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1/24テスラが2019年に発表したフルサイズピックアップトラック「サイバートラック」。2023年12月に納車が開始された。
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2/242024年10月に発表され、かいわいに隕石(いんせき)級の衝撃をもたらしたテスラの「ロボタクシー」。このクルマのデザインは、後編にて詳しく語らせていただきます。乞うご期待。
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3/24今日のテスラの販売を支える量販車種の2台。写真左がセダンの「モデル3」、同右がSUVの「モデルY」。
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4/24全長が同じ「テスラ・モデル3」(上)と「BMW 3シリーズ」(下)のサイドビュー。寸法はモデル3が全長×全幅×全高=4720×1850×1441mm、3シリーズが同=4720×1825×1445mm。とほぼ一緒だが、グリーンハウスの前後長はモデル3のほうが長く、またフロントのカウルが低く抑えられている。
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5/24正面から見るとご覧のとおり。カウルが低くタンブルが立っているので、キャビンがやたらとデカく見えるのだ。
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6/242012年にテスラ初の自社開発・自社生産モデルとして登場した「モデルS」(写真は2016年モデル)。連綿と改良を受けながら、今日でも販売が続けられている。(写真:田村 弥)
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7/24最近デビューしたモデルに思われるが、「モデルY」(写真左)の発表は実は2019年のこと。「モデル3」(同右)に至っては2016年と、もう8年も前のことなのだ。
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8/24「モデルY」のリアクオータービュー。
清水「今から思うと、経年劣化しないデザインだったんだなぁと思うよ」
ほった「でも、初期型の『モデルS』なんかは、今から見るとちょっと古く感じますよね。同じテスラでも、時間に対する耐性は車種によると思います」 -
9/24清水「なにこれ?」
ほった「テスラが開発した人型ロボットの『オプティマス』君です。テスラの開発センターでは、人間じゃなくて彼らがペンやヘラを振るって、クルマをデザインしているのかもしれませんね」 -
10/24ほった「テスラのメディアサイトをあさっていたら、こんなものを見つけました。“現行顔”の『モデルS』のスケッチです。しかもデザイナーのサイン入り」
清水「いや! これだって僕らメディアをだますためのワナかもしれない。テスラはきっと、本当にAIがクルマをデザインしているんだよ!」 -
11/24テスラにとって最初の市販モデルとなった初代「ロードスター」。2006年に発表され、2008年に上市された。「ロータス・エリーゼ」の車台にテスラの電動パワートレインを搭載した2座のオープンカーで、まだホルツハウゼン氏はデザインに関わっていない。
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12/24同じ全長5m超級のSUV「テスラ・モデルS」(上)と「メルセデス・ベンツEQS SUV」(下)。同じEVの大型SUVでも、テスラとメルセデスでは造作の凝り具合がいささか違う。
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13/24「テスラ・モデルX」のリアクオータービュー。
渕野「シンプルなボディーにでっかいキャビンというのがテスラの特徴なんですよ」
ほった「車格感が全然ないんで、正直、私はピンときませんがね。だって、コレがランクル級の大型SUVだって言われても、ねぇ?」
清水「ほった君はメルセデス・ベンツのデザインの回でも、同じようなことを言っていたよね。ブレないねぇ」 -
14/24ほった「『モデルY』(写真下)って、『モデル3』(写真上)の頭をギューっと引っ張って、タテに伸ばしたような形をしてますよね」
清水「てか、テスラって細かいところのモチーフもほとんど一緒だよね。ヘッドランプが車種によって違ったりするけど」 -
15/24その強烈なデザインにより、多方面で物議を醸している「サイバートラック」。
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16/24カクカクした外観同様、インストゥルメントパネルまわりもシンプルかつ直線基調のデザインである。
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17/24まったくの直線2本で構成されるルーフラインは、見ようによっては頂点が上からつままれているようにも見える。他のメーカーであれば、そうは見えないよう微妙にラインを調整しながらデザインするのだが……。
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18/24角度によっては、前後でフェンダーの高さが違うように見えることも。これはショルダーラインが斜めに走っており(後ろにいくほど上へあがる)、前と後ろでフェンダーとラインとの距離が違うためだ。
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19/24テキサスのギガファクトリーオープン記念イベント(2022年4月)より。「サイバートラック」の市販モデルがお披露目される様子。
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20/24テスラの現行ラインナップ。こうして見ると、本当に「サイバートラック」だけデザインの方向性がまったく違う。
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21/242019年の発表会で「サイバートラック」に鉄球を投げつけ、ガラスを割ってしまったホルツハウゼン氏(車両の強じんさをアピールするデモンストレーションで、本当は割れない予定だった)。2023年12月の納車イベントではそれを意識してか、日和(ひよ)って野球ボールを投げつけるパフォーマンスを披露。会場の笑いを誘った。
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22/24
X(旧ツイッター)のオーナーであり、テスラやスペースXなどのCEOを務めるイーロン・マスク氏。2025年1月からの第2次トランプ政権では、政府効率化省の議長も務める予定だ。
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23/24ほった「テスラのメディアサイトをあさってたら(本日2度目)、こんな写真が出てきましたよ。既存のピックアップトラックよろしく、『お仕事でも使えます』ってことなんでしょうが……」
清水「いや、違和感ありすぎるわ!!」 -
24/24渕野「いやコレ、本当にどうやってデザインしたんだろう?」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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