エッセイ
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2007.5.14 エッセイ 矢貫 隆
第93回:“奇跡の山”、高尾山に迫る危機
その5:圏央道と、涸れた滝(矢貫隆)奇跡的に自然が守られてきた高尾山に、トンネルを掘るという大事業が進行している。圏央道をそこに通すためだ。
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2007.5.13 エッセイ 金子 浩久
第10回:8月10日「列車から、再び道路へ」
外が明るくなり、雨が降っている。午前9時ごろに停車した途中駅で外に降りてみると、昨日出発したスコヴォロジノ駅では2両だったはずのコンテナが、いつの間にか10両以上連なっている。夜中に停車した駅で、連結されたのだ。<
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2007.5.12 エッセイ 金子 浩久
第9回:8月9日「カルディナをシベリア鉄道で運ぶ」
今日は、初めてのゆっくりとしたスタートで、朝9時に街の入り口にあるカフェで朝食。パンとボルシチとサラダと紅茶。 食後、郵便局に行って、自分のパソコンでインターネットに接続。ノートパソコンというものがまだあまり普及していないらしく、郵便局に設置してあるパソコンを使わないでインターネットというものにアクセスできることを初めて知った模様。
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2007.5.11 エッセイ 矢貫 隆
第92回:“奇跡の山”、高尾山に迫る危機
その4:小さな山に異なる植物分布(矢貫隆)高尾山には、稜線を挟んで温暖帯に生育する常緑の広葉樹林と、冷温帯に生育する落葉広葉樹林がひとつの小さな山に分布しているという珍しい事実がわかってくるのである。
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2007.5.10 エッセイ NAVI 編集部
nvh volume 3:ドロナワのツケ
……駐車場が足りない、そんなときは近くのコインパーキングや通称“ネギボウズ”パーキングメーターを利用せざるを得ない。ところが……
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2007.5.9 エッセイ 金子 浩久
第8回:8月8日「3人目のイーゴリ」
朝7時にホテルをチェックアウト。まずは、スコヴォロジノ駅へ。クルマを乗せられる西行きのシベリア鉄道についての情報が欲しい。 「それだったら、駅舎から少し離れた、引き込み線のランプに行け」と教えられる。ロシアの人は、僕ら客と金銭をやり取りする店員やウエイトレス、フロント係などは無愛想でつっけんどんなヒトが多いのに、利害が伴わない人には不思議と親切だ。逆の方が自…
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2007.5.7 エッセイ 矢貫 隆
第91回:“奇跡の山”、高尾山に迫る危機
その3:気軽にハイキングが楽しめる(矢貫隆)新宿からクルマで1時間足らず。いくつかある高尾山のハイキングコースのうち、ちょっと上級向けコースを登り始めたが……。
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2007.5.6 エッセイ 金子 浩久
第7回:8月7日「ダート400km(その2)」
交通検問所の警官の指摘通り、アスファルト舗装路は終わり、ダートが始まった。 はじめは、ダートといってもローラーで踏み固められたばかりのフラットな路面だったが、しだいにギャップが増え、穴だらけになっていく。道幅は、片側2車線道路以上ある。フラットなダートならば、時速100km/hで楽々コーナリングできる楽しい道が、一転して、ハンドルを左右に切って、ギャップや穴を避けな…
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2007.5.5 エッセイ 金子 浩久
第6回:8月7日「ダート400km(その1)」
アムール河(黒竜江)を挟んで中国と数100mで接している「ブラゴヴェンチェンスク」を出発し、本日の目的地は「スコヴォロジノ」。国道「M58」や、その他の道を縫うようにして進む予定だ。
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2007.5.4 エッセイ 金子 浩久
第5回:8月5日「ウラジオストクを出発」
宿泊していた「プリモーリエ・ホテル」をチェックアウトし、通訳のイーゴリさんとカルディナを取りに行く。 「ここなら、門番がいるから絶対に安心だ」。 昨日、通関ブローカーのユーリに教えてもらった、プリモーリエから歩いて5分ほど丘の上の「ウラジオストク・ホテル」に停めておいたのだ。1時間15ルーブル(約60円)。
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2007.5.3 エッセイ 金子 浩久
第4回:8月4日「カルディナを通関する」
RUS号から下ろされ、保税倉庫に保管されているカルディナを通関させなければならない。これについては、あまり心配していなかった。東京から、旅行業者を介して“通関ブローカー”なる人物に、通関がスムーズに行えるように仕事として助力を依頼しておいたからだ。
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2007.5.2 エッセイ 小沢 コージ
第319回:突撃! 上海モーターショー2007
さあみんなで“笑っチャイナショー”!?いやー爆笑爆笑、大爆笑!! 不肖小沢、突如思い立って先日4月20日からの上海モーターショーに行ってきました。もうソコは笑いのルツボ。往復たった3万9000円のHIS激安ツアーで行ったんだけど、カンペキ元取れましたねぇ。
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2007.5.1 エッセイ 矢貫 隆
第90回:“奇跡の山”、高尾山に迫る危機
その2:1200年前から守られてきた森(矢貫隆)今から1200年前、行基が薬王院を開いて以来、高尾山は政治的、宗教的な理由から森そのものが守られてきた。
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2007.4.30 エッセイ 金子 浩久
第3回:8月3日「ロシアに上陸」
午前9時27分、RUS号はウラジオストク港に到着した。雨と霧で、遠くからは港の様子がうかがえなかったが、岸壁に近付くにつれてよく見えてくる。出迎えの人たちは、みんなジャケットを着ている。寒そうだ。トラック以外、停まっているクルマは全部日本車。ちょっと前の「マークII」「クレスタ」「ビスタ」「カローラ」「コロナ」そして「カルディナ」も見える。
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2007.4.29 エッセイ 金子 浩久
第2回:8月2日「RUS号にて」
予定時刻を2時間半も過ぎた午後9時半に伏木港を離れた「RUS(ルース)号」は、日本海を一路、ウラジオストク目指して航行を続ける。到着予定は、3日の午前9時30分。1日半の船の旅だが、船倉に預けられたわがカルディナに触れることはできない。こっそりと見に行っても、船倉には鍵が掛けられ、姿を眺めることはできなかった。
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2007.4.28 エッセイ 金子 浩久
第1回:7月31日「富山県伏木港」
1996年型「トヨタ・カルディナ」に乗って、ウラジオストクからロシアに上陸。ユーラシア大陸を横切って、ポルトガルはリスボンを目指す! 自動車ジャーナリスト金子浩久が、現地から報告します。
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2007.4.26 エッセイ 矢貫 隆
第89回:“奇跡の山”、高尾山に迫る危機
その1:日本の植物の3割が集まる山(矢貫隆)都心近郊にある高尾山。年間400万人がハイキングに訪れるレジャースポット、実は非常に珍しい「奇跡の山」だった。
