大矢 アキオ の記事一覧(1088件)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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2021.8.5 エッセイ 大矢 アキオ
第717回:食品売り場で見つけたオイル缶 中身を知りたきゃ飲んでみろ!?
イタリアの高級食料品店でオイル缶とおぼしき容器を見つけた大矢アキオ。「ENGINE」とプリントされているあたり、中身はやはり自動車用オイルなのだろうか。日本上陸も間近というこの商品の正体は果たして……!?
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2021.7.29 エッセイ 大矢 アキオ
第716回:盗難車の回収率90%超! イタリア発の車両管理用スペシャルデバイスに注目
電気自動車のイベントでバッテリー残量などをリモートで把握できる車両管理用デバイスを知った大矢アキオ。深く調べてみるとこのデバイスは、車両の状態を細かくマネジメントできるだけでなく、自動車の盗難も防ぐ優れたアイテムだった。果たしてその仕組みとは?
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2021.7.22 エッセイ 大矢 アキオ
第715回:名門ピニンファリーナが提案する100%バーチャルコンセプトカーが暗示する未来
イタリアの名門カロッツェリア、ピニンファリーナが新しいコンセプトカー「テオレマ」を発表した。バーチャルの世界を走る100%バーチャルカーである。こうしたやり方が増えると自動車の世界はどうなっていくのだろうか。大矢アキオが考えた。
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2021.7.15 エッセイ 大矢 アキオ
第714回:観光客にはハードル高し? イタリアでシェア自転車は使い物になるか
これまで北京やパリなどでシェア自転車を利用してきた大矢アキオは、このサービスに一家言を持つ男だ。自身が暮らすイタリアでの使い勝手は果たしてどうか? というのが今回の話題である。最新の電動アシストタイプを試してみたところ……?
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2021.7.8 エッセイ 大矢 アキオ
第713回:ミニカーにパズルに「レゴブロック」まで イタリアの自動車玩具事情をリポート
自動車修理の待ち時間に、工場近くにあった玩具店をのぞいてみた大矢アキオ。イタリアでも少子化が進みつつあり、こうした店を訪れるのは久しぶりだ。最近のイタリアの子どもたちは、一体どんなおもちゃで遊んでいるのだろうか。
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2021.7.1 エッセイ 大矢 アキオ
第712回:お値段以上のありがたみ イタリアにある家族経営の並行輸入車店に密着
イタリア・シエナの街に家族で経営する並行輸入車店がある。ドイツ車を中心に手がけるこの店に価格的な魅力があるのは確かだが、地元の顧客から熱い支持を受けるのは、どうやらそれだけが理由ではないようだ。大矢アキオが話を聞いてみた。
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2021.6.24 エッセイ 大矢 アキオ
第711回:【Movie】「ミッレミリア2021」をリポート 会長もハンドル握ってやってきた!
イタリア北部のブレシアを発着点とするヒストリックカーラリー「ミッレミリア2021」を大矢アキオが動画でリポート。夕刻になってやってきた「アルファ・ロメオ1900スーパースプリント」に乗っていたセレブリティーとは果たして……!?
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2021.6.17 エッセイ 大矢 アキオ
第710回:問題がないほうが問題だ!? イタリアの街を走る古い韓国車に大矢アキオが注目
今では一定のポジションを築いている韓国ブランド車だが、イタリアの街にはその“前夜”、いわゆるボロかった時代のモデルがまだ数多く走っている。しかもそうしたクルマは大きな問題を抱えていると大矢アキオは断言する。果たしてその内容とは!?
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2021.6.10 エッセイ 大矢 アキオ
第709回:【Movie】大矢アキオが没後120年を迎えたG.ヴェルディの生家へ そこはコンビニ兼ホテル兼郵便局だった!
オペラ『椿姫』『ナブッコ』などで知られる作曲家のジュゼッペ・ヴェルディが没後120年を迎えた。彼の実家は今で言う宿泊施設を兼ねたコンビニであり、さらには郵便局も兼ねていたのだった。現在も残る生家を大矢アキオが訪ねてみた。
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2021.6.3 エッセイ 大矢 アキオ
第708回:【Movie】好調プジョーの販売最前線を直撃 吠えるライオンの次なる獲物とは!?
販売好調が伝えられているプジョーだが、もちろん大矢アキオの住んでいるイタリアも例外ではない。特にここ1年ほどは、街で見かけるプジョー車の割合が増えたと感じられるのだ。躍進の秘密を販売の最前線に立つ人物に聞いてみた。
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2021.5.27 エッセイ 大矢 アキオ
第707回:35年ぶりにやってきた「ジーロ・ディタリア」 でも目立っていたのは「トヨタRAV4」ばかり!?
