大矢 アキオ の記事一覧(1088件)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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2019.5.10 エッセイ 大矢 アキオ
第603回:駆けぬけた歓び!?
イタリア在住・大矢アキオが振り返る「平成」イタリア在住の大矢アキオにとって、「平成」とはどんな時代だったのだろうか。音楽大学を卒業し、『SUPER CG』誌の編集記者としてスタートした社会人生活、さらにはイタリア移住に至るまでの経緯など、自らの半生を振り返る。
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2019.4.26 エッセイ 大矢 アキオ
第602回:クルマを捨てよ、街へ出よう!
純電男・大矢アキオの上海ショーリポートクルマの電動化や共有化が進んだ将来を見据えた技術が、華々しく展示されている2019年の上海モーターショー。例年通り取材に臨んだ大矢アキオだったが、とあるカロッツェリア幹部の様子に「そんなことで大丈夫か?」と、人ごとながら心配になるのだった。
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2019.4.19 エッセイ 大矢 アキオ
第601回:欧州を騒がせ続けているブレグジット問題
イタリアの態度は「大して関係ない」!?欧州連合からの英国の離脱、通称ブレグジット問題に揺れるヨーロッパ。大矢アキオはイタリアの市民レベルにおける英国の影の薄さを熱弁するいっぽうで、自身はとある英国製品をこよなく愛しているのだった。
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2019.4.12 エッセイ 大矢 アキオ
第600回:イタリアで「ゴーン問題」はこう報道されていた
怒涛の4カ月を大矢アキオが振り返る日本ではいまだに熱のこもった報道が続いている“ゴーン問題”だが、日本ともフランスとも無関係なイタリアでは、どのように取り扱われているのだろうか。大矢アキオが報告する。
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2019.4.5 エッセイ 大矢 アキオ
第599回:お店の色が変わればユーザーも変わる!?
大矢アキオが欧州自動車ブランドのVI戦略を考えるヨーロッパにおけるルノーやヒュンダイの販売店が、店舗のビジュアル・アイデンティティーを変更し始めている。もちろん、ブランドイメージの向上がねらいだが、大矢アキオは「そんなにうまくいくものだろうか」と、ちょっと懐疑的な思いを抱くのだった。
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2019.3.29 エッセイ 大矢 アキオ
第598回:人の心を穏やかにするクルマ
大矢アキオ、ランチアLOVEな魚屋さんに出会う大矢アキオがとある港町で見かけた「ランチア・ガンマ ベルリーナ」。近くのリゾート地に遊ぶ富裕層の秘蔵車と思いきや、漁協直営の魚屋さんの愛車であった。廃車寸前のところを救出してレストアした、彼のランチアLOVEライフをご紹介。
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2019.3.22 エッセイ 大矢 アキオ
第597回:初代「プリウス」も立派な古典車!?
欧米で人気を集める“ちょっと古い日本車”近年、欧米のオークションで“ちょっと古い日本車”の価格が上昇傾向にある。フランスのヒストリックカー専門誌の記者はその理由を「希少性」としたが、大矢アキオはそれだけではないと分析。古い日本カルチャーそのものへの憧れがあるのではないかという論を展開するのだった。
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2019.3.15 エッセイ 大矢 アキオ
第596回:「パニーニ」から「峠の釜めし」まで
大矢アキオの忘れられない“旅の味覚”深夜12時近くにフィレンツェで味わったパニーニ。当座しのぎのつもりで食べたこの小さなホットサンドが、今でも忘れられないという大矢アキオ。旅がハードであればあるほど、それにまつわる“味”もまた鮮烈に記憶に残るものなのだ。
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2019.3.8 エッセイ 大矢 アキオ
第595回:売買対象は“コレクターズアイテム”のみ!
大矢アキオがオークションサイト『カタウィキ』にウキウキ売買対象は“コレクターズアイテム”のみと掲げるオークションサイト『カタウィキ』。自動車も数多く取引されているのだが、そこでのクルマとお金の流れを知るにつけ、大矢アキオはヨーロッパの歴史の縮図のようだと思うのだった。
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2019.3.1 エッセイ 大矢 アキオ
第594回:目指すは欧州最速!?
イタリアで制限速度150km/hへの引き上げが議論中イタリアで議論が白熱している道路交通法改正。その目玉は高速道路の制限速度の、130km/hから150km/hへの引き上げだという。しかしながら大矢アキオは、「もっと先にやるべきことがあるでしょ!」と声を荒らげるのだった。
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2019.2.22 エッセイ 大矢 アキオ
第593回:スバルは上官専用?
