-
1/256代目となる新型「スバル・フォレスター」。このクルマから、スバルのデザインが変わるかもしれない。
-
2/25新型「フォレスター」のフロントマスク。六角形のグリルとヘッドランプをつなげ、ひとくくりとしたデザインとなっている。
-
3/252019年1月に発表された6代目「フォード・エクスプローラー」。ちなみに同車は、2024年1月にマイナーチェンジを受けており、顔まわりの意匠が変更された。そんなわけで、最新のエクスプローラーは、写真の前期型ほど「フォレスター」に似たクルマではなくなった。
-
4/25多角形グリルの縁にヘッドランプをくっつけ、グリルとランプをひとくくりとするのは、実はフロントマスクのデザインの常とう手段なのだ。写真はホンダの11代目「アコード」。
-
5/25現行型(上)と新型(下)の「フォレスター」。
渕野「新型のほうがやっぱりキャラクターがはっきりしていていいですね」
ほった「個人的には現行型も憎からず思っていますけどね。質実剛健な感じがして。あと、言い方は悪いですけど『ダサかっこいい』感じがして親近感が持てます」 -
スバル フォレスター の中古車webCG中古車検索
-
6/25現行型「フォレスター」(上)と新型フォレスター(下)の比較。皆さんは清水氏とwebCGほったの、どちらの意見に賛成ですか?
-
7/25現行型「フォレスター」の前期モデル。“コ”の字に控えるポジションランプと六角形のグリルを組み合わせたフロントまわりは、長らくスバルのトレードマークだった。
-
8/252021年8月の大幅改良後の「フォレスター」。ヘッドランプに大きな切り欠きができ、グリルとランプの間に太いボディー色の箇所が挟まるようになった。
-
9/25清水氏がちょっと苦手な、「クロストレック」のヘッドランプ。
清水「なんだかクドくない?」
ほった「そうですか? 黒目が3つも4つもあるような、高級車のヘッドランプのほうがよっぽどキモいですけど」 -
10/252022年9月に発表されたコンパクトクロスオーバーの「クロストレック」。ゴツゴツとしたフロントグリルに、切れ長のヘッドランプ、ヒゲを思わせるバンパーコーナーの樹脂装飾などにより、かなり個性的な顔立ちとなっている。
-
11/25「クロストレック」に限らず、フロントに水平対向エンジンを縦置きで搭載するスバル車は、オーバーハングが長くなりがち。イカツいクラッディングや樹脂装飾は、それを緩和する役割を果たしているのだ。
-
12/25オーバーハングが長いクルマで装飾類を排すると、ご覧のとおり、よりハナの長さが強調されるようになる。写真は「ホンダ・アコード」。
-
13/25渕野「『クルマはいいんだけど、ちょっと樹脂装飾がなぁ……』という人は、黒いボディーカラーを選びましょう。自分もそうしました(笑)」
-
14/25スポーツワゴンの「レヴォーグ」。ご覧のとおり、エッジをバキバキに立てて、ソリッドなイメージに仕立てられている。
-
15/252017年の「第45回 東京モーターショー」より、「ヴィジヴ パフォーマンス コンセプト」。ヴィジヴシリーズは2013年発表の「ヴィジヴ コンセプト」に端を発する一連のコンセプトモデルだ。
-
16/252018年のジュネーブショーで発表された「ヴィジヴ ツアラー コンセプト」(上)と、2020年に登場した2代目「レヴォーグ」。(webCGほったの記憶が正しければ)「ヴィジヴ」シリーズは7台が製作され、各車のデザインは市販モデルに色濃く反映された。
-
17/25新型「フォレスター」を見ても、ボンネットやフェンダー、ベルトラインなど要所にプレスラインが走っているが、既存のモデルほどパッキパキの印象はない。このクルマから、スバルのカーデザインは微妙に変わるのかもしれない。
-
18/252023年のジャパンモビリティショーで発表された「スポーツモビリティー コンセプト」。「電動化時代にあっても意のままに運転し、いつでもどこへでも自由に走っていける愉しみ」を表現したというモデルだ。
-
19/25ドライバーを中心に、4輪を意のままに操るイメージを基本とし、低いドライバーズシートからでも広い視界と見切りのよさが確保されているという。
-
20/25渕野「……皆さんは、どう思いました?」
清水「これはいかんですよ!」
ほった「編集部サクライ“は”絶賛してましたよ。でもスバルは、このデザインを実車に反映する気なんですかね? そうじゃなかったら、なんの目的でこれをつくったんだろう?」 -
21/25ジャパンモビリティショーで発表された、「エアモビリティー コンセプト」(写真左奥)と「スポーツモビリティー コンセプト」(同右手前)。
-
22/25webCGほったが、近年のスバル車で最もデザインがすばらしいと思っているのは、ベタだが4代目「レガシィ ツーリングワゴン/B4」である。
-
23/251989年にすい星のごとく現れた、初代「レガシィ」(写真は「ツーリングワゴン」)。
渕野「それまで『レオーネ』とかをつくっていたメーカーから、どうしていきなりこんなクルマが登場したのか。いまだにわからないんですよね」
清水「当時の内情を知る人に、ぜひ話を聞きたいもんだね」 -
24/25先述のとおり、鼻先に水平対向エンジンを縦置きする都合上、どうしてもフロントオーバーハングが長くなってしまうスバル車。厳しい要件のなかで、スバルのデザイナーは試行錯誤しているのだ。
-
25/25清水「トレンドに流されず、スバルらしさを忘れず……」
ほった「それでいてカッコいいクルマに期待したいですね、スバルには」
渕野「ハードルが高すぎですって(笑)」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
スバル フォレスター の中古車webCG中古車検索
カーデザイン曼荼羅の新着記事
-
第115回:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン!(後編) ―デザインもサイズも規格外! 魅惑のアメリカ車はなぜ“主役”になれないのか?― 2026.6.3 トヨタ&ホンダが発表した、米国生産車の日本導入計画。しかしアメリカには、規格外に面白いクルマがまだたくさんあるのだ! カーデザインの識者とともに魅惑の日本“未”導入車を探すとともに、魅力的なアメリカ車が、それでも主役になれない理由を考えた。
-
第114回:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン!(前編) ―「トヨタ・タンドラ」の導入に対する元カーデザイナーの本音― 2026.5.27 「トヨタ・タンドラ」が日本にやってくる!? トランプ大統領のゴリ押しと、トヨタ&ホンダによるアメリカ生産車の日本導入決定により、今にわかに注目を集めている“アメリカのクルマ”。かの地で育まれた特殊な造形美を、カーデザインの識者はどう見ているのか?
