鶴原 吉郎 の記事一覧(103件)

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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2022.2.17 試乗記 鶴原 吉郎
ホンダ・ヴェゼルe:HEVモデューロXプロトタイプ(4WD)【レビュー】
ホンダのコンパクトSUVをベースに、走りに磨きをかけた「ホンダ・ヴェゼル モデューロX」。ホンダアクセスが開発を進めるコンプリートカーのプロトタイプに、いち早く試乗する機会を得た。「日常使いでも違いが感じられる」という、その走りの秘密に迫る。
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2022.2.8 エッセイ 鶴原 吉郎
第34回:“レベル4”を5000ドル以下で実現!? モービルアイの格安自動運転の秘密
2024年に、自家用車で“自動運転レベル4”を実現すると発表したイスラエルのモービルアイ。しかも、そのシステムコストを5000ドル以下に抑えると表明したから驚きだ。インテル傘下の半導体メーカーである彼らが、「格安自動運転」を実現できる秘密とは?
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2022.1.25 エッセイ 鶴原 吉郎
第33回:マイカーにも自動運転を! 半導体大手モービルアイが掲げた明確なビジョン
オミクロン株の感染急拡大で、出展企業数がかつての半分程度にとどまった「CES 2022」。しかしその中身はかなり充実していた。なかでも注目を集めていたのがイスラエルのモービルアイである。自動運転の普及拡大を前に、半導体大手が掲げた新たな戦略を解説する。
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2022.1.14 デイリーコラム 鶴原 吉郎
ソニーはどこに勝算を見たのか!? EV事業参入を宣言した挑戦者のアドバンテージ
ソニーグループがついにEV事業参入を表明! 彼らはどこに勝算を見いだしたのか? 気になるパートナー選びの行方は? エレクトロニクスとコンテンツのスペシャリストが考える、新しい時代の“クルマの価値”を探る。
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2022.1.11 エッセイ 鶴原 吉郎
第32回:その機能に制約はないのか? 「トヨタC+pod」の走りに感じた超小型EVの実態
いよいよ一般ユーザー向けにもリース販売が開始された「トヨタC+pod(シーポッド)」。軽自動車よりさらに小さな2人乗りの乗り物は、新しいモビリティーの開拓者となるか? 巨人トヨタがリリースした最新モデルの仕上がりから、超小型EVの実態を探る。
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2022.1.4 エッセイ 鶴原 吉郎
第31回:目指せ年間350万台! 前のめりなEV戦略にみるトヨタの狙い(後編)
2030年までに投入するEVは30台、年間生産台数は350万台という目標を掲げたトヨタ。世界を驚かせた野心的な旗印は、どれほど具体的なものなのか? 公開された16台の新世代EVの姿から、技術ジャーナリストがトヨタのしたたかな戦略を読み解く。
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2021.12.28 エッセイ 鶴原 吉郎
第30回:目指せ年間350万台! 前のめりなEV戦略にみるトヨタの狙い(前編)
トヨタ自動車が新たなEV戦略を発表。2030年までに30種類のEVを発売し、その年間販売目標を350万台に引き上げたのだ。短期間のうちに計画を大幅に“上方修正”した格好だが、彼らがここにきて「EVに消極的」という評価の払拭(ふっしょく)に迫られた理由とは?
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2021.12.21 エッセイ 鶴原 吉郎
第29回:控えめにみえて実はアグレッシブ! 日産の電動化計画にみる狙いと勝算
日産自動車が長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表。「2026年度までに欧州で75%以上、日本で55%以上」と自動車電動化の目標は控えめなものだったが、他の数字を読み込んでいくと、実は相当にアグレッシブな戦略となっていた。捲土(けんど)重来をもくろむ日産の真意を探る。
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2021.12.14 エッセイ 鶴原 吉郎
第28回:マツダの先進安全技術「CO-PILOT」を公道で体験 60秒間の“自動運転”に驚く
マツダが先進安全技術「MAZDA CO-PILOT」を公道で体験できるイベントを開催。ドライバーが運転不能となった際、安全な場所までクルマが自動で移動するのが大きな特徴だが、その“自動運転”の完成度には目を見張るものがあった。
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2021.12.7 エッセイ 鶴原 吉郎
第27回:AIと通信技術をフル活用! ホンダの新しい安全技術は完全自動運転への布石か?
