鶴原 吉郎 の記事一覧(103件)

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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2021.2.8 デイリーコラム 鶴原 吉郎
100年に一度の変革は100年に一度のチャンス! CASEで伸びる“ものづくり”の技術
クルマの電動化と自動化がサプライヤーを危機に追い込むというのは、果たして本当だろうか? ニーズを失う技術があれば、成長が期待される技術もあるのは産業界の常。技術ジャーナリストが、CASE時代の到来へ向けた“ものづくり”のチャンスについて解説する。
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2020.12.7 デイリーコラム 鶴原 吉郎
「リーフ」の発売から10年…… “EVのパイオニア”日産の過去を振り返り、未来を占う
量販EVのパイオニアでありながら、今日のブームに乗り切れずに苦戦を続ける日産自動車。EVの普及を志した彼らの取り組みは、果たして本当に無駄だったのか? 初代「リーフ」の発売から今日に至る10年の施策を振り返り、逆転の可能性を考えた。
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2020.11.20 デイリーコラム 鶴原 吉郎
「日本メーカーは遅れている」は正しいのか? 報道されない欧州EV販売の実態
好調が伝えられる欧州での電気自動車(EV)の販売と、それに伴って強さを増す「日本メーカーは出遅れている」という論調。これらはうのみにしていいものなのか? 欧州でのEV販売の実態や、ハイブリッド車の動向、CO2規制の達成予測などから、その実情を俯瞰(ふかん)する。
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2020.10.19 デイリーコラム 鶴原 吉郎
大容量バッテリーすなわち正義ではない 短距離EVに見る“地球に優しいクルマ”の在り方とは?
最新EVのなかでも、バッテリーが小さく航続距離の短い「ホンダe」や「マツダMX-30」。そこにはライフサイクル全体での環境負荷を抑えるという、メーカーの思惑があった。EVの現実や課題、新しい環境技術への取り組みなどを、技術ジャーナリストの鶴原吉郎が語る。
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2020.8.10 デイリーコラム 鶴原 吉郎
EV時代は後輪駆動がメインになる? EVプラットフォームの潮流と「アリア」に見る日産の思惑
「日産アリア」の登場により、主要なメーカーから出そろった感のあるEVプラットフォーム。それらを見ていくと、エンジン車の時代にはない“潮流”が浮き彫りになった。新世代のEVとともにRRの駆動方式が復活した理由と、あえてFFを選んだ日産の思惑を解説する。
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2020.6.22 デイリーコラム 鶴原 吉郎
今のままでホントに大丈夫? “半自動運転時代”の人とクルマの関係を考える
長足の進化を続ける自動車の運転支援&自動運転技術。ところが、システムが普及し、機械に任せられることが増えたことで、新たな難事が生じているという。煩雑な操作性と中途半端な機能が招いた問題を、技術ジャーナリストが自身の経験も交えて指摘する。
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2020.5.25 デイリーコラム 鶴原 吉郎
いよいよ日本で「レベル3」の自動運転が解禁 世界初の採用車がホンダになるって本当?
いよいよ日本で公道走行が解禁された「レベル3」の自動運転。このシステムは既出の技術と何が違うのか? 私たちドライバーは何に気をつければいいのか? そもそも開発はどこまで進んでいるのか? 自動車技術のスペシャリストが解説する。
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2020.3.16 デイリーコラム 鶴原 吉郎
コロナウイルスで露呈した“中国依存” 世界の自動車産業が抱えるサプライチェーンの弱点
ついに世界保健機関が「パンデミック(世界的大流行)」であると認めた、新型コロナウイルス感染症。それは自動車業界にどのような影響をもたらしたのか? 中国・河北省から広まったウイルスが明らかにした、今日の自動車産業の“弱点”とは?