大矢アキオの住むシエナにイタリア伝統の自転車レース「ジーロ・ディタリア」がやってきた! コースに組み込まれるのは1986年以来35年ぶりのことだ。沸き立つ街の人々の様子やスタート地点に漂う雰囲気、さらにトヨタとヤマハが提供するサポートカーの姿をリポートする。
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2021.5.20 エッセイ 大矢 アキオ
第706回:【Movie】先生は“無免許カー”でやってくる ある達観したイタリア人のクルマ選び
ヨーロッパには“無免許カー”と呼ばれるマイクロカーの規格がある。各種機能は制限されるものの、安価な維持費などを理由に支持されているが、大矢アキオの知人には、これを10年近く愛好している富裕層の人物がいるのだ。彼女の達観したカーライフを動画でリポートする。
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2021.5.13 エッセイ 大矢 アキオ
第705回:どうしてモーターショーがなくなったのか? イタリアのケースを大矢アキオが語る
東京モーターショー2021の中止が発表された。1954年の第1回以来、中止となるのは初めてのことだが、実は大矢アキオの暮らすイタリアでは2017年を最後に国際規模のモーターショーがなくなっているのが現状だ。なぜモーターショーは開催されなくなったのだろうか。
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2021.4.29 エッセイ 大矢 アキオ
第704回:高級車ってなんだろう? 大矢アキオにとってはアームレストのあるクルマだ!
高額車ではなく高級車の定義は難しいが、大矢アキオにとってはアームレストの付いているクルマこそが高級車である。その発端となった幼少期の思い出とともに、すでに50年近い付き合いとなっているアームレストの代替品を紹介する。
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2021.4.22 エッセイ 大矢 アキオ
第703回:絵画も音楽も自動車も 進化の原動力は“見せびらかし”だ!
クルマや芸術はこれまでどのように進化してきたのだろうか。少なくとも欧州においてその原動力は見せびらかすためであった、大矢アキオはそう考えている。自動車を所有しない時代、すなわち高度に共有化が進んだ社会でも、この力は働くのだろうか。
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2021.4.15 エッセイ 大矢 アキオ
第702回:シトロエンの「SM」や「CX」はどんな発想で生まれたのか? カーデザイナー、ロベール・オプロンをしのぶ
2021年3月29日にカーデザイナーのロベール・オプロン氏が亡くなった。シトロエンの「SM」や「CX」を手がけたことで知られているが、あのアバンギャルドなデザインはどういった発想から生まれたのか。氏と親交が深かった大矢アキオが回想する。
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2021.4.8 エッセイ 大矢 アキオ
第701回:私が社長です!? イタリア版アパ社長に大矢アキオがインタビュー
日本では「私が社長です。」で知られるアパホテル社長がおなじみだが、イタリアにも自ら広告に登場する名物経営者が存在する。シシリー・バイ・カーのトンマーゾ・ドラゴット会長もその一人だ。大矢アキオが直撃インタビューを敢行した。
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2021.4.1 エッセイ 大矢 アキオ
第700回:【Movie】世界最古!? 大矢アキオが古代ローマの“ブレーキ痕”を見に行く
イタリア中部トスカーナ州にあるロゼッレ考古学エリアには建造物などとともに古代ローマ時代の石畳の道路が残されている。そこには戦闘用馬車による轍(わだち)が残っているが、こんなにも深く刻まれているのはどうしてだろうか。大矢アキオが動画でリポートする。
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2021.3.25 エッセイ 大矢 アキオ
第699回:軽トラから「メルセデス・ベンツCクラス」まで 大矢アキオの「代車でGO!」
幼少期の「三菱ミニキャブトラック」をはじめ、自宅に迎える「代車」に並々ならぬ興味を抱き続けてきた大矢アキオ。それはイタリアに移住して二十数年を経た今でも変わっていない。イタリアの最新事情も含めた代車にまつわるアレコレをお届けする。
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2021.3.18 エッセイ 大矢 アキオ
第698回:さらばカセットテープの父 思い出すわが苦闘のカーオーディオ史
カセットテープの発明者とされる技術者のルー・オッテンス氏が2021年3月6日に亡くなった。1970年代の小学校時代からカセットテープに親しみ、社会人時代には苦しめられた経験もある大矢アキオ。当時を振り返るとともに未来のカーオーディオにも思いをはせた。