ホンダが、AIと通信技術を活用して事故のリスクを予知し、事前に回避する未来の安全技術を発表。事故が起きる前に運転をサポートすることで「交通事故死者ゼロ」を実現するのが狙いだが、その先には“自動運転の実現”という、遠い目標も見え隠れしていた。
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2021.11.30 エッセイ 鶴原 吉郎
第26回:日本にもいよいよEVを導入! “EV専業”を宣言したボルボの覚悟を問う
ボルボがEV専用モデル「C40リチャージ」の日本導入を発表。2030年までに100%EVメーカーになると宣言した彼らの“試金石”は、どのようなクルマに仕上がっているのか? ボルボ・カー・ジャパンの社長が語った、“脱エンジン”への覚悟とともにリポートする。
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2021.11.23 エッセイ 鶴原 吉郎
第25回:大事なのは長く運転を続けられること マツダの「CO-PILOT」が目指す人とクルマの未来
マツダが2022年に導入を始める安全技術「MAZDA CO-PILOT」の概要を発表した。運転中のドライバーに異常が起きた場合、車両を自動で、安全に停止させるというものだ。運転支援技術の高度化を進めるメーカーが多いなかで、あえて“控えめ”な施策を選んだマツダの意図を探る。
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2021.11.16 エッセイ 鶴原 吉郎
第24回:ついに基本スペック公開! 「トヨタbZ4X」の姿をライバルとの比較で浮き彫りにする
トヨタが、2022年に発売予定の新型EV「bZ4X」の概要を公開した。同社初のEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を用いた第1弾モデルは、どのようなクルマになっているのか? 明らかになった情報をもとに、bZ4Xの特徴と、その背後にあるトヨタの狙いを読み解く。
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2021.11.9 エッセイ 鶴原 吉郎
第23回:想像以上の進化を実感 新型「アウトランダー」のPHEVに込められた三菱の本気
発売を2021年12月に控えた新型「三菱アウトランダー」のPHEVモデル。9年ぶりのフルモデルチェンジであるだけでなく、プラットフォームの刷新は実に16年ぶりだ。その進化は、エンジニアリングに精通した技術ジャーナリストの目にどう映ったのだろうか?
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2021.11.2 エッセイ 鶴原 吉郎
第22回:とにもかくにもスピード重視! 中国におけるホンダの電動化戦略を読み解く(後編)
中国とその他のマーケットで、異なるEVプラットフォームを投入するというホンダ。一見すると非効率に思えるこの戦略は、何を意図したものなのか。間もなく登場する新型EVは、どのようなクルマになるのか。スピードを重視するホンダのEV戦略を読み解く。
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2021.10.26 エッセイ 鶴原 吉郎
第21回:とにもかくにもスピード重視! 中国におけるホンダの電動化戦略を読み解く(前編)
ホンダが中国における自動車の電動化戦略を発表。向こう5年間で10車種の電気自動車(EV)を投入するなど、鼻息の荒い計画を公開した。世界最大のマーケットにおけるホンダの前のめりなEV化戦略は吉と出るか? “スピード重視”な彼らの施策を解説する。
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2021.10.19 エッセイ 鶴原 吉郎
第20回:地味だけど超重要! 自動車産業の競争力を左右する「モデルベース開発」って何だ?(後編)
日本の自動車産業界がいま、積極的に普及・展開を推し進める「モデルベース開発(MBD)」。この開発手法が「今後の日本車の競争力を左右する」とまで言われる理由とは? 日本メーカーのお家芸“すり合わせ”を次のステージに高める、MBDの重要性を解説する。
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2021.10.12 エッセイ 鶴原 吉郎
第19回:地味だけど超重要! 自動車産業の競争力を左右する「モデルベース開発」って何だ?(前編)
いま、自動車開発の現場で広く導入が進んでいる「モデルベース開発(MBD)」。私たちにとっては耳慣れない言葉だが、実は日本のモノづくりの未来を左右する、非常に重要な開発手法なのだ。バーチャルとリアルを往復して行われる、最新のクルマづくりを解説する。
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2021.10.5 エッセイ 鶴原 吉郎
第18回:本命はリチウムイオンバッテリーへの応用? トヨタが開発したバイポーラ電池のすごさ
新型「アクア」への採用により、いま大いに注目を集めているトヨタのバイポーラ型ニッケル水素電池。このバッテリーは既存のものとどこが違い、一体なにがすごいのか? 新しい構造のバッテリーに秘められた可能性を探る。
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2021.9.28 エッセイ 鶴原 吉郎
第17回:トヨタが開発競争をリード 全固体電池が秘めた潜在能力とトヨタの巧みな戦略
トヨタが“未来のバッテリー”として期待する全固体電池の開発状況を発表。近い将来、まずはハイブリッド車から導入していくとアナウンスした。その発表に筆者が驚かされた理由とは? 全固体電池に秘められた可能性とともに解説する。