロータリークーペ(1969〜70年)
量産化を前提とするロータリーエンジン搭載の次世代スポーツ「RX-8」が2001年のデトロイトショーで発表されたことにより、「ロータリーのマツダ」というアイデンティティはかろうじて守られた。
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2006.9.12 エッセイ 小沢 コージ
第279回:皇帝シューマッハー引退決定!
彼は辞めたのか、辞めさせられたのか?(小沢コージ)■“金より勝利!”なシューマッハー既報の通り、シューマッハーが引退を決めた。もちろん引退“した”のである。ワールドチャンピオンを7回も取ったほどの男が、絶望的に負け続けてるわけでもないのに引退させられるわけがない。だが、これほど引退発表の時期を引っ張ったのは、モータースポーツならではの“せざるを得ない”理由がゆえだろう。そう思う最大の根拠は彼の性格である。な…
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2006.9.9 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第5章「“海を走るパンダ”“離島限定パンダ”――変化球的プロジェクト」(大矢アキオ)
■ランチア、フィルムスターを運ぶ水の都ヴェネツィアでは、毎年恒例の映画祭が9月9日まで開かれている。会場にスターたちを乗せてやってくるクルマは、ランチアの旗艦テージスだ。今年、映画祭のオフィシャルカーのスポンサーは、ランチアが務めているのである。それにあわせて、ヴェネツィアを舞台に想定したランチア・ムーザ(イプシロンの5ドア版)のスポットCMも製作された。演じて…
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2006.9.8 エッセイ 矢貫 隆
第88回:日本に残る「氷河の足跡」、木曽駒ヶ岳
その10:吹雪のなか、無事に下山……できるか?(矢貫隆)■中高年の登山ブーム、問題あり!「天候は回復しないと思うよ」木曽駒ヶ岳の天候を熟知したおやじさんが言うのである。彼の判断は間違いないだろう。仕方がない、予定は変更だ。氷河期にできたといわれる濃ケ池を見たかったし、岩塊斜面をもっと歩いてみたかった。けれど天候が悪い以上、無理は禁物である。僕たちは早々に尻尾を巻いてロープウェイ駅へと逃げ帰ることに決めたのだった。…
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2006.9.6 エッセイ 桃田 健史
第4回:「GMは硬く、フォードは豪快、クライスラーは懐古」−−アメ車デザインが大きく変わる(桃田健史)
「アメ車」といえば、ゴツいデザインを想像し、期待をしてしまう。しかしそのデザインが今後は変わっていくかもしれない。今回は生き残りをかけたデザイン変革のお話。■「アメ車の線は太い」フォードのビル・フォード社長は2006年9月初頭、米メディアとのインタビューでこう答えた。「過去の数十年間、私たちが築いてきたビジネスモデルが、もはや通用しない。大きな変革が必要だ」アメ…
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2006.9.2 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第4章「復活劇を演出する、異色の“宇宙人”経営者たち」(大矢アキオ)
■怒濤のごとき株価上昇「もう紙切れ同然だな」昨年夏のことだ。あるフォトグラファーは、ボクにこうボヤいた。フィアット株のことである。イタリア人は、日本人以上に株投資に興味をもっている。彼は、その昔フィアット株を15ユーロで買ったのだという。それが約半分の7ユーロ台になってしまったというのだ。ところが、彼のボヤきの直後から、フィアット株は業績回復とともにジワジワと…
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2006.9.1 エッセイ 小沢 コージ
第278回:ダイハツ・ソニカちょい乗り
“熟年デートカー”は成功するのか?(小沢コージ)■スタイルが“今ひとつ”な理由最近、「乗るとなかなか良い」って評判のダイハツ・ソニカに乗ってきました。まずはスタイルだけど、パッと見、正直「うぅーむ……」。写真ではキレイなのに、実物は今ひとつ印象に残らない。個人的にはオレが持ってたスバルR2の方がよっぽどカッコいいような……なんつって(笑)。理由をサラリと分析しますと、この手のワンモーションフォルムって美しい…
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2006.9.1 エッセイ 矢貫 隆
