大矢 アキオ の記事一覧(1088件)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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2019.9.20 エッセイ 大矢 アキオ
第622回:サヨナラの時にこそ人柄が表れる!
歴史的自動車マンから考えるカッコいい“引き際”日産自動車にネット通販大手のZOZOと、企業トップの退任が相次いだ。これらの報道を見るにつけて大矢アキオは、これまでの自動車業界における名物経営者たちの去り際に思いをはせた。ヘンリー・フォードやアンドレ・シトロエンらは、自ら設立した企業からどのように去っていったのだろうか。
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2019.9.13 エッセイ 大矢 アキオ
第621回:“エレキの世界”で出会った熱い人々
大矢アキオ、家電見本市「IFA 2019」を初取材!2019年をリセットの年と位置づけた大矢アキオ。2019年秋はフランクフルト国際モーターショーではなく、同じドイツでもベルリンで開催された家電見本市「IFA」を訪れ、新しい世界の風を感じてみたのだった。
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2019.9.6 エッセイ 大矢 アキオ
第620回:「スープラ」&「Z4」にもう一台の兄弟車が!?
大矢アキオ、自動車業界の“もしも”に思いをはせるVWグループ元CEOのフェルディナント・ピエヒ氏が亡くなった。ピエヒ氏といえばランボルギーニやブガッティなど、苦境にあえいでいたブランドを次々と傘下に収めたことで知られるが、仮に氏が救済していなければ、これらのブランドの運命は果たして!? 大矢アキオが自動車業界の“もしも”に思いをはせた。
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2019.8.30 エッセイ 大矢 アキオ
第619回:【Movie】クールなクルマの熱い思い出!
大矢アキオとスマートのファンイベントとの切っても切れない関係2001年以来、欧州を中心に開催されてきたスマートのファンイベント「スマートタイムズ」が、2018年をもってその歴史に幕を下ろした。10年にわたってこのイベントを取材し続け、数々の出会いに恵まれた大矢アキオが、その歴史を動画で振り返る。
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2019.8.23 エッセイ 大矢 アキオ
第618回:すしにおにぎりに園芸肥料!
今もなお街にあふれる名車「ランボルギーニ・ミウラ」のネーミングとあるすし店で、巻きずしやおにぎりのカテゴリーに「MIURA(ミウラ)」と名付けられた商品を発見した大矢アキオ。調査してみると、こうしたメニューに限らず、イタリアには偉大なスーパーカーの名を冠したと思われる商店や企業が、今も数多く存在していることに気が付いたのだった。
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2019.8.16 エッセイ 大矢 アキオ
第617回:語呂合わせ人気は万国共通!
欧州の希望ナンバープレート事情大矢アキオが欧州における希望ナンバープレート事情を紹介。とりわけ面白いのが、個人間でもナンバーの取引が許されているイギリスだ。試しに「AKIO (アキオ)」プレートの価格をチェックしてみると……!?
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2019.8.9 エッセイ 大矢 アキオ
第616回:「オートザム・レビュー」に初代「フィアット・パンダ」……
“ナポレオンの島”に残るクルマたちフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトが追放された地として知られるイタリア・エルバ島。時間が止まったかのように初代「フィアット・パンダ」などの旧車が走り回るその島の光景に、大矢アキオは22年前に抱いた自らの“原点”ともいえる気持ちを思い出したのだった。
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2019.8.2 エッセイ 大矢 アキオ
第615回:外国人(ほぼ)お断り!?
