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  • 2005.1.29 エッセイ 矢貫 隆

    第60回:枯れゆくブナの山、檜洞丸(その9)(矢貫隆)

    ■自動車が酸性雨を降らせている硫黄酸化物の排出量がピークに達したのは1970年代の中頃だった。日本の各地で公害が問題になった時代である。この頃の出来事について、人々の記憶に残るのは「交通戦争」という言葉であり「モータリゼーション」という言葉なのだろうと思う。だが公害もまた、この時代に顕在化してきた出来事だった。「高度成長」の名のもとに見過ごしにされてきた大気汚染…

  • 2005.1.27 エッセイ 矢貫 隆

    第59回:枯れゆくブナの山、檜洞丸(その8)(矢貫隆)

    ■日本にも強い酸性雨は降っている酸性雨は、確かに檜洞丸を含む丹沢山塊に降り注いでいる。丹沢にだけではない。酸性雨は、今や日本中のあらゆる場所で降っているのだよ、A君。「酸性雨って、何をもって酸性雨と言うんですか?」もっともな質問だ。実は僕も最初はよくわかっておらず、だから勉強した。蒸留水は中性でpH7。けれども大気中には水に溶けると酸性を示す二酸化炭素が含まれて…

  • 2005.1.24 エッセイ 小沢 コージ

    第188回:突撃! オートサロン(その3)ところで「MINIクーパー・コンバーチブル“ガルウィング”」ってどう思う?

    ところで話は変わるけど、2005年、個人的に気になってきたのがガルウィングドア。数年前から出るチューニングカーが、揃いも揃ってガルウイング付きなのは知ってたけど、かなり簡単に取り付けられるらしいのだ。

  • 2005.1.21 エッセイ 小沢 コージ

    第187回:スマート信者から見た「スバルR1」の魅力 こ、これは本年度“ベストワン”かも?

    いやー、ビビりました。ハッキリ言ってビビりました。2005年、まだ始まったばかりだけど、小沢コージ的にはこれが本年度ベストワン! ……かも。ま、“買う買わない”は置いといて、最近これほど感激した国産車もありません。なんというか、商売を二の次にしたような“さむらいコンセプト”と、実物のあまりのカッコよさに感動!

  • 2005.1.21 エッセイ 矢貫 隆

    第58回:枯れゆくブナの山、檜洞丸(その7)(矢貫隆)

    東京から程近い神奈川県丹沢一帯には、世界的に見ても貴重な、美しいブナの森が広がっている。その中にある標高1600mの「檜洞丸」(ひのきほらまる)に登った「クルマで登山」取材班は、ブナの樹木が立ち枯れている、ショッキングなシーンを頂上付近で目撃することとなった。■立ち枯れの規模まるで白骨死体のようになっているブナを目撃したとき、落雷かな、と思った。しかし、それにし…

  • 2005.1.19 エッセイ 小沢 コージ

    第186回:突撃!オートサロン(その2)ヤンキーテイストは、永遠なり!

    オートサロンでは、商魂の逞しさにも感心したな。おすまししたモーターショーとは違って、「儲けます!」オーラばりばり。この辺の「群集があれば逃がさない!」みたいな“市場”感覚というか、商店街感覚にもますます感銘を受けました。

  • 2005.1.17 エッセイ 小沢 コージ

    第185回:突撃! 東京オートサロン2005(その1)こ、ココは“クルマ業界の歌舞伎町”だ〜

    いやー、やっぱ行っちゃいましたねチューニングカーの祭典「東京オートサロン with NAPAC」。実は原稿の締め切りがあったし、特にチューニングカー好きとかじゃないんだけど、つい足が向いちゃうのよ。

  • 2005.1.12 エッセイ 小沢 コージ

    第184回:コージのロールス日記(その1)コイツはハウルもビックリ“動く城”だ〜!!

    あーそうそう、またまたお伝えするのを忘れてた重大な事実がありまする。そ、2004年、俺がロールス・ロイス様を買ったおハナシ。思わずヨン様みたく“様”って付けちゃったけど、こんなにオオゲサなクルマを買うのは初めてよ。我ながら買ってしまった事実に驚きますわ。

  • 2005.1.12 エッセイ 小沢 コージ

    第183回:新年早々、地震体験者“カーン”に出会った話「コイツが無事でよかったよ」

    新年早々、面白い人に出会っちゃいました。その名を業界に轟かす、“Mr.カーン”こと川上完さん。おん年50ン歳のベテランモータージャーナリストで、いわば俺の大先輩なんだけど、バラエティ系の俺とは違って王道を行く“生き字引系”。たとえば「ン年のル・マンで優勝したクルマは?」とか聞くと、「ン年のフェラーリなんたらで、ドライバーはだれそれ」とか、付加情報までスラスラ出て…

  • 2005.1.5 エッセイ 小沢 コージ

    第182回:恒例“年始のヒマネタ”イタリアGP編 直後に「パラボリカ」走れるって知ってた?