第87回:日本に残る「氷河の足跡」、木曽駒ヶ岳(その9:ピーク時には海面が130メートルも下がった)(矢貫隆)
■山岳氷河は大きくならなかった日本海から水分を供給され、さらにシベリアからの季節風によって日本の山には雪が降り積もる。もっとも新しい氷河期(最終氷期)の前半期、その時期は大陸氷河もまだ十分に発達していなかったから膨大な量の水が大陸に蓄えられてはおらず、つまり、日本海への影響もでていなかった。だから山岳氷河は大きく、カールから溢れ、下まで流れていったというのだ…
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2006.8.26 エッセイ 小沢 コージ
第277回:スズキSX4試乗
これは現代のフィアット・パンダかも?(小沢コージ)■日本じゃ中途半端、でも乗ったら……スズキSX4に乗ってきました。あんまり期待してなかったんですけどね。“スポーツ・クロスオーバー”の略であるSXって名前からしてイメージがわきづらかったし、今後、スズキがWRCで闘うWRカーのベース車ってのも良くわからなかった。なぜこのクルマで? って感じ。なによりそのスタイルよ。ちょっとクロカン4WDっぽくずんぐりむっくり車高が高い上に…
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2006.8.25 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第3章「郵便配達、レンタカー、軍警察仕様――フィアットの知られざるお得意様たち」(大矢アキオ)
■後部を荷室にした“配達パンダ”日本ではパーソナルカーのイメージがあるフィアットだが、実はイタリアでは法人車として、長年さまざまなお役所に納入されてきた。ミラノなどの直営支店には、長年そうした顧客に対応する法人営業部がある。ところがここ数年、そのマーケットを外国車に浸食されていたのも事実である。そこでフィアットは、そうした法人需要で巻き返しを図るべく奮闘して…
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2006.8.25 エッセイ 矢貫 隆
第86回:日本に残る「氷河の足跡」、木曽駒ヶ岳(その8:まさか、高山病に……)(矢貫隆)
■なぜ氷河の大きさが違ったのか?登山シーズンも終わりの時期とあって、山小屋の客は少なかった。A君を除けば7〜8人の登山者の誰もが中高年である。ストーブの前に集まった彼らは、例によって百名山登山の自慢話に花を咲かせている。それを横目に見ながら、A君は、昼食に僕がおすそ分けしたシチューが焦げ臭かったとか、食後に僕が煎れたコーヒーがいかに失敗だったかを語った。11月の初…
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2006.8.19 エッセイ 小沢 コージ
第276回:新型レクサスLS460海外試乗
なぜだろう? ジーコ・ジャパンとイメージが重なってしまったオレ(後編)(小沢コージ)■過剰な期待(前編からのつづき) ただね。レクサス首脳陣が言う数々のお題目、つまり「高級の本質の追求」「ときめきとやすらぎに満ちた最高の時間の提供」「初代レクサスから存在するYET(まだまだ)の思想」「源流主義」「匠の技」「L-finess……精緻先鋭の美」などの壮大なコンセプトを最初に聞いてしまうと少々ガッカリしてしまうのよ。それは先日のサッカードイツW杯における日本…
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2006.8.18 エッセイ 小沢 コージ
第275回:新型レクサスLS460海外試乗
なぜだろう? ジーコ・ジャパンとイメージが重なってしまったオレ(前編)(小沢コージ)■ライバルたちとは異なる“新レクサスワールド”やっと乗ってきました。今年一番の大物新車、レクサスLS460! トップ・オブ・トヨタ、セルシオの“レクサスブランド移籍版”であり、なによりも昨年8月に日本で始まったレクサスカーの頂点。イメージリーダーであり、まさしく“4番バッター”であります。今まで出たGSやISがサッカーで言うアジア予選とすると、LSはまさにワールドカップ…
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2006.8.18 エッセイ 矢貫 隆
第85回:日本に残る「氷河の足跡」、木曽駒ヶ岳(その7:山頂付近、すでに小屋は閉鎖!?)(矢貫隆)