これがイタリア国内の最新EV事情化石燃料依存からの脱却を目指し、電気自動車(EV)旋風が吹き荒れる欧州。しかし、イタリアは“EV先進国ランキング”で、なんと17位に沈むという。EVでイタリア観光に訪れる外国人観光客を眺めながら、“誰にも優しくない”イタリア国内のEV事情を大矢アキオが報告する。
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2019.7.26 エッセイ 大矢 アキオ
第614回:欧州でも吹き荒れる「ジムニー」旋風
スズキは“不吉数字”も恐れない!トリノで開催されたモーターショーで、スズキのイタリア法人がスペシャルな「ジムニー」をお披露目した。来場者からの熱い視線を受けていたこの“フォーリセーリエ”には、当地で忌み嫌われる「13」と「17」の2つの数字が付されていた。この秘密に大矢アキオが迫る。
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2019.7.19 エッセイ 大矢 アキオ
第613回:政争の具になった人気急上昇中のモーターショー
大矢アキオ、「パルコ・ヴァレンティーノ」の行く末を憂うイタリア・トリノで開催される自動車イベント「パルコ・ヴァレンティーノ・モーターショー」が人気だ。2019年は開催5日間で70万人を集めたのだが、不可解なことに次回以降は開催地が変更になるという。大矢アキオは、ショーの今後を案じるのだった。
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2019.7.12 エッセイ 大矢 アキオ
第612回:米国の英雄リー・アイアコッカ
くめども尽きぬイタリアへの思いフォードでの活躍やクライスラーの再生で知られるリー・アイアコッカ氏が、2019年7月2日に亡くなった。“アメリカンヒーロー”と呼ぶにふさわしい業績を誇るアイアコッカ氏だが、実はイタリアへの愛にあふれていたのはご存じだろうか。大矢アキオが考察する。
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2019.7.5 エッセイ 大矢 アキオ
第611回:名門カロッツェリア最後の“女将”
リッリ・ベルトーネの華麗なる生涯2019年6月23日、リッリ・ベルトーネ氏がスイスのルガーノで亡くなった。夫ヌッチオ氏からベルトーネの経営を引き継ぎ、娘たちとの対立にも経営破たんにも屈しなかった、名門カロッツェリア最後の“女将”の波乱に満ちた生涯を振り返る。
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2019.6.28 エッセイ 大矢 アキオ
第610回:【Movie】日本の“80年代”が舞い降りた!
大矢アキオ、イタリアの春祭りに酔うイタリア・トスカーナ州のルチニャーノ村で行われる春祭りは、テーマに沿ってつくられた山車の出来栄えを競うのが恒例だ。2019年のテーマは「伝説の1980年代」。日本初の電化製品やキャラクターが並んだパレードの様子を、大矢アキオが動画で紹介する。
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2019.6.21 エッセイ 大矢 アキオ
第609回:反則キップは海を渡って日本にまで!?
イタリアの車両進入禁止地域にご用心欧州各地で見られる旧市街への車両進入禁止区域。住民の快適な生活を実現する一方で、日本からの旅行者などにとっては厄介極まりないこのルールだが、事前の準備をしっかりとすればきっちり回避できると大矢アキオは主張する。果たしてその内容とは!?
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2019.6.14 エッセイ 大矢 アキオ
第608回:災い転じて福となす!?
大矢アキオ、“駐在所”にて夜を明かす予約していた宿泊先を突如キャンセルされ、提案された代替施設に渋々泊まることになった大矢アキオ。番地を頼りに訪ねてみると、そこに建っていたのは何と“駐在所”だった! 当地での忘れえぬ出来事を述懐する。
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2019.6.7 エッセイ 大矢 アキオ
第607回:FCAがルノーに経営統合を呼びかけ
大矢アキオが伊・仏の反応を調査!2019年5月末に、FCAがルノーに経営統合を持ちかけた。実現すれば世界最大級の自動車関連の企業体が出来上がるわけだが、“地元”であるイタリアとフランスではどのように受け止められているのだろうか。大矢アキオが報告する。
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2019.6.3 画像・写真 大矢 アキオ
「BMWブランド誕生90周年記念イベント」の会場から
BMWグループ クラシックは2019年5月25日と26日の両日(現地時間)、イタリア北部コモ湖畔のヴィラ・エルバでBMWブランドの誕生90周年を祝った。会場に展示されたブランド創設期の貴重な車両の数々を写真で紹介する。
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2019.5.31 エッセイ 大矢 アキオ
第606回:国内発売から1年半あまり
大矢アキオ、「トヨタ・ジャパンタクシー」に乗る日本での2017年10月の発表から1年半あまり。ついに念願の「トヨタ・ジャパンタクシー」への乗車がかなった大矢アキオ。ドライバーへの車内インタビューを敢行するとともに、イタリア人タクシードライバーにも同車の感想を聞いてみた。
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2019.5.24 エッセイ 大矢 アキオ
第605回:根底に流れるのは陸・海・空!
20世紀アートとフィアットの意外な関係東京・港区で開催された改良型「フィアット500X」の商品発表会。その会場で用いられていた“未来派”というフレーズが、大矢アキオを動かした。20世紀初頭にイタリアで一時代を築いたアーティストたちとフィアットとの意外な関係とは!?
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2019.5.17 エッセイ 大矢 アキオ
第604回:過去のイメージをぶっちぎれ!?
中国・紅旗の“ブランド大革命”が進行中中国の高級車ブランド、紅旗を愛してやまない大矢アキオだが、2019年の上海モーターショーの紅旗ブースを訪れてびっくり! かつて威厳と重厚感を重視していたステージの様子が、白をベースとした立ち寄りやすいものへと刷新されているのだった。今、紅旗に何が起きている!?