イタリアの最新警察用車両事情主だったものだけで4つの組織が併存するなど、何かと複雑なイタリアの警察機構。ランボルギーニのパトロールカーなどがときどき話題になるものの、警察用車両の選定もまた、実に複雑なのだ。その最新事情を大矢アキオが報告する。
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2019.2.15 エッセイ 大矢 アキオ
第592回:「フォーフォ」「ローディー」ってどんなクルマ!?
欧州流ブランド名発音法を大矢アキオが熱烈伝授!日本では「Mercedes」を「メルセデス」、「Audi」を「アウディ」と常々発音しているが、果たしてヨーロッパではどのように読まれているのだろうか。大矢アキオが本場の読み方を指南する。「フォーフォ」ってどんなクルマ!?
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2019.2.8 エッセイ 大矢 アキオ
第591回:見ないとイタリア人に叱られる!?
ハイテクてんこ盛りの自動運転EXPO自動運転EXPOと聞けば、華やかなコンセプトカーなどが並ぶ、派手な展示を想像するだろう。しかし実際は、まさにプロフェッショナル向けといった風情が漂う、真面目一辺倒の会場風景。場違いないでたちで現れた大矢アキオは何を見て、何を学んだ!?
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2019.2.1 エッセイ 大矢 アキオ
第590回:大矢アキオが思わず男泣き!
イタリアの古典車認定リストに“あのクルマ”の名を発見自動車税の減免といった優遇措置を受けられる、イタリアのヒストリックカー優遇制度。その認定リストを眺めていた大矢アキオは、とある“迷車”の名を見つけて、思わず男泣きしたのであった。
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2019.1.25 エッセイ 大矢 アキオ
第589回:「電車接近メロディー」から「クルマの警告音」まで
大矢アキオが乗り物系サウンドにひとことモノ申す!日本の鉄道駅で流れる、電車が接近したことを警告する大音量のメロディー。音楽を学んでいた筆者大矢アキオは、訪日のたびにこのけたたましいサウンドが気になってしまうのだった。文化の発展にも寄与してきた、乗り物系環境音について考える。
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2019.1.18 エッセイ 大矢 アキオ
第588回:大矢アキオが「東京オートサロン」に初参戦!
ダイハツ技術研究会の愛すべきムードに大感激いまや1日あたりの来場者数で東京モーターショーをしのぐほどの隆盛を誇るカスタマイズカーの祭典「東京オートサロン」に、大矢アキオが初参戦。偏愛するダイハツブースで見つけた、日本版アバルトの正体とは!?
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2019.1.11 エッセイ 大矢 アキオ
第587回:デザインもコンセプトも再評価の機運!?
初代「フィアット・パンダ」に迫る乱獲の危機本場イタリアでも数が少なくなりつつある初代「フィアット・パンダ」の初期型。イタリア人にとっては戦後の大量消費文化の一部にすぎなかったのかもしれないが、大矢アキオは「乱獲の時近し!」と予想するのだった。
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2018.12.28 エッセイ 大矢 アキオ
第586回:“花の都”の名にそぐわない!?
パリで“粘着テープぐるぐる補修車”が目立つ理由大規模なデモに揺れている花の都パリ。現場を訪れた大矢アキオは、粘着テープによって補修された、ボロボロのクルマが多いことに気付いた。これはデモによって壊されてしまったものなのだろうか。さもなければ一体!?
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2018.12.21 エッセイ 大矢 アキオ
第585回:「ミツオカ・ロックスター」もはだしで逃げ出す!?
「シトロエンHトラック」が製作キットで復活!大矢アキオが見かけた「シトロエンHトラック」似のキャンピングカー。驚くことにそのクルマは、現行の商用車をベースに、グラスファイバー製のパネルによって特異な外観が形づくられているのだった。本家シトロエンも公認済みだという、製作キットの秘密に迫る。
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2018.12.14 エッセイ 大矢 アキオ
第584回:旧型の人気も急上昇中!
ヨーロッパで「トヨタ・ランドクルーザー」が愛される理由日本と同様ヨーロッパでも、新車だけでなくクラシカルなモデルにも注目が集まる「トヨタ・ランドクルーザー」。その人気の源泉はどこにあるのだろうか。大矢アキオが考察する。