エッセイ
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2006.11.13 エッセイ 桃田 健史
第6回:アフターマーケットでの成功を狙って〜米ビッグ3のビジネス舞台裏〜(前編)(桃田健史)
■プレスなのに取材拒否?「今すぐ、ここから出て行って下さい!」。強面のセキュリティにすごまれた。ここは、米ネバダ州ラスベガス。毎年11月の恒例イベント、世界最大級の自動車アフターマーケット見本市であるSEMA(Specialty Equipment Market Association)ショーの取材に来た。問題が発生したのは開催2日目の昼、ラグジィ系大手ホイールメーカーのブースでのことだ。雑誌掲載用に…
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2006.11.11 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第13章「エントリーカーから背高セダン、大型車まで---そそられる日本未導入車あります」(大矢アキオ)
■イタリア車はワインと同じ日本のワインショップを訪ねて驚くのは、イタリア人でもなかなか味わうことのできない高級ワインが売られていることだ。それもイタリア半島津々浦々の名品がズラリと並んでいる。地ワイン以外あまり飲まないイタリアでは、考えられないことである。いっぽうで、日頃わが家の食卓に上がるような「安くても味はそこそこ」のワインは、絶対お目にかかれない。日本…
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2006.11.10 エッセイ 田沼 哲
第51回:「これっきりモデル」in カローラ・ヒストリー〜その2「狼の皮を被った羊(後編)」〜
トヨタ・カローラ・レビンJ1600/スプリンター・トレノJ1600(1973-74)■違いはエンブレムのみ1972年3月のレビン/トレノのデビューから半年に満たない同年8月、それらを含めたカローラ/スプリンターシリーズはマイナーチェンジを受けた。さらに翌73年4月にも小規模な変更が施されたが、この際にそれまで同シリーズには存在しなかった、最高出力105ps/6000rpm、最大トルク14.0kgm/4200r…
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2006.11.8 エッセイ 小沢 コージ
第288回:アロンソくん優勝おめでとう!!
時は金なり! 今だから話せるルノーF1強さの秘密(小沢コージ)■ルノーF1ファクトリーでいやはやフェルナンド・アロンソ君、遅ればせながら2年連続F1シリーズタイトルおめでとう。実はオレ、貴方を応援してたんだよね。皇帝シューマッハーじゃなくて。勝って引退って確かにカッコいいけど、ちょっとカッコ良すぎるじゃない。負けて引退の方が人としてスジ通ってるし、オレとしては納得できる。だから日本GPでシューマッハー&フェラーリがブローした…
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2006.11.6 エッセイ 田沼 哲
第50回:「これっきりモデル」in カローラ・ヒストリー〜その1「狼の皮を被った羊(前編)」〜
誕生40周年を迎えた2006年10月に、10代目に進化したトヨタ・カローラ。それを記念した特別編として、今回は往年のカローラおよびその兄弟車だったスプリンター・シリーズに存在した「これっきりモデル」について紹介しよう。かなりマニアックな、「重箱の隅」的な話題と思われるので、読まれる際は覚悟のほどを……。トヨタ・カローラ・レビンJ1600/スプリンター・トレノJ1600(1973-74…
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2006.11.3 エッセイ 小沢 コージ
第287回:新型ダイハツ・ムーヴ試乗
こりゃスズキ会長怒りまっせ〜!?(小沢コージ)■もはや軽のレベルを超えてる全く困ったもんだよ新型ダイハツ・ムーヴ。だってデキ良すぎるんだもん。見たとたん、こりゃ業界のカリスマ、スズキの鈴木修会長が怒るぞぉとか思ってしまいました。「もっと業界全体のバランス考えろ〜」って。どっかの消費者金融のCMじゃないけどさ。というのもね。鈴木会長があまりにバカ売れで勢いありすぎの軽のイメージを抑えようと、生産を白ナンバー…
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2006.11.2 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第12章「大予言!フィアットはベネトン化する」(大矢アキオ)
■出たーッ!ストップ高まずはフィアットの近況からお伝えしよう。ミラノ証券取引所では10月20日、フィアットの株価がついに14ユーロを超えて、ストップ高となった。一部ではさらに数ユーロ値上がりするのではないか?との憶測も流れている。凡庸な表現ではあるが、今フィアット株はバブル、である。別の機会に詳しく触れるが、ここ数年周辺ビジネスをひたすら捨てて自動車ビジネスに特化…