■アイスバーンを降りながら稜線に辿り着くと、そこは、それまでの急勾配が嘘のように平坦で広い場所だった。その名も乗越浄土。急登を思えば、ここはまさに極楽である。すぐ目の前にはふたつの山小屋、宝剣山荘と天狗荘があり、視線の先には、絶対に登りたくないような荒々しい姿の宝剣岳が見える。その景色を左に、山小屋を通り過ぎ、目指すは中岳を経由して、今夜の宿、頂上木曽小屋で…
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2006.8.17 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第2章「狙うはプレミアム、新チンクエチェントはキミが作る!」(大矢アキオ)
■MINIのような「おいしい企画」を第1章で記したように、フィアットは、グランデ・プントと新型パンダの成功によって、ヨーロッパにおけるシェアを着々と回復している。現在販売台数において欧州第6位にあるイタリアの巨人が次に狙うのは、BMWに代表される“プレミアム・コンパクト”である。イタリア国内でMINIは毎月1500〜2000台ペースで売れているが、セグメント内シェアとしてはグラ…
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2006.8.15 エッセイ 小沢 コージ
第274回:新イメージリーダーにチョイ乗り
クーペ407に変貌するラテン系を見た!(小沢コージ)■フランス車らしさをどうするかのっけから難しい話ですけどね。漠然と今後のプジョー、どこに行くのかなぁと思ってた部分があるわけです。というのもいまだ売れてるってハナシの、かつてオレも愛用した206シリーズはモデル末期も末期だし、かといって来年日本に入ってくる207は写真で見る限り206のかわりになりそうもない。実際、以前インタビューしたプジョー・ジャポンの社長さんはお…
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2006.8.12 エッセイ 小沢 コージ
第273回:ウィッシュなんて知りません!?
新型ストリームに見る“上手な失恋ショックの癒し方”(小沢コージ)■破格に乗り心地が良い新型ホンダ・ストリームの試乗会に行って参りました。率直に言って、完璧な出来であります。ホンダ得意の低床プラットフォームにより、スタイルよし、走りよし、使い勝手よしと三拍子そろってる。お値段も全体的に10万円ぐらい上がっちゃったけど、ベースエンジンの排気量が100ccアップし、なによりボディがプラットフォームから完全新設計になってることを考える…
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2006.8.11 エッセイ 矢貫 隆
第84回:日本に残る「氷河の足跡」、木曽駒ヶ岳(その6:花崗岩の岩塊にハイマツが生えるわけ)(矢貫隆)
■岩石の凍結破砕作用ロープウェイの千畳敷駅を降り立つと、目の前には大カールが広がっていた。夏は、ここに高山植物が咲き乱れるらしいが、いつも時期外れに登山をしているものだから僕は見たことがない。この地に立って後ろを振り返れば南アルプスの山並みが眺められ、それはもう別世界の景色なのである。カール地形のなかに造られた登山道を登り稜線にでる。1時間もあれば登り切れる…
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2006.8.10 エッセイ 桃田 健史
第3回:アメ車がドンドン小さくなる!
〜フルサイズSUVの終焉と、Bセグメントの拡大〜(桃田健史)ガソリン価格高騰は世界的な問題。燃料大食いのフルサイズSUV、ピックアップが闊歩するアメリカでも、どうやら大きな影響が出ているらしい。フルサイズを捨て、人々が求めたクルマは……。■一気に2クラスもダウンサイジング2006年に入り、レギュラーガソリン小売価格ガロン(3.785リッター)あたり、3ドルの壁を破ることもしばしば。これは日本円でいえば、リッターあたり約91円の計算だ…
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2006.8.9 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第1章「フィアットは、死んでなんかいないゾ!」(大矢アキオ)
■国産車3割以下の国、イタリアみなさんは最近の、会社としてのフィアットをご存知だろうか。「何か、経営が苦しいって聞いたことがある」という方は多いと思う。たしかに、それは事実だった。魅力的な車種不足と、それと対照的なドイツ車、フランス車、日本車の躍進。そのため昨2005年までイタリアで、フィアットの5ブランド(フィアット、アルファ・ロメオ、ランチア、マセラーティ、フ…
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