カーデザイン曼荼羅
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2024.10.23 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第44回:アストンマーティン・ヴァンキッシュ(後編) ―ここから始まる“野蛮なアストン”の復活劇―
V型12気筒エンジンを搭載した、新しいアストンマーティンの旗艦「ヴァンキッシュ」。アストンはどのような変遷を経てこのアグレッシブな造形に至ったのか? これからのアストンのデザインはどのように進化していくのか? 元カーデザイナーとともに考えた。
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2024.10.16 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第43回:アストンマーティン・ヴァンキッシュ(前編) ―堕落も野蛮も飲み込んで突き進む、ブリティッシュノーブルの極致―
英国の名門アストンマーティンが、新たな旗艦「ヴァンキッシュ」を発表。ディテールは間違いなく獰猛(どうもう)なのに、どこか優雅さも感じてしまうのはなぜか? 堕落、洗練、野蛮、品格と、あらゆるものを飲み込んで突き進む、ブリティッシュGTのデザインに迫る。
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2024.10.2 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第42回:トヨタデザイン今昔物語(後編) ―「もっといいクルマ……」が生んだデザインの多様性―
コワモテのSUVから上品な小型車まで、どんなクルマでもデザインしてしまう今日のトヨタ。その多様性が、今の彼らの強みとなっているのは間違いない。多方面で挑戦しまくるトヨタのカーデザインは、いかにして生まれたのか? 元カーデザイナーと考えた。
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2024.9.25 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第41回:トヨタデザイン今昔物語(前編) ―天下のTOYOTAはなぜあんなに凡庸だったのか?―
攻めたデザインのクルマを多数輩出し、識者の間でも一目置かれる存在となっている最近のトヨタ。昔は「凡庸!」「つまらない!」と散々に言われていた彼らのカーデザインは、いかにして革新したのか? 元カーデザイナーとともに、ここ30年の足跡を振り返ってみた。
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2024.9.18 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第40回:ポルシェって、そんなにカッコいいですか?(後編) ―「911」という偉大なイコンの光と影―
セダンもワゴンもSUVも、みんな「911」のカッコにしちゃえばいい!? 人気を博すポルシェの現行ラインナップを前に、モータージャーナリストとwebCG編集部員の意見が大激突! 元カーデザイナーの識者は、この論争にいかな結論を下すのか?
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2024.9.11 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第39回:ポルシェって、そんなにカッコいいですか?(前編) ―「911」に縛られたデザインに物申す―
出すモデルがことごとく好評を博し、わが世の春を謳歌(おうか)しているポルシェ。……しかし、彼らの擁するラインナップは、果たしてホントにカッコいいのか? 元カーデザイナーとモータージャーナリスト、そしてwebCG編集部員が、禁断の扉に手をかける!
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2024.9.4 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第38回:魂動デザインの未来を問う(後編) ―マツダを待つのは飛躍か、殉教か―
マツダの新時代を切り開く「CX-60/CX-80」。その造形に宿るのは、新しい挑戦か? 棄教をささやく悪魔の声か? マツダデザインの教典「魂動デザイン」の是非とその未来について、元カーデザイナーとモータージャーナリスト、webCG編集部員が激論を交わす。
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2024.8.28 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第37回:魂動デザインの未来を問う(前編) ―「マツダCX-80」にただよう危険な香り―
マツダがようやく……ホントにようやく新型クロスオーバー「CX-80」を発表! FRベースのプラットフォームを用いた新時代の旗手を、カーデザインのプロはどう見るか? 次世代商品群の第1陣が出そろったタイミングで、新時代のマツダデザインを語り尽くす。
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2024.8.21 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第36回:日産デザインの明日はどっちだ?(後編) ―もう一度、輝くアナタが見たい―
最近はあまり話題にならない日産のカーデザインだが、実は今でも、ホームラン級の傑作を出してはデザインチームの地力をうかがわせるという。では問題はどこにあるのか? 秘めたる能力を押さえつけている障害とは? 識者とともに日産デザインを考えた。
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2024.8.14 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第35回:日産デザインの明日はどっちだ?(前編) ―NISSANよ、かつてアナタは太陽だった―