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2006.10.26 エッセイ 小沢 コージ
第286回:VWイオス淡路島試乗
これはツウなオレ流オープンカーだ!(小沢コージ)■206CC、307CC、メガーヌGCに続く第4弾乗ってきました。VWの新しいオープンカー、EOS! 例のキヤノンのカメラと全く同じ名前なわけだけど、聞けば問題はほとんどなかったよう。モノがカメラとクルマで全然違ってたってのもあるけど、ポイントはクルマのEOSが高級品だってことみたいね。もしやこれが軽自動車だったらハナシは違ってたかもしれない。えー、で、簡単に言っちゃうとクルマ…
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2006.10.24 エッセイ 小沢 コージ
第285回:新型アウディTTの苦悩
これは進化なのか堕落なのか……(小沢コージ)■昔の方がデザイン的にトンがっていたクルマ、それは非常に難しいプロダクトだと思う。なぜかと言うと「売れればいい」わけじゃないからだ。その代表がトヨタ車だよね。特に昔のマークIIとかクラウン。俺がいた自動車雑誌でもよく書いてたけど、売れるのはいいけど「センスがない」とか「文化じゃない」とか、一番ひどいのは「志がない」とかね。“志”ってなんですか? って感じだよね…
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2006.10.21 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第11章「初代イプシロンのデザイナー、ランチア成功のヒントを伝授!」(大矢アキオ)
■ブランドとして陰が薄いランチアところで、昨2005年のイタリア国内登録シェアで、ランチアは4.45%だった。アルファ・ロメオ(2.77%)に対して、一昨年よりもさらに差をつけたかたちである。2008年には新デルタで積極的な巻き返しに出る。だがいまだフィアット・グループのなかでは、ブランドとして陰が薄い。前回紹介した元ランチア・スタイリングセンター所長で、初代イプシロンのデ…
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2006.10.18 エッセイ 小沢 コージ
第284回:ますます“雑貨化”するクルマたち
ライバルはMUJI?の三菱eKワゴン(小沢コージ)■スライドドアの最大の問題うーん、つくづく痛感しました。ますます“雑貨化”するクルマたちの現状を。これはほとんど止めようがないですね。なんせeKワゴン開発陣に聞いたところ、「雑貨チェーンの『MUJI』は意識しましたね。イメージ的に合ってるし」とか言うんだからさ。別にいいんだけど。ってなわけで行ってきたんですよ、三菱eKワゴン試乗会。都内某所で行われたんだけど、ハッキ…
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2006.10.14 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第10章「初代イプシロンのデザイナーが語る 『ランチアは、イタリアのシトロエンだ!』」(大矢アキオ)
■あのイプシロンのスタイリストイタリア車ファンの方ならエンリコ・フミアをご存知だろう。あのランチア初代イプシロン(1995年)を手がけたスタイリストである。彼は1948年トリノ生まれ。66年、18歳のときカロッツェリア・ベルトーネ主催の新人コンクールで、5300人の応募者のなかから選ばれて優勝する。76年にはイタリアにおける自動車マンのエリートコースであるトリノ工科大学を卒業…
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2006.10.13 エッセイ 小沢 コージ
第283回:コージの勝手に予言!
今後、タクシードライバー暴動が起こる!?(小沢コージ)■タクシー会社は“利権の塊”最近のオレの趣味はタクシードライバーとの会話だったりする。これが勉強になるのよ。景気の話とか、流行ってるオヤジセダンの話とかさ。先日もついつい話し込んでしまった。というのもこのオッサン、どうやら中小企業の元社長らしいのだ。それが事業に失敗して、今の状況に陥ってるよう。だけど全然めげてなくてやる気マンマンだから、コメントがいちいちピ…
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2006.10.11 エッセイ 桃田 健史
第5回:新型「フォード・マスタング」にみる、アメリカンスポーツカーの可能性(桃田健史)
■SUVは売れなくても、スポーツカーは売れるアメリカで予想外に「マスタング」が売れている。2006年8月のアメリカ国内月販台数は1万7993台にも達したという。財政的に窮地に追い込まれているフォード。生命線であるフルサイズピックアップトラック「F150」の売り上げ下降が今夏から顕著になった。CEOの交代、GMや日産との提携交渉の報道、傘下のアストンマーティンやジャガー身売りの噂な…
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2006.10.10 エッセイ 小沢 コージ
第282回:恥ずかしながら、もてぎモトGP初観戦!