    いやはや、みなさまあけましておめでとうございます。小沢コージ! 2005年もバリバリ行くぜ!! ってなわけで最初はアイドリングがてら恒例のヒマネタを。

  • 2004.12.30 エッセイ 有吉 正大

    『CG』連載が一冊の本に――矢貫隆『いのちの夢』

    「webCGクルマで登山」でお馴染みの矢貫隆さんが一冊の本を出しました。以前『CG』に連載された「命の夢」に加筆・修正を加えできた『いのちの夢〜難病の子どもたちが願ったこと』(草思社刊/1200円+税)。難病に苦しむ子供たちの夢を叶える「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン」の活動をとおしたノンフィクションストーリーです。■生きる力をもってもらうため『CG』誌2003年11月…

  • 2004.12.20 エッセイ 小沢 コージ

    第181回:スーパーカーとは刷り込みである!「ランボルギーニ・ミウラ」に初チョイ乗り

    いやー、久々に感動! 久々にシビれました。「ランボルギーニ・ミウラ」に生涯初試乗! 一部誤解してる人もいるみたいだけど、この手のクルマってジャーナリストだろうがナンだろうが、そうそう乗れないのよね。

  • 2004.12.20 エッセイ 小沢 コージ

    第180回:祝!梁瀬次郎さん米国自動車殿堂入り!祝賀会で“賞”の本質を考える

    いやー、おめでとうございます。俺も長らく(って15年ぐらいか)この業界におりますが、久々につられて晴れがましい気分にさせていただきました。えっ、ナニ? 誰かの誕生日? 宝くじでも取った!? って違います。本日はあの日本輸入車業界の父、ヤナセの創始者たる、梁瀬次郎さんの米国自動車殿堂入り祝賀会であります。

  • 2004.12.20 エッセイ 小沢 コージ

    第179回:世界の「GT4」ついに発表!俺の身近な“天才クン”の話(その3)

    あとさ、個人的に一番感動したのは「For Boys」、つまり免許を持たない少年向けのソフトウェア配布計画だよね。今回彼は少年用に噛み砕いたGTを、世界に無償で提供することを発表したのだ。同時に各メーカーや媒体の協力も要請した。

  • 2004.12.20 エッセイ 小沢 コージ

    第178回:世界の「GT4」ついに発表!俺の身近な“天才クン”の話(その2)

    まず驚いたのは盛り込まれた新しさ、つまり革新性だ。正直、3作目でも“ドライビング・シミュレーター”としては十分にやり尽くした感はあり、俺のなかでは「これからどーすんだろう?」とさえ思っておりました。で、本人に「次はどうなるの?」と聞くと「クルマ好きの街をつくりたい」というお答え。なんかわかったような、わからないような……。

  • 2004.12.3 エッセイ 矢貫 隆

    第57回:枯れゆくブナの山、檜洞丸(その6)(矢貫隆)

    ■幻想的な風景、そして「雨、すごかったねぇ。俺なんか靴のなかで足が泳いでるよ」登り始めて2時間ほどした頃、あと30分も登れば頂上というあたりでひとりの下山者にあった。初老のその男性は単独行で僕たちとは別ルートで早朝から登り始め、ものすごい雨に降られたのだと言った。「いや、僕らはたいして降られませんでしたよ。小雨程度で……」初老の下山者とA君のそんな会話を聞きなが…

  • 2004.12.1 エッセイ 矢貫 隆

    第56回:枯れゆくブナの山、檜洞丸(その5)(矢貫隆)

    ■世界的に見ても美しい世界遺産に登録されているくらいだから白神山地のブナの森が美しいのはよく知られている事実である。いや、白神山地に限らず、日本のブナの森は世界的に見ても美しいのである。「それは何故ですか?」いとも簡単に難しい質問をなげかけるA君なのである。僕は答えを間違えてはいけないので、ある書籍を紹介してその答えとすることにした。僕はNPO法人が運営する「山…

  • 2004.11.29 エッセイ 小沢 コージ

    第176回:新作「フォーフォー」について“スマート教”信者からひと言 これは一種の踏み絵です 後編

    前置きが長くなったけど、やっとこさ、日本に入ってきたスマートの新作「フォーフォー」のお話を。コイツは正直、最初は「なんじゃこりゃ?」でした。なにしろ5人乗り。“スマート教”の教義から思いっきり外れてるでしょ。っていうか、これってスマートじゃないじゃん! って感じ。幻滅した方も多いはずです。

  • 2004.11.29 エッセイ 小沢 コージ

    第177回:世界の「GT4」ついに発表!俺の身近な“天才クン”の話(その1)

    天才の話はいつしてもイイものである。きらめく才能は、見るだけでなく、話すだけでキモチよくなる。イチローが話題になるのはそのせいだもんね。べつに日本国民の大半がメジャーなベースボールを好きなわけじゃなく、イチローが活躍するから見たいだけ。要するに彼は今や“日本国民の息子”なんだよね。愛する息子の活躍はいつだって見たい。多少ヒネくれてようが、生意気であろうが、見…

  • 2004.11.29 エッセイ 小沢 コージ

    第175回:新作「フォーフォー」について“スマート教”信者からひと言 これは一種の踏み絵です 前編

    俺に言わせればスマートに乗るという行為は、一種の宗教活動である。といっても2人乗りの「フォートゥ」、100歩譲って2人乗りの「ロードスター/クーペ」に限ってだけどね。というのも、あれは「2人乗りのクルマに乗ることで全世界を幸せにしよう」という一種の“世界革命”キャンペーンだからだ。

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