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2020.1.20 デイリーコラム 鶴原 吉郎
あのソニーがCESで自動車を発表! コンセプトカー「VISION-S」に見る狙いと思惑
米ラスベガスで開催された世界最大級のエレクトロニクスショー「CES」に、ソニーがまさかの“自動車”を出展! 気合十分なコンセプトカー「VISION-S」に盛り込まれた注目すべき技術と、意外な展示内容に見るソニーの思惑を解説する。
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2020.1.10 試乗記 鶴原 吉郎
スバルXVアドバンス(4WD/CVT)【試乗記】
マイナーチェンジされた「スバルXV」に試乗。外装には大きく手が加えられていないものの、運転支援システム「アイサイト」への機能追加や利便性の高い装備の採用など、変更内容は少なくない。その仕上がりをマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」搭載車で確かめた。
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2020.1.4 試乗記 鶴原 吉郎
スバル・インプレッサスポーツ2.0i-S EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】
登場から3年、マイナーチェンジされた「スバル・インプレッサスポーツ」に試乗。内外装の仕様変更や足まわりの見直し、そしてスバル自慢の運転支援システム「アイサイト」への機能追加と、多岐にわたる改良が施された最新モデルの仕上がりをリポートする。
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2019.10.23 自動車ニュース 鶴原 吉郎
スズキHANARE:車輪のついたくつろぎのリビング
自動運転の時代になっても“自家用車”は不滅です!? まるでリビングルームのようなスズキのコンセプトカー「HANARE(ハナレ)」が提案する、既存のクルマにはない新しい魅力を、技術ジャーナリストの鶴原吉郎が語る。
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2019.7.19 エッセイ 鶴原 吉郎
第578回:キーワードは“コンパティビリティー”
軽自動車の安全性を高めるホンダの取り組み軽くてコンパクトな軽自動車でも、登録車と変わらぬ安全性を確保したい。相手と自分の被害を同時に低減する“コンパティビリティー”という考え方のもと、ホンダが長年にわたり取り組んできた衝突安全技術の開発を、衝突実験の現場からリポートする。
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2019.7.18 自動車ニュース 鶴原 吉郎
「ホンダN-WGN」がフルモデルチェンジ より生活に寄り添うクルマに進化
ホンダの軽ハイトワゴン「N-WGN」がフルモデルチェンジ。2代目となる新型は、現行型「N-BOX」などと同じ新世代プラットフォームをベースに開発されており、荷室を大幅に低床化するなどして実用性を向上。充実した運転支援システムも特長となっている。
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2019.4.29 デイリーコラム 鶴原 吉郎
平成の自動車界を振り返る(第3回)
日・米・欧の“合従連衡”は何だったのか?カリスマ経営者の逮捕劇をきっかけに、アライアンスの今後が話題となっているルノーと日産。しかし振り返ってみれば、平成の自動車界は、さまざまなメーカーが、ついては離れた激動の時代でもあった。
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2019.1.23 デイリーコラム 鶴原 吉郎
狙うは未来のモビリティーの“主役”
「CES 2019」で見た部品メーカーの野望ドイツの巨大部品メーカーが、いよいよ完成車事業に進出? 自動運転システムを用いた移動・運搬サービスへの参入をもくろむ部品メーカーの動向を、米ラスベガスで開催された世界最大級のエレクトロニクス関連展示会「CES 2019」の会場からお届けする。
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2019.1.7 デイリーコラム 鶴原 吉郎
日産・ルノー問題、法改正、中国市場……
自動車業界の2019年を見通すゴーン氏の逮捕に端を発する日産・ルノーアライアンスの不協和音に、自動車に関連する税制や法規の改正、曲がり角に立つ巨大市場・中国……。さまざまな変化が予想される自動車業界の2019年を識者が語る。
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2018.9.10 デイリーコラム 鶴原 吉郎
自動車の“サービス化”はもはや必然!
変革の時代に完成車メーカーがとるべき戦略とはクルマを“個人が所有する”社会から、“好きなときに借りて利用する”社会へ。ITの革新と普及がもたらした自動車利用のカタチの変化に、完成車メーカーはどう向き合うべきか。激変する時代を勝ち残るためには、どのような戦略をとるべきなのか?
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2018.8.25 試乗記 鶴原 吉郎
MINIクーパーS コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
トランスミッションが変更されるなど、大規模なマイナーチェンジを受けたMINIに試乗。今回のテスト車は4シーターオープンの「クーパーS コンバーチブル」。風を感じながらのドライブで、最新モデルの出来栄えをチェックした。
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2018.8.6 デイリーコラム 鶴原 吉郎
くすぶり続ける完成検査問題
日産、スバルはなぜ手を染めたのか日産、スバルの完成検査問題や、神戸製鋼の品質不正問題。製造業の信頼を揺るがすこれらの問題はなぜ起きたのか。三菱のリコール隠し事件も取材したことのある技術ジャーナリスト鶴原吉郎が、こうした不正が起きる原因と、その防止策を語った。