これは一種のプチ海外旅行かも?(小沢コージ)■毎周ごとの抜きつ抜かれつ(が見たかった……)えー、恥ずかしながら先日ツインリンクもてぎに初モトGP観戦に行ってまいりました。実はF1よりバイクレースのが好きだし、昔から行きたい行きたいとは思ってたんだけどね。貴重な日曜日なんでついTV観戦で済ませてばかりで……のはは!でも、我らが天才ライダー、バレンティーノ・ロッシ様も遂に大詰め。奇跡のモトGPシリーズ6連覇を目前…
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2006.10.7 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第9章「世界の中心で500をさけぶ?〜新チンクエチェントのユニークな企画〜」(大矢アキオ)
■フェラーリ株買収、シェア拡大、イケイケは続くフィアットは、ここ1週間も良いニュース続きだった。まず9月29日、従来イタリアの銀行「メディオバンカ」などが保有していたフェラーリ株を買い取った。買取額は8億9200万ユーロ(約1338億円)で、これによってフェラーリにおけるフィアットの出資比率は85%に達した。両社の関係は開発面でもより緊密になるのでは、と予想されている。9月…
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2006.10.4 エッセイ 小沢 コージ
第281回:スクープ! ミツオカ会長が激白
オロチはニッポン自動車界の集大成だった!!(小沢コージ)■富山の片田舎から、フェラーリ、ポルシェに真っ向勝負いやはや、ついにっていうかホントに出ちゃいましたよ。ミツオカ・オロチ(大蛇)! ご存知、日本で10番目にできた日本一小さな自動車メーカー、ミツオカ初のスーパーカーで、2001年の東京モーターショーに参考出品された、まさにヘビみたいなおどろおどろしいカッコの2ドアミドシップカーなんだけど、聞けばエンジンなど主要部品…
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2006.9.30 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第8章「秋は繁殖シーズン!? パリに集まるいろいろなパンダたち」(大矢アキオ)
■3つの燃料が使える「パンダ・ムルティエコ」9月30日から一般公開されるパリサロン。フィアット・グループのスターは、間違いなくアルファ・ロメオ8Cコンペティツィオーネ生産型であろう。いっぽうフィアット・ブランドそのものは、パンダのバリエーションで来場者の関心をひく作戦だ。まずはコンセプトカー「ムルティエコ」である。厚化粧したパンダにあらず。このクルマのミソは中身に…
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2006.9.23 エッセイ 大矢 アキオ
フィアット復活物語 第7章「有名人目白押し、これが最新イタリア版テレビCMだ!」(大矢アキオ)
■ハリソン・フォードと盆栽イタリアでフィアットの株価は、年初来最高値の更新を続けている。知り合いの関係者は、持っているフィアット株をいつ売却するかタイミングをうかがいながらも、「もうちょい」という欲が出るらしく、なかなか売れずに困っている。そんな好調に支えられて、テレビコマーシャルも今年に入って気合が入ってきた。今回は、そのお話である。そもそも経営危機に陥る…
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2006.9.19 エッセイ 小沢 コージ
第280回:新型トヨタ・アベンシス試乗
乗ってビックリの“二重人格性”(小沢コージ)■ドイツ流に仕上げても結局昔のコロナ?いや驚いちゃったよ、新型トヨタ・アベンシス。マイナーチェンジされたってんで、ちょいとワゴンを借りて乗ってみたんだけど、最初はあんまり感心しなかったのね。確かにマイナー前より、味がしっかりしていて、ヨーロッパ向けらしいダンピングの効いた走りを十二分に楽しめる。ドアの重さ、立て付けなども含め、全体の剛性感も増しているようだ。…