トヨタ、ホンダに次ぐグローバルメーカーであり、同時にカルト的な人気も持ち合わせている日産。しかし、昨今のカーデザインのかいわいでは、ちょっと影が薄くないだろうか? 往年の「日産デザイン輝かしきころ」を振り返りつつ、その現状と行く末を考えた。
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2024.7.24 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第34回:ホンダ・アコード(後編) ―なんの変哲もないセダンに宿る“滅びの美学”―
潔いまでに“普通のセダン”であることを貫いた新型「ホンダ・アコード」。セダン不遇の時代に、このデザインはアリやナシや? セダンというジャンルのクルマは、これからどんな存在になっていくのか、元カーデザイナーの識者とともに考えてみた。
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2024.7.17 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第33回:ホンダ・アコード(前編) ―果断か暴挙か!? このご時世に“普通のセダン”を世に問う―
セダン不遇の日本に、超然と登場した新型「ホンダ・アコード」。しかもそのデザインは、ゴージャスでもなけりゃスポーティーでもない、まさかの“なんの変哲もない普通のセダン”だった! ホンダの奇策か? 自暴自棄か? 元カーデザイナーの識者と考える。
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2024.7.10 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第32回:フリード VS. シエンタ(後編) ―世界に誇る和製カーデザインの極致―
コンパクトミニバンの双璧をなす「ホンダ・フリード」と「トヨタ・シエンタ」。ニッポンが世界に誇るミニマル多機能マシンは、デザインの分野でも世界に誇れるものなのか? 元カーデザイナーの識者とともに、人気モデルの造形を掘り下げる。
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2024.7.3 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第31回:フリード VS. シエンタ(前編) ―独自路線を突っ走るホンダデザインの現在地―
ホンダから3代目となる新型「フリード」がついに登場! 永遠のライバル「トヨタ・シエンタ」との比較を通し、日本にジャストフィットなコンパクトミニバンのデザインを、ひいては日本メーカーの双璧、トヨタ&ホンダのカーデザインの地力をつまびらかにする!
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2024.6.26 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第30回:BMWよ、どこへ行く?(後編) ―巨大化するキドニーグリルの野望―
クルマ好きの間で大いに話題となっている、昨今のBMWデザイン。キドニーグリルの巨大化は正義か? 世界のファンは、このオラオラしたフロントマスクを受け入れているのか? 元カーデザイナーの識者とともに、変化を続けるBMWの今を考える。
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2024.6.19 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第29回:BMWよ、どこへ行く?(前編) ―輝かしいベンチマークの変節と、その理由―
長らくFRベースのクルマづくりにこだわってきたドイツ御三家の一角、BMW。その端正なプロポーションは、カーデザインのお手本とされることもあったというが……最近はどうも、様子が変。BMWが変節した理由を、この道20年の元カーデザイナーが探る。
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2024.6.12 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第28回:追悼マルチェロ・ガンディーニ(後編) ―カーデザインを変え、時代を変えた男―
「ランボルギーニ・カウンタック」を筆頭に、あまたの名車のデザインを手がけてきたマルチェロ・ガンディーニ。彼の作品はなぜに素晴らしく、また後世にどんな影響をもたらしたのか。カーデザイン歴20年の有識者と、この春に逝去した偉人の足跡を振り返る。
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2024.6.5 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第27回:追悼マルチェロ・ガンディーニ(前編) ―すべてのランボは「カウンタック」に帰結する―
「ランボルギーニ・ミウラ」や「カウンタック」をデザインした鬼才、マルチェロ・ガンディーニ氏が、2024年3月13日に亡くなった。氏の手になるクルマは、なぜこうも強烈に人の心を揺さぶるのか。元カーデザイナーの識者とともに、彼の偉業を振り返る。
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2024.5.29 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第26回:フェラーリ12チリンドリ(後編) ―30年間 お待たせしました―
「フェラーリ12チリンドリ」のデザインは、過去のモデルとどう違い、どこがスゴいのか? 「550マラネロ」以降のモデルを振り返り、大乗フェラーリ教開祖と元カーデザイナーが、新しい12気筒フェラーリをフェラーリたらしめている意匠の核心に迫る。
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2024.5.22 エッセイ 渕野 健太郎,清水 草一
第25回:フェラーリ12チリンドリ(前編) ―新しい跳ね馬に宿るデザイン的革新―
ついに登場したフェラーリの新たな12気筒モデル「12チリンドリ」。これまでとは大きく方向性が異なるニューモデルのデザインを、大乗フェラーリ教開祖とカーデザイン歴20年の識者が語る。そのカッコよさは、あの往年の名車を超えたのか!?