-
第113回:ホンダデザインにささぐ鎮魂歌(後編) ―「Honda 0」と「アフィーラ」の断捨離で見えてくる未来― 2026.5.20 「Honda 0」の計画縮小と「アフィーラ」の開発中止で、すっかりネガティブな印象がついてしまったホンダデザイン。彼らの未来に再生の曙光はあるのか? というか、そもそもホンダ車のデザインって本当に迷走しているの? カーデザインの専門家と考えた。
-
第112回:ホンダデザインにささぐ鎮魂歌(前編) ―野心的な「Honda 0シリーズ」に覚えた違和感の正体― 2026.5.13 ついに開発中止が発表された「Honda 0サルーン/SUV」と「アフィーラ」。しかし、これらのカーデザインについては、かねて疑問が投げかけられていた。ホンダが社運をかけて挑んだ野心作に、私たちが違和感を覚えた理由とは? 有識者と考えた。
-
第111回:新型BMW i3(後編) ―BMWの挑戦が浮き彫りにした、BEVセダンのデザイン的課題― 2026.5.6 BMWが発表した新型「i3」は、スポーツセダンの世界的ベンチマーク「3シリーズ」の電気自動車(BEV)版ともいうべきモデルだ。彼らが思い描く、BEV時代のセダンの在り方とは? そこから浮かび上がる、未来のセダンの課題とは? カーデザインの識者と考えた。
新着記事
-
NEW
自動車メーカーにとってBEV開発は「経営のお荷物」なのか?
2026.6.17デイリーコラム自動車メーカーによるBEV計画見直しの発表が相次いでいる。事業環境が大きく変わっているのは確かだが、メーカーにとってBEVは「できることなら手がけたくない」「隙あらばやめたい」商品なのだろうか。国内メーカーの動向から考えた。 -
NEW
第116回:激論! BEVスーパースポーツ(前編) ―株価を暴落させた「フェラーリ・ルーチェ」のカーデザイン―
2026.6.17カーデザイン曼荼羅フェラーリが、メルセデスAMGが、立て続けに電気自動車のスーパースポーツを発表! 特に注目を集めた……というか物議を醸したのが「フェラーリ・ルーチェ」だ。株価の急落まで引き起こしたいわくつきの造形を、カーデザインの識者と考察する。 -
NEW
トヨタRAV4 Z(4WD/CVT)【試乗記】
2026.6.17試乗記「RAV4」は世界で年間100万台以上が販売されるトヨタ屈指の売れ筋モデルゆえに、最新の技術や装備がこれでもかと詰め込まれている。販売拡大が見込まれるプラグインハイブリッド車にそれが顕著だ。「Z」グレードの仕上がりをリポートする。 -
NEW
ベスパGTSスーパー300(CVT)
2026.6.17JAIA輸入二輪車試乗会2026今年で誕生80周年を迎えたベスパ。その上級モデルである「GTSスーパー300」に試乗した。デザインこそ伝統を受け継いでいるように見える一台だが、走りのほうはどうなのか? イタリアンスクーターの名門ならではの、アダルトな魅力をリポートする。 -
NEW
名門の栄光と苦悩 「ヘリティッジ・ハブ・イタリー ASIベルトーネ・コレクション」より
2026.6.16画像・写真自動車史を飾るベルトーネの作品が一堂に集結。伊トリノの自動車博物館「ヘリティッジ・ハブ・イタリー」に開設された「ベルトーネ・コレクション」を、大矢アキオが写真で紹介。そこからは、華やかなだけではないカロッツェリアの苦闘がしのばれるのだった。 -
開発車両の公道テストに“目立つカムフラージュ”をなぜ使う?
2026.6.16あの多田哲哉のクルマQ&Aごくたまに公道で、派手なカムフラージュ柄で擬装している開発車両に出会うことがある。かえって目立つようなカラーリングが採用されているのはなぜなのか? 元トヨタのチーフエンジニア、多田哲哉さんに聞いた。





























